紅ゆずるさんと台風と華形ひかるさんこんにちは、くららです。
とても大きな台風が近づいてきています。
昨日は「関西直撃」と言われていたのに、東にずれて現在は「関東直撃」と言われています。
10月13日の日曜日は紅ゆずるさんのラストデイで、今の予想ではその日に直撃してしまうかも。

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台風について

何とか台風が時間の経過と共に、さらに東にずれてくれるとか、勢力がおとろえるとか、
夜中に通過するとかして、日曜日の東京宝塚劇場での千秋楽に影響がないことを願っています

随分前から私は、「米軍の台風進路予想図」を参考にしています。日本のものより精度が高いかと。
検索で「デジタル台風 台風進路予想図」と入れると一番上に表示されるので、それをご覧になると参考になるかと思います。

紅さんご自身が今までの歩みを「でこぼこ道」と仰っていましたが、宝塚のラストは、輝かしい姿で翔び立っていただきたい。
日曜日まで、まだ時間があるので、台風の影響が関係なくなって、普通に千秋楽を迎えられることを心から願っています。

11日は、雪組「ハリウッド・ゴシップ」KAAT公演(神奈川県)の初日。
12日は、雪組全国ツアー、カルッツかわさき(神奈川県)の初日。

私は8月15日に宝塚大劇場で、台風が近づいている中、紅さんのサヨナラ公演をヒヤヒヤしながら観劇に行きました。
お芝居の始まりのところで、紅さんが「台風の中来てくれてありがとう!」と言ってくれて、それまでのヒヤヒヤが吹き飛びました。
その時は終演後も阪急電車が動いていたので、問題なく家に帰ることができました。
台風の中でも観劇できたことを感謝しました。今では良い思い出です。

その時にも感じた「紅さんなら、台風の方から避けていってくれるのでは?」という確信のようなものもあります。

華形ひかるさんと紅さんについて

今日は次期トップスター礼真琴くん率いる新生星組の『眩耀(げんよう)の谷/Ray -星の光線-』の出演者の発表がありました。
そこに紅さんのお名前が無くて、退団されることを実感しました。
現在の公演に引き続いて、華形ひかるさんが出演されることが話題になっていますね。
華形さんは、紅さんとも、とてもご縁の深かったスターさんです。

2014年「風と共に去りぬ」の思い出

華形さんが花組から専科に異動して初めての特別出演が、2014年11月~12月、星組全国ツアー『風と共に去りぬ』のアシュレ役でした。
紅さんは、この公演のお稽古の時に体調を崩されてしまいました。

10月5日 星組東京劇場公演千秋楽
10月7日 100周年宝塚大運動会
11月14日〜12月7日星組全国ツアー『風と共に去りぬ』
とても稽古期間が短いハードなスケジュールの「全国ツアー」でした。

昨日「個人レッスン」の真里子先生のことをご紹介しましたが、その先生の当時のブログによると、稽古期間が短かった中、稽古二日目に紅さんが緊急入院でドクターストップになり、10日ほどお稽古が出来なかったようです。

まぁ、メチャクチャ怒られまして。実際私もその時体調が良く無かったんですよ。体調良くないと心まで弱くなってしまうんですよ。それを谷先生にガツンと「やるかやらんかどっちかにしろ!」と。それがあったからこそ反骨精神で頑張れたので、私を怒る事にかけて下さった谷先生に本当に感謝しています。

このお話はスカイステージの退団番組で話されていました。
当時の紅さんのレッドバトラーの代役は、華形ひかるさんでした。
華形さんは、紅さんが敬愛する柚希礼音さんと同期の85期生です。3期上級生になりますが、そのあたりが、紅さんにとって心強かったのではないかと思います。

紅さんは、短い稽古期間で役を仕上げて、梅田芸術劇場で初日の幕をあけられました。
私はその初日を観劇して、いつもとは違う紅さんを感じて、心配で、別の日の倉敷まで遠征しました。
精一杯頑張って舞台を務めていらっしゃる姿に感動しました。ご挨拶では「もう体は大丈夫です」と仰っていましたが、無理をしながら頑張っていらしたのだと思います。
スカーレットを演じていた礼真琴くんにも、未だに「あの時は世話になったから」と話されています。
それまで紅さんは全国ツアーに参加されたことは無く、初参加だったので、それだけでも大変だったと思いますが、体調が万全では無い中、主演として全国をまわられて、本当に大変な思いだったと思います。
さらに演出家の谷先生が、強烈なダメ出しを続けられていたようですから。
舞台の経験値のある華形ひかるさんの存在は、とても助けになったでしょうね。

紅さんがトップに就任して華形さんが3作特別出演

その後トップスターになって、劇団から「谷正純先生が紅でこの作品をしたいと」思ってらっしゃると聞いて、散々怒られてきているので、「なんで?どうして私?」と思われたと仰っていました。それだけ、全国ツアーの時は、厳しい状況だったのですね。
後日談で「私を怒る事にかけて下さった谷先生に本当に感謝しています」と言える紅さんは本当に人間として素晴らしいと思います。
その谷先生の作品「アナザーワールド(AnotherWorld)」は、落語をとりいれたあの世の作品という異色なもので好評をえて、谷先生にも紅さんにも「代表作」になりました。

この『AnotherWorld/KILLER ROUGE』に、華形ひかるさんは貧乏神として出演されていました。2回目です。

そして今年5月の紅さんのプレサヨナラ公演『鎌足~夢のまほろば大和し美わし~』に、華形さんは蘇我入鹿(鞍作)で出演されました。3回目です。

1幕は、入鹿が主演かと思われるほどの活躍で、紅ファンとしては、紅さんのプレサヨナラ公演なのに、と少し不思議な思いを抱きましたが、「紅さんあーちゃん」コンビが「鎌足とよしこ」で2人のコンビの集大成として素敵に演じていらっしゃいました。
この配役に紅さんの懐の深さを感じました。ふつうトップのプレ退団公演なら、自分が真ん中であることにこだわりがあると思いますが、紅さんにはそういう視点は無いのです。
華形さんも久しぶりに真ん中の芝居を演じられて、輝いていらっしゃいました。
(花組では新人公演主演をされたり路線スターのお一人でした)

現在上演中のサヨナラ公演『GOD Of STARS食聖/Eclair Brillant』に、華形さんはエリック・ヤン役でご出演中です。4回目です。
サヨナラショーにも出演されて、紅さんの花道をかざっていらっしゃいました。

「風と共に去りぬ」の一番大変な時に、一緒に舞台を務めた華形さんは、紅さんにとって「とても頼りになる方」でしょう。

紅さんは宝塚を卒業されますが、次の新生星組の舞台に華形さんが出演されることは、主演の礼真琴くんにとっても、バトンを真琴君に渡す紅さんにとっても、心強いのでは無いでしょうか。

華形ひかるさんのお名前から、5年前の「風と共に去りぬ」の頃のことを思い出し、宝塚の人の繋がりは尊いなと改めて思ったのでした。

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