宙組『シャーロック・ホームズ』新人公演
こんにちは、くららです。
今日は宙組『シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-』の新人公演の日です!

6月8日に月組で、1年半ぶりの宝塚大劇場新人公演が開催された時は、スゴイ熱気と盛り上がりでした。
宝塚には新人公演は無くてはならないものだと実感しました。

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宙組新人公演について

宙組のラストの宝塚大劇場新人公演は、2019年12月3日(火)『El Japón(エル ハポン) -イスパニアのサムライ-』が最後でした。
それから1年7か月振りになります。

その時の新人公演の主演だった風色日向くんが、次の本公演と別箱と休演して、現在上演中の大劇場公演から復帰されて、舞台で元気に活躍されて本当に良かったですが、今回は主要な役には選ばれていません。

夢白あやちゃんが宙組のホープ娘役でしたが、脇役を演じて、ヒロインは花宮沙羅ちゃんでした。
その後、夢白あやちゃんと潤花ちゃんがトレード組替になり、潤花ちゃんがトップ娘役に就任したため、「ホープ娘役」の座はあきました。

初めての新人公演となる「エル ハポン」で、真風さんの昔の恋人の藤乃役(本役:遥羽らら)を演じた山吹ひばりちゃんが、今回は初ヒロイン!

主演の亜音有星くんは、「オーシャンズ11」で3番手桜木みなとくんの役でした。
次の「エル ハポン」で、2番手芹香斗亜さんの役。
そして今回主演に初挑戦で、段階的にステップアップしています。
「アナスタシア」でのバレエの王子様役、「夢千鳥」での2役と経験値は積んできているので、新人公演主演の頑張りが期待されています。

今回の『シャーロック・ホームズ』は、役がとっても多くて、それぞれに活躍の場があるので、1年7か月ぶりの新人公演で、月組のようにみんなの大爆発・大成長が見れるだろうと期待しています。

100期生が特例措置で出演されます。
「長の期」として全体をまとめ、しめられることでしょう。
100期生は4人になってしまいました。
優希しおん君、天彩峰里ちゃん、愛海ひかるちゃん、琥南まこと君です。

新人公演の主な配役について

・シャーロック(真風 涼帆)… 亜音有星(103期)
スーツとコートが似合い過ぎるイギリス紳士であり、ちょっと変わり者で愛嬌があり、頭がキレるクレバーで、剣もできるという、多面的な魅力をもつシャーロックを男役として円熟している真風さんはサラリと演じられています。

キョロちゃんには、難関かな?と思いますが、舞台度胸がとても良いのでがんばって演じられるでしょう。

「退屈だぁ~!」のセリフは、そのままコピーになるのか?キョロちゃん風味になるのか?

・アイリーン(潤 花)… 山吹 ひばり(105期)
アイリーンは女優魂のある(キキちゃんの言葉)潤花ちゃんが、華やかに大胆に演じています。
山吹ひばりちゃんも、「女優魂」というか、凛とした強さのある娘役さんです。
どんなアイリーンが見れるのか?

・モリアーティ(芹香 斗亜)… 鷹翔 千空(101期)
無邪気な少年のように演じながらも、ふとした瞬間におそろしく冷たい表情になり、“究極の悪役”を軽快でありながら深みのあるお芝居で、キキちゃんは魅せてくれています。

モリアーティが今回一番難しい役のように思いますが、新人公演のベテラン陣とも言える鷹翔千空くんが演じるので、「モリアーティ教授の魂」を宿して、鷹翔千空くん色のモリアーティを演じてくれそうな気がします。

本公演でも、滝のシーンでのシャーロックホームズとモリアーティの一騎打ちの殺陣が見どころですが、新人公演でも同じように魅せてくれるでしょうか?

・ワトスン(桜木 みなと)…優希 しおん(100期)
シャーロックの良い相棒であり、恋人を大切にするとっても良い人のワトソン。
優希くんが演じると、「良い人」感があふれそうに思います。
身体能力がとっても高いので、走ったりするシーン、優希ワトソンらしさが出るのかな?

