とにかく楽しい「紅-ing!!」紅子も大活躍
こんにちは、くららです。
昨日(午後6時~)今日(正午~)の紅ゆずるさんのコンサート「紅-ing!!」を2回観劇してきました。
客席参加型公演なので「観劇」というより、「参加」と言った方がいいでしょうか。
ステージと客席が一体となって大盛上がりでした。
コンサートというより、トーク&コンサートと言った方がいいでしょうか。

今日より昨日の夜の初日の方が、客席がすごく盛り上がっていました。(今日は半館貸切のため盛り上がりに欠けたのかな?)
昨夜はあまりに楽しくて感激して興奮して、ブログを書くことができませんでした。

スポンサーリンク



梅田芸術劇場主導のコンサート

今日は星組の大劇場公演初日
大劇場の初日はできるだけ観劇していますが、今回は「紅さん」を優先してしまいました。
明日星組さんを観劇予定です。
梅芸の物販は大混雑なので、待つことが苦手な私は、キャトルレーブ梅田店で、「紅-ing!!」のプログラムを購入しました。ついでに星組公演のプログラムも。
どちらのプログラムも写真が綺麗で、どちらも魅力的。
紅さん不足な方には、このプログラムの写真はおススメです。端正なさゆみさんが味わえます。

宝塚をご卒業された紅さんのコンサートのプログラムが、キャトルレーブで購入できるということが、ちょっと不思議。
コンサートでも、宝塚時代の作品の映像、画像がそのまま多数映されて、
「こういうことは異例なんです」と紅さんも仰っていました。

「梅田芸術劇場」を間に挟むと、宝塚とOGの垣根がより低くなっているように思いました。
小川理事長が、2025年の大阪万博の時にOGと共演というお話をされていましたが、既に梅田芸術劇場を通してのOG企画は進んでいるような印象をもちました。

このコンサートは、梅田芸術劇場主導で、紅さんの知らない所ですでに決まっていたようです。
紅さんは、ご自分のコンサートと星組の初日が重なっていて、星組生に来てもらえないのが残念だと、昨日仰っていました。
そのことを星組生たちから突かれるとも。

そして今日は朝から初日を迎える星組生たちとラインを沢山されたとも、仰っていました。

礼真琴君には
「立っているだけで大丈夫だから」とラインでメッセージを送られたそうです。

超越した実力派なのに、緊張しやすいところをもっているこっちゃん。
さゆみさんのこの言葉に励まされたでしょうね。

これ以降、公演のネタバレがありますので、ネタバレしたくない方は読まないでくださいね。

星小路紅子の出番がいっぱい!

紅子さんは登場するかな?と半信半疑でしたが、はじめから終わりまでとにかく紅子さんづくしでした。

開演5分前の注意のアナウンスが、紅子さんでビックリからはじまり。
終演後のアナウンスまで紅子さん。
普段は終演とともに客席を立ちますが、紅子さんのアナウンスをしっかり聞いてから立ち上がりました。

はじまって早々のビックリ
最初のご挨拶の後、1曲目「キラールージュ」の後、2曲めが、何と「さよなら皆さま」で、紅さんを除く出演者たちがサヨナラモード。
何コレ!?と思っていたら、幕まで閉まってしまいました。

そこへ赤いスカートの上にヒョウ柄のジャケットの紅子さんが客席から登場!
梅田のノリの良いファンたちと、楽しいトークバトルが繰り広げられました。
舞台上では、「ブルゾン紅子」風に、本物の男子、小南 竜平さんと 田極 翼さんとコント(?)を展開。

後半も、赤めの鬘に、赤い紅-ing!!Tシャツの紅子さんが客席から登場。
客席とトークバトルの後、舞台センターで「紅子とゆずるは裏表」と風と共に去りぬのかえ歌まで。

今までで一番出番の多い紅子さんの大活躍でした。

紅さんの唯一無二の個性一番客席を沸かせるといったら、「もれなく紅子」という演出の藤井先生の選択だったのでしょう。
それで大いに盛り上がっていたので大正解でしょう。
紅子さんの話術の巧みさの上を行く方はなかなかいないでしょう。

もちろんコンサートも大盛り上がり

コンサートなので、もちろん歌も聞かせてくださいます。踊りも。
宝塚時代のなつかしいメドレーが次々と。どれも当時を思い出しました。

紅さんのチャレンジということで、エリザベートの「最後のダンス」も良かったです。
歌の技能より心で聞かせてくださるさゆみさん。
歌唱力が現役時代より向上されたようで、聴かせる技術も上達されたように思いました。

