こんにちは、くららです。
本日雪組公演を観劇して来ました。
今日が雪組公演生観劇の「MY楽」です。
実は持病の身体の痛みが昨夜から辛くて、ギリギリまで「行こうか、行かまいか」悩みましたが、思い切って行って良かったです。
お隣の方が、いろんなところで涙腺崩壊の号泣モードだったので、私もつられて「涙モード」に。
(つられなくても、そうだったとも思います。)
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心が震える舞台
頭の硬い私には、「FFF」も4回目にしてスっと理解できました。
ショーの方でも、太田健氏の「シルクロード」が頭に残りやすくて、せっかくの菅野よう子氏作曲の楽曲が覚えにくかったのですが、馴染んできました。
あらためて、お芝居とショーをじっくり深く感動しながら「最高の2作品だな」と思いました。
なんで凝り固まった頭の私は、この感動をはやくに味わえなかったのだろうと後悔中です。
そして実に「退団仕様」に作られている公演です!
宝塚史上最高の歌うまトップコンビ
歌唱力に定評のあるお二人ですが、回を重ねるごとにぐんぐんと向上していっていることを感じました。
今週の月曜日から4日しか経っていませんが、さらに良くなっていたような。
二人の向上は天井知らずの、無限のよう。
望海さんの全身を通して歌い上げられる心地よい歌声。
真彩ちゃんの女神のような美しい歌声。
そして二人のハーモニーが最高にマッチしています。
ここに二人の関係性の良さと歌の技能があらわれていると思います。
心が震えるような感動を与え続けてくれる「歌うまトップコンビ」。
宝塚でこんな感動を味わえるコンビは初めてだと思います。
これから「だいきほ」を目指して、歌ウマコンビも誕生してくるでしょうが、高すぎるハードルでしょう。
そんな素晴らしい二人を、3年ほど堪能させていただいたこと、心から感謝です。
コメディでも最高のふたり
ルートヴィヒと「謎の女」とのやり取りは、益々拍車がかかって、笑いがドカンドカンと起っています。
ふたりの「絶妙な間」が最高に面白いです。
お二人が主演の「20世紀号に乗って」という、原田諒先生演出のブロードウェイミュージカルの「傑作コメディ」があったものの、映像に残らず記憶の中にしかありません。
贅沢を言うならもう一度「だいきほ」のコメディが観てみたかったです。
昨年、ニール・サイモンの喜劇作品を原田諒先生が潤色・演出で、女性版『おかしな二人』にして、主演:大地真央・花總まりさんで上演されて最高に面白かったです。
退団後に、「だいきほ」で、原田諒先生潤色・演出の「コメディ」が観れたら良いな、と勝手に妄想しています。
望海・真彩コンビに、宝塚では叶わなかった、未知の分野の開拓を期待したいです。
彩風咲奈さんの喉は大丈夫
2月2日の火曜日の公演では、彩風さんが喉を傷められて、声が辛そうという話を聞いていました。
雪組生全員で、毎回毎回渾身の舞台を務められていて、「次期トップスター」として特別活躍の場が与えられ、プレッシャーも大きいと思うので、お疲れが蓄積して声が枯れてしまうこともあると思いました。
しかし「水曜日の休演日」1日で、声は回復されたようです。流石です!安心しました。
今日も長く歌っていて、声が少しひっくりかえったり、少しだけ辛そうに思える部分もありましたが、ほぼ通常モードでした。
トップコンビをはじめ、彩凪翔さん、煌羽レオさんら退団者が多い中、一番脚光の場を多く与えられているのは、次期トップの彩風咲奈さん、と彩風・朝月コンビのデュエットダンスです。
現在の「雪組の大人気」を次に繋げていきたい、という思いがとても伝わってきます。
望海さんと真彩ちゃんが、飛びぬけた強いスターであるから、彩風さんに沢山光が当たっても、「だいきほ」のトップとしての存在感は何ら揺るぎません。
フィナーレの男役さんたちの黒燕尾のシーンで、望海さんが持って踊っていた青薔薇を彩風さんに託し、彩風さんは愛おしそうに胸に抱き、それを持って踊り続けます。
真彩ちゃんの朝美絢さん、彩凪翔さん、彩風咲奈さんとの惜別のダンスシーンがあって、彩風さんは真彩ちゃんを回転リフトするのですが、そのシーンで青薔薇を持ったままでした。その惜別シーンから、その後のトップコンビのデュエットダンスまで、涙腺崩壊は必須です。
望海・真彩コンビの、銀橋での挨拶シーンの前の抱擁が今日は長かったように感じました。
2月8日の宝塚大劇場の千秋楽まで、残すところ2日となってしまいました。さらに感動シーンが深まっていきそうです。
4日、5日はNHKの撮影日!
