星組鎌足ライブビューイング感想
星組「鎌足」ライブビューイングに行ってきました。

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ごあいさつで紅さんがこの作品が出来上がるまで「悩んで、苦しんで」とおっしゃったことに驚きましたが、そうやって生みの苦しみを味合われたからこそ、人間鎌足から伝わってくるものが深かったのだと思いました。
綺咲愛里ちゃんは、10歳の少女与志古を演じても、何の嫌味も無くそのまま可憐で自然で、「可愛い娘役の典型」のような娘役さん。
年を重ねるごとに「女としての愛からの凜とした強さ」を巧みに見せてくれ、年老いた与志古のたたずまい、話し方は、自然で初老の婦人そのもので、その味のある言葉に涙をさそわれるほどでした。
綺咲愛里ちゃんも、可愛いだけの娘役さんではないことが十分証明されました。

事あれば[星組のトップコンビは実力が無い」と言われ続けてきましたが、この鎌足と与志古の素晴らしい芝居を観ると「実力が無い」なんて言えないのでは。

「紅ゆずる=コメディ」というイメージですが、それ以上に「芝居の人」今回もそれを強く感じました。
特徴ある人物は演じやすいですが、人間らしい人間を魅力的な人物として演じて観客に伝えるのが一番難しいことだと思います。
穏やかで優しいが臆病で優柔不断な「人間鎌足」を鮮やかな心理描写で演じて味合わせてくれました。
観客に伝わるまでに演じきるために、「悩んで、苦しんで」格闘されたのでしよう。
紅さんの格闘は結実しています。

このストーリーは「志」と「愛」をもって生きる鎌足とそれを支える与志古の話とも言えます。
紅・綺咲コンビ(バッサァ)に通じるものがあります。
紅さんのあーちやんへの優しいまなざしを見ると幸せになれます。
「ヒロイン与志古の存在が鎌足の心の支えになっている」という鎌足を何のてらいも無く演じる紅さんが素敵すぎる!

またストーリーテラー役の船史恵尺役の天寿光希さんが、梅田で観た時より、よりエキセントリックさが増していて、観客の心をつかみ、操る、凄い存在でした。
脚本演出の生田先生の意図されている所を100%以上体現されているのでは。
ミッキーの実力は以前から感じていましたが、今回はそのすごさに驚嘆するほど。
これからもその巧みな実力と美しさを星組で発揮していって欲しい!

逆転の発想が面白い!番手も逆?星組「鎌足」感想

プレサヨナラ公演が終わってしまいました。
次の公演は本当のサヨナラ公演。
そのサヨナラ公演の終わりを考えるのは寂しすぎるので、「お芝居のさゆみさん」ですがもう一つの真骨頂である「コメディのさゆみさん」で、思い切り笑わせてもらうことだけ考えようと思います。
まずチケット!明日の友の会の先行頑張らなければ。

28日は大劇場の公演の集合日だそう。東京から宝塚に移動してすぐで大変。
退団者の発表が怖いですが、なるようにしかならない…
今度の公演は、舞空瞳ちゃん+研1生8名が加わって、星組総勢88名になるそうです。
紅さんは88期生!
88のエンジェルナンバーの意味は『大いなる豊かさ』
「88×2」で紅さんは運を持っていますね。
さゆみさんはじめ星組生みんな、幸せな宝塚生活になりますように。

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