こんにちは、くららです。
今日は雪組公演の宝塚での前楽、明日はいよいよ千秋楽です。
望海さんの舞台では、まず抜群の歌唱力が褒めたたえられますが、その存在感、パワーあふれるエネルギーも特別なものだと思います。
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望海さんの特別な熱量
2番手時代の別箱主演公演「アル・カポネ」(2015年)と「ドン・ジュアン」(2016年)も、熱量と迫力に圧倒されました。
そして雪組トップスターになってからの「ひかりふる路/SUPER VOYAGER!」から、公演を重ねるごとにエネルギーのボルテージは上がり続けて、雪組生全体にも浸透して、多くの感動を与えてくれています。
上田久美子先生は、昔からベートーヴェンの曲が好きで、パッション、不屈の精神とかクセのあるキャラクターを見せれる「ベートーヴェンの生命のエネルギー」のようなものを、ミュージカル的な作品でやりたいと考えていらしたそうです。
そして、トップスターとして大きなエネルギーを放っている望海さんなら、似合うだろうと『f f f』の上演となったそうです。
「喜びに満ちあふれている望海さんって凄いパワーがある。彼女じゃなかったら、できなかった。」と、読売新聞(1月21日)でコメントされていました。
本当に『f f f 』での、望海ベートーヴェンのパワフルなエネルギーは特別です。ショー『シルクロード~盗賊と宝石~』でも。
初見の時から、「スゴイものを見せてもらった!」という感動がありました。
パッションあふれるベートーヴェンを全身全霊で長時間熱演され、歌も限界に近いほど歌われて、1日2回公演も多く、お身体は大丈夫なのだろうかと心配になりますが、見るごとに望海さんの熱量は増していっていました。感動も。
前楽の今日、そして千秋楽の明日、もっともっとスゴイものになっているでしょう。
スカイステージの「ステージ・ドア」の言葉より
スカイステージの今作品の「ステージ・ドア」で、みなさんが印象深い言葉を話されていたので、そこから抜粋してご紹介します。
出演者に求めたこと……上田久美子先生
その人自体の人間としてのエネルギーの高さ、日々の過ごし方のようなことが、舞台に正直に出てしまうので、この時代だからこそ、良いエネルギーと何かポジティブなモチベーションを持ってやって欲しいなというのが全てです。お客様もその人自体が持つ強さとか熱を受け取りたいとう所が強いと思います。
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上田先生に求められたこと……望海さん
今まではそのキャラクターにどうはまっていくかが大切だったけれど、今回はそうでは無く自分自身も感じていることとか、受けたことをどうやって体内から出していくか、本当に一番奥底にある感情というものをどうやって体内から出していくか。そうとすると、如何に自分自身がそこに居ることだけに集中できるかと言うのが、勝負かなと思います。
上田先生に求められたこと……真彩ちゃん
上田先生がテーマとして与えてくれたものは、「強くて厳しいのは美しい」ということです。
トップコンビの魅力……上田先生
望海さんの尊敬すべきところは沢山あって、真っ直ぐでストイックでやさしいような所だと思う。
真彩さんは、娘役だけど強いところ、良い意味での押し出しがある所が素晴らしいなと思う。
望海さんがそれを受け止めて、一緒になって高みにいける関係性が二人のスゴイところだと思いますし、真彩さんが強く伸び伸びやってくれるところで、望海さんも一緒になって上に上がっていけるという関係性を望海さんが築いていらっしゃるのかな、と思います。
この二人は、「寄り添いコンビ」というより、高みを目指して互いに戦いながら走りつづけてきた「戦友コンビ」と言われてきました。心の奥底では深い信頼関係で結ばれている絆があるからこそ、より戦う二人の姿が尊いものでした。
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『FFF』の見どころ……上田先生
