星組の様々な発表から思う事
こんにちは、くららです。
「ロックオペラモーツァルト」の日曜日の千秋楽から中2日しかたっていないのに、本日は、星組の集合日でした。
今週末には「タカラヅカスペシャル」もあるし、礼真琴くんはじめスターさんたちは、大忙しで、お体大丈夫かな?と心配になります。

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そして思いがけず、華形ひかるさんの退団発表があってショックでしたね。「世界の彼氏」の存在は大きいものでした。
専科に在籍でも「永遠」では無いのですね。

また、万里柚美組長(70期生)が2020年5月4日付で専科へ異動されることも発表されました。
「星組のお母さん的な組長さん」も有期なのですね。寂しいですが、専科でも活躍してくださいますように。
雪組組長だった梨花ますみさん(67期生)も2019年2月11日付けで専科へ異動されました。
期間が限られた「タカラジェンヌ」の存在をあらためて思わされました。

新生星組のスタート公演で、星組生の中で一人も退団者がいないことは、良かったです。

専科について

現在専科には、大きく分けて4種類あります。
【1】元トップスターの轟悠理事
主役級で特別出演。

【2】従来の専科(脇役専科)
主に老け役等、脇でしっかり芝居を固める役で特別出演。

【3】スター格の専科
番手級のスターとして特別出演。

【4】その他専科新しい試み
星蘭 ひとみ……映像を中心に出演する予定(2019年12月23日付)

スター格の専科生について

・北翔海莉…2012年7月2日付けで専科に異動
スター格の専科異動は、男役では北翔さんが2000年の新専科異動以来久しぶりでした。
2015年5月11日付で、星組へ組替えし、星組トップスターに就任
大劇場3作主演をつとめて、2016年11月20日、宝塚歌劇団を退団。

華形ひかる(85期生)北翔さんに続く二人目のスター格の専科生でした。
2014年7月専科へ異動。初めての専科特別出演が星組全国ツアー紅ゆずる主演「風と共に去りぬ」。
その後、中日劇場、博多座、バウホール、ドラマシティなど、別箱公演に多数ご出演で、本公演は月組『グランドホテル/カルーセル輪舞曲(ロンド)』のみ。
紅さんがトップに就任後は、星組とご縁が深く、『AnotherWorld/KILLER ROUGE』本公演での貧乏神は印象的でした。
今年5月の紅さんのプレサヨナラ別箱公演『鎌足~夢のまほろば大和し美わし~』では、蘇我入鹿(鞍作)で、1幕は主演のような活躍ぶりで、真ん中を任せられたら魅せる力をお持ちである2枚目のカッコ良さに感動しました。
紅さんサヨナラ公演『GOD Of STARS食聖/Eclair Brillant』にもエリック・ヤン役でご出演。
そして礼真琴くんのお披露目本公演で退団されることになりました。専科所属期間は約6年になります。

凪七瑠海(89期生)
2016年9月5日付で、専科へ異動。専科生として活躍中。

愛月ひかる(93期生)
2019年2月26日付で専科へ異動。星組全国ツアー、『吉﨑憲治&岡田敬二 ロマンチックコンサート』外部出演、『宝塚巴里祭2019』主演、『宝塚舞踊会』出演後、11月1日付で再び星組へ異動。

スター格の専科生の退団者
沙央くらま 2014年12月末専科異動(2018年退団)
星条海斗 2015年7月専科異動(2018年退団)

華形ひかるさんが来年5月に退団されると、スター格の専科生は、凪七瑠海さんだけになります。

華形さんの同期の舞咲りんさんも、今度の雪組公演の千秋楽3月22日付けで退団予定です。
従来の脇役専科は、理事に就任しない場合は、定年まで在籍して退団されます。(場合によってその後の嘱託契約もあるようです。)

従来の「組配属」あるいは「スター専科生」は、定年よりも下の「退団学年基準」というものがあるのかもしれないなと、今日の発表で思いました。(あくまでも憶測です)
宝塚は夢の虚構の世界なので、スターの存在は「永遠では無い」!
スターが入れ替わりながら、永遠に宝塚が続いていく…
寂しい思いもしますが、それが「宝塚」なのですね。

「眩耀の谷」は幻想的な歴史ファンタジー

周の国は、汶族の首領・麻蘭を征討し、「汶」を周の統治下に置いた。
麻蘭征伐の勇者と称えられる周の管武将軍(愛月 ひかる)と新しく大夫となった丹礼真(礼真琴)が“亜里の地”に赴いた。
礼真は、敬愛する将軍から汶族の聖地と呼ばれる“眩耀の谷”の探索を命じられる。
そこには汶族の残党(麻蘭の手下)が潜んでいるというのが名目だったが、周国王・宣王(華形ひかる)は、谷にある黄金が目的だった。
そんなこととは露知らず礼真は、ある日瑠璃色の鹿を見つけ追ううちに、一人の汶族の男と遭遇し、眩耀の谷を見つけることができる。
しかしそこで出会った汶族の舞姫・瞳花(舞空瞳)その男により、礼真の運命は思いもかけぬ方向に流されていく。
母国=周国を信じる礼真に待ち受ける試練とは、そして希望とはが描かれていくようです。

一人の汶族の男=その男 は、謎の男:瀬央 ゆりあでしょうか?

丹礼真…… 礼 真琴
瞳花 …… 舞空 瞳

主演二人に加えて、下記3名が主要キャストでしょう。
・周の宣王……華形 ひかる
・周の管武将軍……愛月 ひかる
・謎の男……瀬央 ゆりあ

路線男役は、「汶族の男」のようです。
汶族の男
・カイラ……綺城 ひか理
・クリチェ……天華 えま
・イムイ……極美 慎
・テイジ……天飛 華音

その他配役
・母…万里 柚美 丞相/父…輝咲 玲央 
・慶梁…天寿 光希
・敏麗…音波 みのり
・春崇…有沙 瞳
・瑛琳……小桜 ほのか
・王后(周王の正妻)……華雪 りら
・神の化身……水乃 ゆり

お芝居は「作・演出/謝 珠栄」で、幻想歌舞録とあるので、芝居であっても歌と踊りが多いのでしょう。
謝先生は演出、振付家として活躍中で、踊れる人には技術の高い振り付けをされるので、トップコンビをはじめ、星組生たちの舞いが楽しめそうです。

番手や羽根の行方は?

新トップコンビ・礼真琴&舞空瞳のお披露目公演なので、二人は必ず羽根を背負うでしょう。愛ちゃんの2番手羽根は、今回はわかりません。
専科生として一際星組公演への貢献度の高かった華形さんの退団公演なので、華形さんへの「餞別」的な扱いが羽根等にあらわれるかもしれません。

Show Stars『Ray -星の光線-』作・演出/中村 一徳
“光”、“光線”、“熱線”を意味する“Ray”。“新しい時代への始まり”となるショー作品。
「舞台上で生き生きと歌い踊る星組生たちの“輝き”、そして“Ray”の言葉にまつわる“礼”、“麗”などをテーマの華麗なるシンギング&ダンシング・ショー」とのこと。

「Ray(光線)」に「華形“ひかる”」も上手にはまりますね。
“新しい時代への始まり”となるショー作品ということなので、あまり別れの演出は無いかもしれません。観てのお楽しみですね。

普通は2月の公演は客足が落ちるものですが、新生星組人気で、オリジナル作品なのにチケットが入手しにくい状況です。
恐るべし「ことなこコンビ」人気ですね。

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