望海さんのメッセージとピンチはチャンス!
こんにちは、くららです。
現在、宝塚に関してピリピリ状態が続いています。

22日は宝塚歌劇団に労働基準監督署が立ち入り調査に入ったようです。

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ピンチはチャンス

遺族側に過労死問題のエキスパートの川人博弁護士がついて、記者会見で遺族側は「277時間」の時間外労働と訴えていたので、労働基準法に基づいて、歌劇団に立ち入り調査を行うことはわかっていたことです。

今回立ち入り調査が入ったことで、これから適切な指導が行われ、生徒さんたちの過重労働が是正されていくと思います。

まだ後から 後からいろいろと露呈してくるかもしれませんが、膿を出しきって再生するためのチャンスと捉えたら良いのではないかなと思っています。宝塚を悪者のように報道されることは辛いですが、その先を信じて。

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宝塚歌劇はドル箱

21日の朝日新聞には「歌劇団は、阪神タイガースと並ぶHDのエンタテインメント事業の中核を占め、年間300億円を超える営業収益を生み出す。」と書かれていました。

公演中止が続いているので興行収入は減るかもしれませんが、ライブ配信・ライブ中継、CD、DVD、その他物販など大きな利益を上げているのでしょう。今年の秋は新しくドルビーシネマとドルビーアトモス上映をはじめられたり、時代の進化と共に新規分野の開拓も積極的に進められています。

興行収入だけが頼りだった昔は「宝塚歌劇は阪急のドラ娘」と言われていましたが、今や「宝塚歌劇はドル箱」であることに間違いないと思います。

問題は宝塚の古い体質であって、舞台を披露してくれる生徒さんたちやスタッフの方々には、何も問題はありません。これからはその方々の労に報えるようになるのではないかな?と思っています。
ピンチはチャンスと受け止めていこうと思っています。

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生徒側の改革の人材は揃っている

11月14日の調査報告の記者会見から、劇団側のやり方に対しては、いろいろと思う所がありました。

その会見を受けて、雪組トップスターの彩風さんは、組子たちのために、組の代表として劇団幹部に抗議されたそう。責任感のある誠意ある行動力を頼もしいと思いました。

昨日3人のトップスターが16日の夜中に直談判という話は信ぴょう性が無いとXで見ました。そんな記事をブログに掲載して申し訳ありませんでした。でも柚香さんも礼さんも彩風さんと同じような思いだと憶測しています。

「ご遺族に誠意を示してほしい」という声も、雪組生の中から幹部に対してあったとか。その思いを生徒さんたち誰もが持っていると思います。そしてこれからどうであるべきであるかもわかっていらっしゃる。

劇団側には期待できなくても、トップスターさんたちをはじめ、生徒さんたちは問題意識をもって、愛する宝塚を変えていきたいと願っていらっしゃり、期待できるのでは?と思っています。

舞台の上で、観客と同じ時間を共有する中で、スターさんたちはファンの思いもきちんと理解していらっしゃると思っています。

内部から生徒さんたちが、愛する宝塚のために声をあげていかれることに期待しています。

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望海さんの宝塚愛

2日前は植田景子先生がインスタで「報道が真実を見えなくしている」と、メディア批判の投稿をされていたことに対して、賛否両論のコメントがSNSで渦巻いていて炎上状態でした。賛同された星条海斗さんに対しても。

私はこの世の中の過敏すぎる反応に驚きました。善意に解釈してはダメなのか?深読みしなければならないのか?

こうして宝塚周辺が神経質になっているので、OGさんたちは息をひそめていらっしゃる印象です。
そんな中で、望海さんが素晴らしいメッセージを発信してくださいました。

尊い望海風斗さんの言葉

望海さんは本日のインスタで、朝日小学生新聞、朝日中高生新聞の取材で子供記者さん達に会った時の思い出から、「夢」について綴られていて、終わりに次のような文章で締められていました。

この2ヶ月ほど、
心の中で
整理がつかない思いが行ったり来たりしています

何かを発信すれば、誰かを傷つける可能性もある
自分の言葉が思わぬ方向に曲がってしまうかもしれない
これが私の考えです。とはっきり断言出来る訳でもないですし、まだ迷路の中にいる状態です。

この人今一体何を感じているのだろうか…
そう思ってる人にお読みいただけたら

一人のまっすぐに夢見る少女の夢の道が閉ざされてしまったことへの悲しみと、苦しみと、遺族の方の思いを自分の心に刻み込み
でも今もなおまっすぐ夢を追いかける人たちの道が閉ざされないよう
どうか慎重に、真摯に、
向き合っていただけますように
と願う日々です。

