トップバトンタッチ
今年は星組と花組のトップスター退団のため、トップのバトンタッチが行われます。

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星組について

星組は礼真琴君主演の全国ツアー前に、次期トップスターと発表されたため、全国ツアーはより盛り上がったように感じています。
通常の全国ツアーより、フレッシュさと新しいパワーがみなぎっていて、単なる全国ツアーでなく、礼真琴君トップのプレプレお披露目として大成功。
この星組のトップバトンタッチは、紅ゆずるさんの時から真琴君が2番手で組を支えていたので、ほとんどの人が歓迎、応援、祝福するものでした。

花組について

花組は「ポーの一族」から2番手をつとめている柚香光君が、次期トップだと思っていますが、そうでない意見の方も多いようです。
「花より男子」の主演を6月15日~7月2日までつとめます。
ライブ中継の発表も昨日され、今BS-TBSで「105年の継承者たち〜宝塚歌劇団〜花組公演『花より男子』に懸ける想い」が放送されています。
こうしてテレビでとりあげられ、雑誌などでも紹介され、柚香光君は注目されていくでしょう。
注目にこたえられる魅力のある人です。

今テレビに映っている「道明寺司」は、やはり誰よりカッコイイし、「歌」はあれですが、それ以外はトップになるためのものは揃っています。
ロンドンでの写真撮影の様子やインタビューシーンなども自然体なところが個性的で、個性的な魅力にあふれる新しいタイプのスター。
柚香光君は、「花より男子」を通して新規に宝塚ファンを開拓していくスターとしてのオーラを持っている人のように感じます。

観劇慣れしている宝塚ファンは、歌が上手でないことを重視しますが、宝塚にはじめてふれる方は、ビジュアルや雰囲気などが大切なようです。
先日大劇場の星組を観たと知人が言っていたので、「歌はどう思った?」と聞いたら、何も気にならなかったようで、「トップ娘役の子が特別可愛かった」と言っていました。
ファンの間では「実力論」が語られますが、宝塚の入り口で「実力」はそれほど大きな要素では無いかもしれません。

二番手が力を持った時にトップが惜しまれて去っていくのが通常

昔から宝塚は、2番手がグイグイと育ってきて、トップスターは惜しまれる中2番手のためにバトンを渡すのが一番良い形だと言われています。

ベルばら四天王の一人と言われた汀夏子さんは一番人気のあるスターさんでした。
でもその2番手には麻実れいさんが素敵な男役として育っていたため、人気の絶頂期に惜しまれながら退団されていきました。
「じゅんちゃんにはまだまだ続けて欲しいけど、ターコさんをこれ以上待たせられないわなぁ」その退団公演で、しみじみと語っていたご婦人の言葉が忘れられません。
ほとんどの人が同じ思いだったと思います。

明日海りおさんは退団会見で「ポーの一族」の頃に退団の決意をしたとおっしゃっていました。

「ポーの一族」の頃にふと、舞台の上で役柄に身を任せていると、組のみんなが前に向かって進んで行っている感覚がありました。もしかしたら、エドガー・ポーツネルという役が、落ち着いてみんなを見渡せる奇跡を起こしてくれたのかもしれないです。そういったものを感じて、私がいなくても大丈夫なんじゃないかなと感じました。

柚香光君が二番手として育ったからという意味では全く無いですが、その可能性を少なくても感じたからかな?と私は勝手な解釈をしています。ちょっと妄想しずぎかも。

明日海りおさんは順当に二番手の柚香光君への継承を願っているように思います。
星組の順当な祝福いっぱいのトップの継承をみて、花組もそうなったらいいな、と特別番組を見ながら思いました。

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