月組『RYOFU』『水晶宮殿(クリスタルパレス)』スチール写真

こんにちは、くららです。
ブログの更新がお久しぶりになってしまいました。

月組『RYOFU』『水晶宮殿(クリスタルパレス)』の初日を観劇してきました。
花の道の桜は満開で、「初日にお花見もできる」と楽しみにしていたのですが、あいにくの雨でした。劇場の敷地に入ってすぐの所にキッチンカーが2台来ていましたが、雨に泣いていたよう…。
でも月組の舞台はとってとっても面白かったです。

お芝居『RYOFU』について

栗田先生の脚本とテンポある演出

昨日『ジキル&ハイド』を観劇して、役者さんや楽曲の素晴らしさはもちろんですが、単なる勧善懲悪ではなく、現代にも通じる「人間の二面性」を深く掘り下げている脚本が面白いと思いました。

『RYOFU』も栗田先生の脚本とこだわりとテンポのある演出が素晴らしくて、『ジキル&ハイド』に負けていないと思いました。

栗田先生は、『夢千鳥』『カルト・ワイン』、そして大劇場公演のショー『万華鏡百景色』と斬新で独特な世界観の作品をつくってこられました。『RYOFU』も今まで宝塚で味わったことのない独特な世界観のお芝居で、集中して観ることができました。

とにかく殺陣が多く、鳳月さん演じる呂布は方天画戟(中国の長柄武器)というやりを使って無敵です。かつてこんなに人が死ぬ舞台を観たことはありません。

主役が悪役、2番手も3番手もメインキャラはみんな悪役と言っても良い。でも舞台が成立しています。それは栗田先生のつくられた世界観によるところが大きいかと。

そしてこのストーリーの行きつくところは「純愛」。まさに公演解説にある『貂蝉(チョウセン)との因果な愛憎を描く、血と愛と罪が華やかに燃え上がるピカレスクロマン!』でした。人がどんなに死のうが「ザ宝塚」なのです。

途中から、雪蓮が貂蝉の身代わりになって話が展開していきます。この流れに無理やり感はなかったです。よく練られていました。

史実とは違う呂布と董卓の関係性

「そうきたか」と。ここも面白いと思いました。三国志に精通している方にはまた違った印象になるかもしれませんが。

『古典・三国志演義を踏襲しながらも、オリジナリティ溢れる全く新しい呂布の物語としてケレン味たっぷりにお届け致します。』と公演解説にあったように、まさしく「新しい呂布の物語」でした。   

そして、呂布は「裏切り者」と言われますが、宝塚版の鳳月さん演じる呂布は、そこまで悪役だとは思えませんでした。七城雅さんが呂布の少年時代を演じます。その母親が桃歌雪さん。このシーンがあるから呂布側に立ってしまうのかも。

前回の花組に比べて、月組は初日から完成度が高いなと思いました。さらにお芝居が深まっていっていくのも楽しみです。

新人公演主演の美颯りひとさんの「呂布の影」はダンサーの役でした。今までの公演ではお芝居、歌が上手という印象でしたが、ダンスもお得意のよう。やはり目力が好印象。

新人公演ヒロインの薫乃咲月さんは、婚礼の宴に迷い込む少年役でした。あの少年が薫乃さんか、と思ってみたら印象深いと思います。

ショー「水晶宮殿」について

鳳月さんがご挨拶の中で、齋藤先生のショーを「胸やけ」「ハイカロリー」と面白く表現されていました。
斎藤先生の『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』で免疫がついたからか、私はそんなに齋藤先生色が強烈とは思いませんでした。

鳳月さんは、最後のシーンではマントに剣を持った騎士のイメージでした。そしてパレードでは王冠をつけていらっしゃいました。まさしく王子さま。

月組3番手問題

公演プログラムでは、礼華はるさん彩海せらさんも3番手扱いでは無かったです。以前と同じでした。

お芝居、ショー共に「2人の差」を感じませんでしたが、フィナーレの黒燕尾の男役群舞で違いがありました。

板付きで黒燕尾が始まりました。中央には飾り燕尾の鳳月さん。まわりに黒燕尾の男役さんたち。

しばらくたって、飾り燕尾の風間さんと礼華さんが階段の上から中央に並んで降りていらっしゃいました。二人とも飾り燕尾でした。装飾は風間さん > 礼華さん と違いはあります。

黒燕尾の衣装で、礼華さんと彩海さんの違いに気が付きました。他のシーンでは、礼華さんも彩海さんも他の男役さんたちと少しだけ衣装が違っていた印象でした。

そして階段降りで、二人の羽根は違いました。

先に降りた彩海さんは、右側部分に羽根1つ。礼華さんは右側と左側に羽根2つ。礼華さんの羽根は通常の3番手羽根とは違うような印象でした。彩海さんの二つ分という感じ。

白河さんと花妃さんが「W娘2」

娘役2は、白河さんと花妃さんが「W娘役2」という感じで、お芝居ショーともに同じシーンに二人で出ていることが多かったです。ショーでは花妃さんが鳳月さんと一緒に銀橋シーン、白河さんは風間さんとのシーンがありました。

パレード階段降り

咲彩(エトワール)

白河・瑠皇・花妃

英・夢奈

彩海(白×水色×右側羽根)

礼華(白×青色×両側羽根)

風間(白×紫 2番手羽根)

天紫(白×ピンク 大羽根)

鳳月(トップ羽根)

並び
佳城・白河・夢奈・彩海・風間・鳳月天紫・礼華・梨花・英・花妃

ショーの感想の続きは、また次に書けたらと思います。

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