今日は2階席で観劇しましたが、2階席の上手端にも「カメラ」が設置されていました。
1階席は見ていませんが、たくさんのカメラが設置されていたのでしょう。
バザールのアドリブはNHK!
望海盗賊がふてくされていると。
彩凪:「来なさい!今日NHKのカメラ沢山やのに、ええの?」
望海:「すいませんでした」
しぶしぶと連行されていきました。
彩風咲奈さんの歌が収録日だけ英語に
ダスカの咲ちゃんの歌は、著作権のためか、英語の歌詞に差し替えて歌われていました。
「My Funny Valentine 」かな。
上海マフィアのシーンなのに、意外に可愛い歌詞。
2月14日のバレンタインデーは、次の星組の「ロミオとジュリエット」の初日になります。
今年は感染予防のため、「チョコレート」のファンからの贈り物も無しなのでしょうね。話がそれてしまいました。
昨日と今日、2日間撮影されているようですが、あえてのNHKアドリブは放送されるでしようか?
NHKの収録の時は、客席をたくさん占拠して、その一部にカメラが設置されています。
「空席がもったいないな~」といつも横目で見ているのですが、最高のカメラアングルでとろうとすると、そうなるのでしょう。
現在の高画質テレビの頂点の8K用に収録されたものは、実際に観劇している以上に鮮明に舞台の細部まで映し出されます。そして音質も迫力があります。
「双眼鏡」を駆使して必死に観ていた部分が、綺麗な映像で見れる日が楽しみです。
1年前の『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』が、下記日程で放送されます。ぜひ録画設定を。
2月12日(金)BSプレミアム
午前0時45分~ 午前3時25分
コロナ禍の無情
東京宝塚劇場の販売座席について
本日東京宝塚劇場での雪組公演のチケット販売について、公表されました。
緊急事態宣言の出ている「3月7日まで」、1階席のみの販売になるそうです。
宝塚大劇場では、チケット販売後の「緊急事態宣言」だったので、ほぼ満席に近い状態で販売され、会に属していない私でも4回観劇することができました。
お芝居もショーも、2階席からの光景がとても素晴らしいです。
そうでなくても多くの方々が観劇を楽しみにされ、せっかく上演されるのに、2階が空席になってしまう理不尽さ。無情さ。
昨年の『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』も、宝塚大劇場では予定通り上演されましたが、東京宝塚劇場公演は三分の二が休演になってしまいました。
ワンスでも、チケットを持っていながら公演が中止になって、涙を飲んだ方が多い東京公演でした。さらに退団公演で、この状況は本当に辛いですね。
感染者が減っていることで、流れが良い方向に向かっていくことを願います。
3月8日から4月11日の千秋楽は、100%の収容に戻ると良いですね。
できることなら、それより先に。
宝塚での退団パレード、フェアウェル無し
退団パレードには、多い場合は劇団発表で1万人の方が集まるので、「密」を避けなければならないこのご時世なので仕方ないですね。
千秋楽の「ライブ中継」「ライブ配信」があるので、退団者の方々のお気持ちが伝えられることでしょう。
サービス精神が旺盛な望海さんは、ファンの方々の心に残る演出をしてくださると思います。
望海風斗生出演!「TO THE NEXT TAKARAZUKA」
宝塚大劇場公演千秋楽を終えたばかりの望海さんと同期生の専科・凪七瑠海さんが生出演されます。
2月8日(月)22:00~より TAKARAZUKA SKY STAGE で生放送。
前回の1回目の柚香光くん出演の番組では、特別ゲストとして花組生が沢山出演されました。
今度は特別ゲスト・凪七瑠海 となっているので、他のゲストはいないのでしょうか?
彩凪さんや煌羽さんたち卒業予定の方々も出演されたら、ファンの方々が喜ばれると思います。
スカイステージは、臨機応変にファン思いの番組にしてくださるので、勝手に期待しています。
コロナ禍になって1年です。
望海さん率いる雪組の公演は、その影響を大きく受けています。
しかし、今日観劇した望海さんは、喜びと前向きなパワーに満ち溢れていらっしゃいました。
4月11日まで無事に公演が上演され、退団者が幸せに飛び立っていかれますように。
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