宝塚で一番好きなところは、出演者から出てくるポジティブなエネルギーです。最後に第九をみんなでやりますけど、そこでそれが今回もすごく素晴らしいなと。自分でもその場面に関しては毎回楽しみに見ているんですけど、それを楽しんでいただけたらなと思います。
最後は真彩ちゃん、彩風さんの、彩凪さん、朝美さんら雪組全員の力が重なり合って、壮大な「歓喜の歌」で大盛り上がりして終わります。
心に深く刻まれる特別に感動的なサヨナラ公演の大団円です。
ショーの見どころ……望海さん
フィナーレ前の生田先生の「今の時代に感じたものを言葉」にし、菅野先生が曲をつけてくださったシーンは、先生方の思いが大きくて、初めて曲を聞いた時に、浄化されていく印象がありました。
場面の構成も、外見だけでなく、自分自身の中から生まれてくるもの、自分の魂というものを感じてやらないと成立しないシーンになっているなと思うので、それをショーでどのように表現するのかも魅せどころでもあり、新たな挑戦でもあり、お客様にどう受け止めてもらえるかが、楽しみでもあります。
次期トップ彩風咲奈さんの言葉
望海さんとの出会いは、雷が落ちたような衝撃的な出来事
初めて雪組にいらしてご一緒した時に、「何てパワーのある、何て真っ直ぐで、熱くてセクシーで、」一言で言うと「スゴイ人がいた!」という衝撃を受け、濃い時間を共に過ごせたことは幸せで、なんでもぶつかっていけました。
次にこのエネルギーをずっと燃やし続けていきたいなと思いますし、最後まで挑戦される方だなとすごく思ったんです。その心を心から尊敬していて、一緒に挑戦して一緒に走っていきたいと思います。
少し前までは、さらっとした印象の彩風咲奈さんでしたが、次期トップとして「望海さんの熱さ」を受け継いで、熱い彩風咲奈をとても感じるようになりました。熱い「NOZOISM」は、雪組生たちの中でしっかり伝承されています。
望海さんに対して思うこと……真彩ちゃん
感謝しています、と、人として尊敬して心から愛していますということです。
望海さんに見せられないと思うようなところも、望海さんは知っているよというような所も沢山あるだろうし、でも受け止めてくださることが、どれだけ有難いことか。舞台の上の歌にのせて、感謝な思いと愛情と、こんなにたくさんのトキメキを有難うございます、ということが望海さんに届いたら良いなと思いますね。
コンビとしてのラストについて……望海さん
この緊張感をまだ緩めたく無いなという気持ちがすごくありまして、コンサートやお休み期間は、お互いオフな状態でいろんなお話をしたりとかできましたが、それで進めていくより、最後まできちんとした緊張感を持った状態でゴールのテープを一緒に切りたいなと言う思いがあります。組の皆さんに対しても、最後まで自分たちが先頭切って走り続けることが、今自分たちが出来ることでは無いかなと思います。
自分たち自身が楽しむことは、やめてからにとっておきたいと思います。
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最後の舞台にかける思い……望海さん
最後の舞台が今までで一番輝いている自分というものをお客様にお届けしたいなと強く感じています。
今はなかなか会えない時になってしまいましたが、常に皆様の応援というものは胸にしっかりと置いた状態で、舞台に立ちたいなと思います。
自分がやめていくということよりも、最後まで追い続けて、追い求めていった先に退団があったという形が一番自分らしいかなと思っています。
最高のものを魅せてくださる、望海さんらしい言葉ですね。
最後まで、芸を追求し高みを目指している望海さん。その隣で一緒に輝いている真彩ちゃん。
最後のデュエットダンスは、加藤登紀子さんの「時には昔の話を」で、真彩ちゃんの最高に幸せそうな表情が素敵で、「戦友コンビ」と言われていますが、最後は「最高の幸せコンビ」として、心に深く刻まれます。
「貴重な千秋楽」を、明日配信で自宅でリアルタイムに観れることは、有難いなと楽しみにしています。
望海さんは、さらにパワフルなエネルギーに満たされて、千秋楽を素晴らしい形で魅せてくださるでしょう。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
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