紅さんの「メリーさんの羊」と宝塚の殿堂の手形こんにちは、くららです。
今日はまだ水曜日ですが、3日前の紅ゆずるさんが退団された10月13日が、随分前のように感じられます。
月曜日のスカステニュースで、紅ゆずるさんの「千秋楽の舞台のダイジェスト版」が放送されましたが、今日はそれに加えて、入りの様子と記者会見と出の様子がプラスされた映像が流れました。
とても過去のものが放送されているような不思議な感覚でした。

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「紅さんロス」

星組のサヨナラ公演のBlu-ray・DVDの発売は、当初10月5日の発売でしたが、音源の権利の関係での延期が公表されて、ガッカリしていたところ、10月15日発売となりました。
そして、退団の日・10月13日に届きました。
「私は在団中に届くのでは?」と勝手に予想していたのですが、まさにそうなりました。ギリギリでしたが。
退団の日に手元に届いて、喜んだファンの方も多いと思います。ピンチを乗り越えても、紅さんは全て終わり良しですね。

サヨナラショーが収録された『紅ゆずる退団記念ブルーレイ「BENNY!! I can do it!!!」』と、ともに映像を見てばかりいます。
そのためか、私の中の時間時計が「紅さんロス」で狂ってしまっているようです。
今日が「何曜日か」「何日か」わからず、カレンダーやスマホで何度も確認してしまいました。
(「紅さんロス」でボケ症状が進行しているのかも。)

「初主演がメリーさんの羊役」だと思ったピュアな紅さん

『紅ゆずる退団記念ブルーレイ「BENNY!! I can do it!!!」』の中で、過去の作品を振り返っての、紅さんの思い出話が語られています。
その中で一つ、紅さんのピュアさをとても感じるお話をご紹介します。

2010年8月、博多座公演『ロミオとジュリエット』の公演中にプロデューサーより呼ばれて、
「メイちゃんの執事やります」と言われたそうです。
「バウと日本青年館でやってもらいます」とも。

「初主演ってバウだけでなくて日本青年館でもやるんだ」
と聞いた時に、ダブル主演だと頭の中で勘違いしてしまったそうです。
尚且つ「メイちゃんの執事」が「メリーさんの羊」に変換されて頭に入ったそう。
「メイちゃんの執事」という漫画を知らなかったので。

 『「あなたはしつじ役です」と言われて、「あっ動物か」と本気で思ったんですよ。誰かがメリーさんで、「羊か」と本当に思って。』

 『もう一度聞いたら、「羊では無い執事だから」、と言われました、初めて自分の主演するタイトルを認識した、かなり遅い認識でした。』

宝塚の初主演で、「メリーさんの羊」をやると聞いて、自分は「羊役」と信じることのできる紅さんは、純粋、無垢、ピュアと言いましょうか。
さゆみさんのトークを聞いていたら、とても頭の回転の良い、頭の良い人だと思います。
でも、「メリーさんの羊役」を自分がやると本気で思える可愛さ

そんな可愛いさゆみさんが、私は大好きです。
この可愛い性格は、みんなに愛されて当然ですね。

そして2011年1月~2月、バウホール・日本青年館公演での『メイちゃんの執事-私の命に代えてお守りします-』の主演・柴田理人役を演じられました。
12月まで『宝塚花の踊り絵巻-秋の踊り-/愛と青春の旅だち』を上演していたので、とても短いお稽古期間で不安でいっぱいだったそうですが、大ヒットしてスター街道をさらにばく進。

これから「メリーさんの羊」という言葉を聞くと、もれなく私は紅ゆずるさんを思い出すと思います。

紅さんを感じられる歌劇の殿堂の手形

紅さんが宝塚大劇場を卒業される日に手形をとって、花組の大劇場公演の初日(8月23日)から「宝塚の殿堂」で展示されているという案内が公式ページでありました。
しかし花組公演中は、「明日海りお展」を行っていたので、「宝塚の殿堂」は、いつも待ち行列でいっぱいで、簡単に入場できず、あきらめていました。
(公演を上演している時間帯とか、時間を選べば入場しやすかったようですが、私は公演時間前の混雑する時間に行こうとするので。)

10月4日(金)の月組公演の初日に行ってみると、公演前でもすんなり「宝塚の殿堂」に入ることが出来ました。
その日から9月30日に大劇場を卒業された明日海りおさんの手形展示されるということで、また混むかと思っていましたが、手形だけでは、そんなに明日海さんファンが集中することは無かったようです。
公式で「明日海りおさんの手形展示」の案内はあるものの、以前にあった「紅ゆずるさんの手形展示」の案内は消えていたので、「紅さんの手形あるといいな」と祈るような気持で言ったら、ありました!

花組「明日海りお」さんのものと同時に、月・雪・星・宙の、直近の卒業トップさん達の手形も同時に展示されていたのです。

花組…明日海りお
月組…龍真咲
雪組…早霧せいな
星組…紅ゆずる
宙組…朝夏まなと

展示されている手形は、手を合わせてみることが出来ます。

私は「手がとても大きい」という特徴がありまして、今まで手の大きな女性と大きさ比べをして、負けたことがありません。
普通の手袋は小さすぎてダメです。ビニール手袋さえ、Lサイズ。

紅さんをずっと見ていて、「手が大きいな」と感じていました。
そして、「紅さんなら私より大きいだろう」と思っていたのです!
そして合わせてみると、親指と小指はほぼ同じでしたが、中3本の指が私より長かったです。
(手形が結構似ていて感激)
紅さんは指が細くて、手形まで「超端正!」

他の4人のスターさんの手形と比べてみましたが、私の方がやはり大きかったです。
長身の朝夏まなとさんが意外と小さいのに、ビックリ!
紅さんの大千秋楽でのお花渡しで登場された時は、現役時代と変わらない超絶な脚の長さにビックリしたのに。

そして「足の小さいのがチャームポイント!」と言っていた明日海りおさんの手が、そんなに小さく無いことにビックリ!
華奢なので、手まで小さいのかと思っていましたが、そんなこと無いのですね。

私も手は大きいですが、足のサイズは普通サイズです。
足のサイズと手の大きさの相関関係は無いそうです。
むしろ、手が大きいと腕が長いそうです。
紅さんも腕が長すぎて、いつも衣装に困っていたと言っていましたが、私もそうです。

外見は全く違う、おばちゃん体型の醜い私ですが、手の形が似ていて、大きくて、腕も長いという紅さんとの共通点を発見できて、とても嬉しかったです。

そして「手形」に手を合わせているだけで、さゆみさんを感じることができました。
この手で今まで宝塚で頑張っていらっしゃったのだなぁ。
この手で舞台化粧をし、リーゼントを作り…(勝手に感慨にふける…)

「紅さんは、元タカラジェンヌ」となってしまいましたが、手形は宝塚に永久に残ります。
今まで卒業されたスターさんの「手形」に、そんなに興味を持っていなかったので、どういう仕組みで3階の手で触れることのできる展示物として展示されるのかは、わかりません。
3階の展示物としての展示には、時が限定されているように思います。
先ほどの5人の直近の大劇場を卒業したトップスターさんたちの並びには、明日海りおさんがいらっしゃるので、今年いっぱいは展示されるのかな?と勝手に想像。
(いつまで3階の展示にあるか、わかりませんが)

今度大劇場に行った時も、さゆみさんの手形に手を合わせて来たいな、と思っています。

「紅さんロス」の方には、「宝塚の殿堂」で紅さんの手形に手を合わせてみるのも、おススメだと思います。

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