この歌が東京公演では、「僕こそ音楽」になるようです。

2/6 トークコーナー壱城あずさ(しーらん)さん
・博多座の時に怪我をしたしーらんのために、さゆみさんが自ずとテーピングを習得し、ずっとしてあげ、気をつかわさないために荒い言葉遣いをされていたそう。
さゆみさんのやさしさがジーンと伝わってくるお話をいろいろとしてくださいました。

2/7 トークコーナー歌広場 淳さん
「ファン代表」と自ら仰っていましたが、ファン目線で舞台上にいらっしゃる歌広場さんに親近感を感じました。
退団公演の千秋楽で明日海りおさんが気軽に話しかけて欲しいと仰っていたように、紅さんも歌広場さんとのお話の中で、ファンの人に気軽に話しかけて欲しいという感じのことを仰っていました。
コソコソと見られるより、話しかけられた方が嬉しいそうです。
紅さんが「ゴールデンボンバー」に入りたいと仰っていましたが、自分たちよりオーラがある人はダメです、と言われていました。
さゆみさんと一緒に並ぶと歌広場さんが「ただのおじさん」にしか見えない。(ごめんなさい)
やはり宝塚のスターのオーラは特別だなと

宇月颯さんのダンスと歌とカッコ良さは特別
XJAPANの代表曲「紅」を熱唱されました。
退団後も様々な舞台で活躍されていますが、実力派は「引く手あまた」ですね。

華鳥 礼良さん
相変わらず歌がお上手で響いていました。

紅5コーナー
今回お休みの美弥さんと天寿さんは、パネル出場でした。
お二人の楽しい動画メッセージもありました。

地下活動からのすでに結成12年!絶対解散しないそう。
還暦ファイブになっても続行で、目指すは武道館ライブ?だそう。

ハッピーバレンタインデイプレゼント
昨日は該当日でした。
来場者全員に、写真のオリジナルチロルチョコがプレゼントされました。
スペシャルイベントとして終演後、客席を背景に出演者が自撮りで写真撮影したものを、チョコ台紙のQRコードからアクセスすると、ゲットしできる仕組みになっていました。
台詞には、紅さんの直筆メッセージが印刷されていて、チロルチョコの味は公演ごとに種類が異なるそう。

全く変わっていないけど、変わろうとしている紅さん

一昨日もご紹介したように、「男役から女優へ」「今までの紅ゆずるから、これからの紅ゆずるまで」がテーマのコンサートのようです。
宝塚メイクでは無いところが、今までと違ったところ。

途中、髪の毛がセミロングになったり、
男役だったり、女性だったり、中性だったり、半分女性・半分男性のジェミニ紅さんもありました。

包み込んでくれる「やさしさ」にあふれたさゆみさん
宝塚や周囲への愛と感謝を何度も口にされ、皆を全力で楽しませようと、滲み出てくるお人柄は、一層魅力的になられたように思いました。
東京公演の前楽が台風で中止になってしまった分も、このコンサートに気持ちを込めようと思っているとも、昨日仰っていました。
中止になって悲壮感いっぱいで、落ち込むファンの方々を見て、自分以上に自分のことを思ってくれる方がいると思われたそうです。

赤いドレス姿で「わたしは私」

「I am What I am わたしは私」 大地真央さんがバウホール主演で魅力を十二分に発揮された2部構成のショーの主題歌です。
この公演の中で、大地真央さんは未沙のえるさんと共に「客席係」のお笑いコントをされていました。1984年ですから、「客席係・紅子さん」の遥か前の前身です。
淡路島出身の大地真央さんも相当なコメディエンヌです。いつか紅さんとの共演を見てみたい!

「I am What I am わたしは私」
宝塚の男役から女優として新たに前へ進んでいきたい、変わっていきたいという紅さんの思いが伝わってくると共に、「わたしは私」紅さんご自身は変わらないという意思表示も感じました。

そのままの紅さんが好きなので、紅さんがどう変化されようと、紅ファンは変わらないような気もします。

紅さんの魅力は、「男役」など関係ない、「人間性!」と、思います。
紅さんが心配されているほど、本来の女性に戻ったからと言って、ファンは離れていくことは無いのではないかな?と思ったコンサートでした。

ここまで読んでくださってありがとうございます。
ランキングに参加しています。ポチッとバナーをクリックしていただけると嬉しいです♪
にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村
いつも応援してくださってありがとうございます。

twitter


スポンサーリンク