私の気持ちは言葉にするとこのようなことですが、
どうか言葉が一人歩きしていきませんように

引用 望海風斗オフィシャルインスタ

最大限の配慮をされて

ものすごく配慮して、言葉を選んでいらして、望海さんのやさしいお心がとっても伝わってきます。

一番伝えたい文章の前に、「何かを発信すれば、誰かを傷つける可能性もある」迷路の中ですと前置きをされ、さらに「私の気持ちは言葉にするとこのようなことですが、どうか言葉が一人歩きしていきませんように」という言葉も最後に添えられています。

思いをSNSで発信するために、これだけ気をつかわなければならない世の中なのですね。特に宝塚に関しては。

最大限の配慮をしながら、勇気をもって発してくださいました。

メッセージの内容

お亡くなりになったAさんは、望海さんが2番手時代の雪組『Dramatic “S”!』で初舞台を踏まれました。
妹さんが雪組生で、お顔がそっくりなので、Aさんの初舞台の時に面識がおありだったのかなと思います。

まず、お亡くなりになったAさんとご遺族のお気持ちに寄り添って、悼むお気持ちも込められています。

そして「でも今もなおまっすぐ夢を追いかける人たちの道が閉ざされないよう」と現役生たちのことを思いやり。

「どうか慎重に、真摯に、向き合っていただけますようにと願う日々です。」と。

望海さんのこの文章が、宝塚を愛する人たちが抱いている思い全てを代弁してくれているように感じました。

この短い文章の中に全ての思いを込められていて、とても聡明で心が豊かな方だと思いました。

宝塚をこよなく愛している望海さん。本当にこのメッセージを書いてくださって、ありがとうございます。

他のOGの方々も、望海さんと同じ思いで、見守っていらっしゃると思います。

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望海さんの10年前の宝塚愛

望海さんと言うと「宝塚愛!」
今から9年前、宝塚歌劇100周年の年(2014年)、「Brilliant Dreams +NEXT望海風斗」全6回で、大の宝塚ファンの望海さんは、100周年の宝塚歌劇をリスペクトしながら、「宝塚愛」を語り続けられました。

この番組から、天海さんの大ファンだった望海さんから「天海さんもそんなことある?」という名流行語が生まれました。

「Brilliant Dreams +NEXT望海風斗」は2014年の4月に始まりました。宝塚100周年の催しが行われ、マスコミにも大きく取り上げられていた頃で、スカイステージの視聴者も増えたと思います。

この番組が終わる9月には望海さんは大人気となり、花組エリザベート』でルキーニを演じられ、その千秋楽後に雪組に組替されました。

 当時の100周年の思い出として私の中では、望海さんの「宝塚愛」が印象的でした。それまで認識していなかった数々のことが、この番組を通して、「宝塚愛」として脳裏に刻まれるようになりました。

入団前も、在団中も、退団後も熱い宝塚愛をもって、宝塚を応援してくださっている望海さん。

「宝塚愛」は、生徒もスタッフもOGもファンも共通点だと思います。「宝塚愛」が、みんなの原点!

同じ「宝塚愛」の原点でも、ファンの間でも分断しています。生徒さんの間でもその傾向があるとか?

「宝塚愛」の原点にもどって、みんながひとつになれたら良いなと思います。

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9月に初の単行本「望海風斗 第二幕」(日経BP)出版

望海さんの「日経エンタテインメント!」での連載が本になって出版されています。

退団から1年半ほどの変わっていく望海さんの様子が収められていて、「人生にとって大切な時期の話なので、何か少しでもみなさんのヒントにつながったらうれしいな」と望海さん。

演出家や共演者らとの対談も盛り沢山に収められているそうです。

時代劇専門チャンネルの「約束」で和物の女性役

来年2月放映予定で、撮影は終わったそうです。

女性の和物は初めてで、まさか私が!?という役だったそうです。
「挑戦でした。一歩、前に進んだぞという思いです」とのこと。

公式ページを見てみると、着物姿で立膝の望海さんの写真がありました。
確かに「まさか私が!?」という役ですね。

宝塚のことがニュースになると暗い気持ちになりますが、これは改革に繋がるチャンスと受けとめたら気持ちが楽になるかなと思います。

今回のことで、宝塚を離れたファンの方もいらっしゃるでしょう。
心が苦しい時は、宝塚を離れたら良いと思います。
私も50年近く、ずっ~と宝塚ファンだったわけではありません。
離れていた時期もあります。

いつでも戻ってこれるよう、宝塚はずっと続いて欲しいですね。

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