こんにちは、くららです。
月組『桜嵐記』新人公演の主演コンビの配役の発表がありました。
主演の楠木正行役は、礼華はるくん!
ヒロインの弁内侍役は、きよら羽龍ちゃん!
前回『ピガール狂騒曲』でこの二人が新公主演と発表されたものの中止になったので、もう一度仕切り直しという形ですね。
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コロナによって新人公演が中止になったため、月組、宙組、雪組の3つの組については「特例として100期生を新人公演の最上級学年とする」とお知らせがありました。
やはり100期生は、「新人公演の主演、ヒロインの救済措置」というより、「新人公演の長の期」の経験値の救済処置のようです。
珠城りょうさんの最後の公演なので、月組の将来を担うであろう100期の風間柚乃くんが主演でなかったのは、そういうことでしょう。
礼華はるくんについて
101期の178cmの長身で抜群のスタイルの良さが際立っている男役さんです。
若手男役登竜門の「Dream Time MC」を月組の英かおと君と共に務めています。
『ダルレークの恋』では、憲兵隊長ジャスビルで、軽妙な演技で活躍していました。
『赤と黒』での大抜擢
昨年の2月の御園座公演『赤と黒』では、4人の貴族の一人として先輩の中に一人だけ大抜擢されていました。
後の3人2貴族は
・月城かなと(95期、次期トップスター)、
・夢奈 瑠音(96期、新公主演1回)
・蓮 つかさ(97期、新公主演1回)
2008年の星組公演の貴族メンバーは、下記の錚々たる4名でした。
・柚希礼音、涼紫央、和涼華、彩海早矢
2019年の抜擢
『I AM FROM AUSTRIA』の新人公演では、2番手月城かなと君のリチャード役(2番手)を演じていました。
夏の轟悠さん主演『チェ・ゲバラ』では、軍人ルイス役を好演。
(この役はカストロの代役に風間柚乃君がまわったので、ぱる君に回ってきたのでは?と勝手に憶測するぐらい良い役でした。)
1月の「演劇人祭」には、〈専科〉凪七瑠海さんと共に月組の若手男役として出演していました。
〈月組〉暁千星くん、麗泉里さん、風間柚乃くん、天紫珠李さん、彩音星凪くん、結愛かれんさん、礼華はるくん、羽音みかさん
101期の男役の新人公演の主演は、雪組、縣千くん、星組、碧海さりおくん、宙組、鷹翔千空くんです。
すでに『ピガール狂騒曲』でも主演が予定されていたので「主演カウント」には入っていますが、実際に主演できることは何よりですね。主演2回とカウントしても良いのですよね。
彩音星凪くんについて
『ダルレークの恋』の「水の青年」で素晴らしいダンスで魅せてくれていた101期の彩音星凪くんも活躍して欲しいと願っています。
2番手月城かなと君演じる楠木正儀役だと良いなと思いますが、波線上の主要な役なのに、今回正儀役は、公表されていません。
きよら羽龍ちゃんについて
1期下の詩ちづるちゃんと活躍
研1の時に「アンナカレーニナ」のキティ役を演じたのをはじめとして、別箱では比較的大きい役を演じています。
しかし『ダルレークの恋』では、2番手娘役のリタ役でしたが、踊りのシーンでは1期下の詩ちづるちゃんと「対」で扱われることが多く、それまでの勢いが少し落ちていたように感じました。
「さよなら皆様」の歌手に抜擢
各組一人ずつ若手娘役さん5人によって「さよなら皆様」が収録され、公演の終演後に流れます。その中の一人でした。
花組 詩希すみれ(103期)
月組 きよら羽龍(104期)
雪組 有栖妃華(102期)
星組 都優奈(102期)
宙組 朝木陽彩(104期)
「歌手」として別格よりになってしまうのかも?と一瞬思った時もありましたが、やはりヒロインコースは間違いないようです。
歌上手で芝居巧者でダンスも出来て、華もある入団前の文化祭の時から「期待の娘役さん」です。
最近の娘役初詣ポスターモデル
・入団時の成績。 ・文化祭の主演経験の有無。 ・新人公演主演の回数。 |
期 | 名前 | 成績 | 文化 | 新公 |
105期 | 音彩唯 | 首席 | ○ | 0回 |
104期 | きよら羽龍 | 5番 | ○ | 2回 |
103期 | 夢白あや | 4番 | ○ | 2回 |
102期 | 舞空 瞳 | 首席 | ○ | 2回 |
100期 | 星風 まどか | 3番 | ○ | 2回 |
99期 | 美園さくら | 首席 | ○ | 3回 |
「初詣ポスター」の娘役さんを辿ってみると、1995年80期の千ほさちさんまで、初詣ポスターに起用時に娘役だった方は、全員トップ娘役に就任していました。
コロナ禍で、上級生のベテラン娘役さんがトップ娘役に就任するケースが、朝月希和さん、海乃美月さんと続いています。
従来に戻ったら、「初詣ポスター」に起用された娘役さんがトップ娘役さんに就任していくのでしょうか?
それなら、夢白あやさん、きよら羽龍さん、音彩唯さんが有力候補ということは変わらないでしょう。
105期にも、花組、星空美咲さん、月組、詩ちづるさん、宙組、山吹ひばりさんと「期待の娘役さん」が揃っています。
月組公演『桜嵐記』『Dream Chaser』から、全員が出演して、新人公演も開催されることになっています。
しかし関西でのコロナの感染状況は悪化の一途をたどっています。
「これからどうなっていくのだろう?」と心配になりますが、宝塚の公演が計画通り無事に上演され続けていくことを願っています。
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