ありちゃんを応援する95期の素敵な先輩たち

こんにちは、くららです。
昨日のWOWOW「宝塚プルミエール」は、星組の「ディミトリ~曙光に散る、紫の花~」特集でした。

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「宝塚プルミエール」星組特集

今回は礼真琴さん、瀬央ゆりあさん、暁千星さんの3人が出演。
礼さんと瀬央さんは黒のシャツに、グレーのジャケット。
暁さんはグレーのシャツに黒のジャケット。

暁さんは、WOWOW初出演なので、3人で服装も相談して、男役らしいスタイルで決めてきたのでしょう。
「NOW ON STAGE」の時以上に、3人のテンションが高くて、何度も笑いころげる楽しいトークが繰り広げられていきました。

「宝塚プルミエール」は30分番組ですが、星組の舞台映像も「タカラヅカニュース」で放送されたものより、見どころ満載に詰め込まれていました。

いろいろと感動したところは沢山でしたが、今回私が最も感動したのは、ちょっと人とは違うかもしれませんが、次のシーンです。

一番印象に残ったのは風船割の罰ゲーム

礼さんの半端ない許容力と包容力

「ドクター・エウレカ」という3本の筒の中の2個ずつの玉を、指定どおりに入れ替えるゲームの時間を競って、一番遅かった敗者には手に持っている「風船」を、針で穴を指して割る罰ゲームが待っています。

この番組の出演者にとって恒例のゲームなので、礼さん瀬央さんは何度も経験済み。しかし初出演の暁さんにとっては初ゲーム

暁さんは、不慣れなのでゲーム途中に手が滑って、玉を落として転がせてしまうというハプニングもありました。

礼さんは「初めて見た、玉飛ばす人」と仰っていました。各組の出演者がこのゲームにチャレンジしていますが、玉を落として転がしてしまう人は初めてかも。

暁さんは音楽学校時代から、物を落としたりひっくり返しやすい所があると、寮で同室だった天華さん瑠風さんが証言されていたことがありました。せっかく早起きして作った朝ごはんを、さぁ食べようとしたら、そのままひっくり返してしまったとか。98期の首席さんでしたが、ドジなかわいい一面も昔からあったよう。