・レストレード警部(和希 そら)…大路 りせ(105期)
105期の大路りせくんは大抜擢ですね。
全体の中では、年齢層が高めの役を105期の大路くんがどう演じるのか?

・フレッド(瑠風 輝)…真白 悠希(104期)
芝居上手で定評のある真白くん。
真白くんもメガネなのかな?

・J・モリアーティ大佐(紫藤 りゅう)…風色 日向(103期)

娘役さん
・ハドスン夫人(遥羽 らら)…花宮 沙羅

・メアリー・モースタン(天彩 峰里)… 有愛 きい(103期)
雪組の102期の一禾あおくんは、双子の弟になります。
今まで大きな役はついていませんでしたが、娘役2番手への大抜擢!

・ヴィクトリア女王(瀬戸花 まり)…愛海ひかる(100期)
女王という威厳のある役を娘役に、娘役に転向して1年の愛海ひかるちゃんが挑戦。
「長の期」としての威厳が役にいきるかも。

・モーカー伯爵夫人(花音 舞)…天彩 峰里(100期)
「長の期」として、脇でみんなを支える役割でしょう。

・ヘレン・ストーナー(綾瀬 あきな)…水音 志保(101期)

・ミス・フォークナー(愛海 ひかる)… 朝木 陽彩(104期)

(新人公演のみの役)娼婦…湖々さくら(101期)

男役
・ウィリアムズ(寿 つかさ)…惟吹 優羽(101期)

・マイクロフト(凛城 きら)…真名瀬 みら(101期)

・フォン・ヘルダー(松風 輝)…湖風 珀(100期)

気になる新人さん

スタンリー・ホプキンズ警部(希峰 かなた)…泉堂 成(105期)
『Hotel Svizra House』で個性的なジョルジュで一躍注目されました。
宙組のお願い動画でも、「タカラヅカニュース」での「マイプロフィール」の自己紹介でもアピール力が高かったです。愛称は、「ナル」とのこと。

「宝塚グラフ8月号」で、真風さんから「私のことを知りすぎて賞」をもらっていました。
真風さんのお手伝いをしているようで、段取りなど完璧に覚えていて、真風さんは「神の子」と呼んでいたそう。
とっても頼もしいナルくんです。これから活躍していく予感。

アリス・ターナー(小春乃 さよ)…春乃 さくら(102期)
「宝塚グラフ8月号」で、真風さんから「声がキレイで賞」をもらっていました。きれいな声に真風さんは聞き惚れてしまって内容が入ってこないとか。
ショーではエトワールをつとめています。

「宝塚グラフ8月号」に、「宙組アンケート!真風涼帆」がありました。
宙組生全員に「真風涼帆の魅力」についてアンケートを実施されたそうで、その一部が掲載されていました。

宙組生一人ひとりの真風さんを慕う気持ちがとっても伝わって来ました。
下級生は、真風さんの格好良さに、ファンと同じ視線でゾクゾクしていて、親しみを感じました。

105期の愛未サラちゃんの初舞台は宙組「オーシャンズ11」
真風さんがテスへの思いを歌うシーンが格好良すぎて、「こんな素敵な世界に入れて良かったと胸が高鳴ったそうです。

そして、真風さんの返しのメッセージが、心がこもっていて組子への愛にあふれていました。
真風さんのユニークな言葉選びも楽しい!
こういうお返事を読んでいると、センスがあって頭が良い方だなと思います。

真風さんが熊本での学生時代にパン屋さんのアルバイトをしていたのは、有名な話ですね。
オーナーが夕方に帰ってから閉店までの間は真風さんに一任されていたそうです。
セールするタイミングを曜日や天気で決めたり、レジを締めたりをされていたとか。
食品の廃棄をなるべく減らせるよう工夫もされていたそう。

その頃から、頭がキレて責任感が強くて、経営者のようだったのですね。

今、宙組は真風さんを中心として、とっても充実していることを感じます。
真風さんのこれからが気になるところですが、気にしても仕方ないので、今を楽しみたいと思います。

宙組の新人公演を観てきたら、また感想を書きたいと思います。

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