風船割の罰ゲームは暁さん

一番最初に瀬央さんが完成して、次に礼さん、暁さんも何とか完成しましたが、一番遅かったので、暁さんが風船割の罰ゲームをすることになりました。

3人の並び今回は3人の出演者が、一画面に収まらなければならないので、3人の距離が2人出演の時より近いです。

暁さんは風船を手にして、どちらの方向に向けようかと躊躇していたら、

礼さんは、手のひらの指を自分の方に向けて折りながら「こっちこっち」という仕草をしながら「いいよ」と。

暁さんは、礼さん側に風船を置いて割ることになりました。

暁さんはためらうことなく一瞬にして針を刺しました。

きれいに針が刺さって風船は割れて、破裂した風船は礼さんの近くに飛んでいき、最後は礼さんを越えて落ちていきました。

離れた所の瀬央さんが「ヒャッー」と声を出してリアクションして大喜びされていました。

どう考えても礼さんが一番怖かったはず。

でも全く怖がる表情をしないで、ずっと笑顔でいました。

拍手をしながら
いいよ、思い切りがいい!」

瀬央「よかった!」

「ためらいがなかったね」

「本当ですか。楽しいっすね」

瀬央「やられる側の方がどちらかというとヒャッーとなるよね」

「全部浴びた感じはあったわ」

礼さんはそう言いながら、暁さんの顔を見ていました。暁さんが全く気にせず、明るい表情だったので、ホッとした感じでした。

3人で拍手して終わりました。

トップスターとしての強い思い

礼さんが、暁さんが気後れしないように、とても配慮されていることを感じました。

今まで瀬央さんと二人だけの時は、キャアーキャアーと女子感丸出しで怖がっていたように記憶しています。

まず、暁さんのことを考えて、「いいよ」と優しく声をかけ、

自分が怖がった素振りを見せたら、暁さんが風船を割れないので、何ともないふりを装う。

自分の近くで風船が割れて多分怖かったはずなのに「いいよ」とまず声をかける。

そして暁さんに対して「いいよ」という声を掛けることが定着しているようにさえ感じました。

みんなの頂点にいるトップスターの気遣いをヒシヒシと感じた一コマでした。

暁さんに対して、一時が万事、このような気遣いをしながら
伸び伸びとやれるように努めていらっしゃるのだろうなと勝手に思いました。

風船が自分の近くで割れることは、とっても怖いことです
でも腹をくくれば、その一瞬を耐えることはできます。

宝塚の舞台では、もっともっと怖いと思うようなシーンなどに、果敢にチャレンジされていることでしょう。

トップスターという責任ある立場に立つと、風船が割れることに怖がってなんていられない。

前回の雪組の「宝塚プルミエール」に彩風咲奈さんと朝美絢さんが出演されて、朝美さんがとっても怖がって風船を割る中、彩風さんは、風船が爆音と共に割れても、ニコニコ笑顔で見ていて、全く動じていませんでした。

その時も、割れるとわかっている風船が割れるという小さなことに動じている場合ではない。大きな目標に立ち向かっているんだという、トップスターとしての覚悟のような強い思いを私は勝手に感じていました。

トップスターという立場は、腹をくくり、動じない強い精神で組をひっぱっているように勝手に想像しています。

怖いものをキャッーと怖がるのも自然なことです。礼さんも瀬央さんと二人だったら、今までと同じように怖がって楽しんでいたのではないかな?と思います。

だから、礼さんの側には、気をゆるせる瀬央さんと、トップスターという立場で接する暁さんという、2人のスターがいることがちょうど良いのだろうなと思っています。

95期の礼さんと瀬央さんが暁さんのことを本当にかわいがっていることはいつも感じていて、とても心が癒される思いがします。

もう一人、暁さんをとっても可愛がっている95期のスターさんがいらっしゃいます。

ありちゃん思いのもう一人のトップスター

「宝塚GRAPH12月号」の ZUCASINOコーナーは月組のトップスター月城かなとさんでした。

その中の「私の宝物を紹介コーナー」で、1枚の舞台姿でのスナップ写真が掲載されていました。

暁さんが真ん中でその両隣が月城さん鳳月さんで、その奥に風間さん『FULLSWING!』の「Shooting the Moon」の衣装とメイクでした。

本公演の『FULLSWING!』の冒頭「Shooting the Moon」を4人で歌ったことをきっかけに、「しゅーてぃん」というグループを結成して、暁さんが星組に組替後もグルーブ通話をしたりされているそうです。

月城さんは、学年や組が違っても仲良くできるメンバーに巡り合えたことがありがたく、普通の上下関係とは違う友情を感じていると書かれていました。

暁さんが写真の真ん中にいることからも、これは暁さんへの月城さんからの応援メッセージのように感じました。

暁さんの組替後に「宝塚プルミエール」で、月城さんたち残された3人が、「体育座りして、『ありちゃんいなくなって寂しいね』て三人で言ってるじゃない」と話されていたこともありました。

体育座りしてありちゃんを思う月組一人っ子1.2.3

月城さんは、暁さんの組替が発表された直後の、スカイステージの「トップスター・ロングインタビュー」でも、暁さんの組替について正直な心境を語っていらっしゃいました。

個人的な気持ちでは、本当は行ってほしくない、「月組にいて」と思うけれども、自分が組替えをして学んだこと等大きかったからこそ、絶対ありちゃんにとっては良いことなのだとわかっているから、組が離れていても縁は絶対切れないから、「組替えしてよかった」と本人が思えるようにしてあげたい。(要約です)

組替前のトップスターさんからも、組替後のトップスターさんや2番手の瀬央さんからも、とっても大切にされているありちゃんは本当に幸せだなと思います。

それだけ、ありちゃんが愛される人間性をもっていることもあるでしょう。

宝塚ほど、ライバルがひしめいている競争社会は無いですが、その中にいるスターさんたちは、ライバル関係よりも、愛のある繋がりをとても大切にされているように感じています。

そこが宝塚の魅力だとも思っています。
愛で繋がっている団体は他にはなかなかありません。

しかし応援するファンは、ライバル心が先に立ってしまう時も多々あるようです。
私は文才が無く表現が下手なので、私の書く文章は時にライバル心に火をつけてしまうようで、痛いお叱りを受けてしまいます。

そんな思いで書いていなくても、読んだ方がそのように感じられたなら、私の責任ですが、そんな思いで書いていないことだけはわかっていただけたら幸いです。

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