花組新人公演と星空美咲さん
こんにちは、くららです。
本日、宝塚友の会「ステージトーク オンライン」第2回(月組)第3回(宙組)の無料配信のお知らせがありました。

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「ステージトーク オンライン」について

第1回花組の「ステージトーク オンライン侑輝大弥×星空美咲」が8月に実施されてから、それ以降のお知らせがなかったので、「どうなったかな?」と思っていました。続いて実施されること、良かったと思いました。

◆第2回(月組)2022年10月21日(金)11:00~11月20日(日)11:00
出演者:彩海せら、きよら羽龍

◆第3回(宙組)2022年10月14日(金)11:00~11月13日(日)11:00
出演者:亜音有星、山吹ひばり

第2回の月組より第3回の宙組の方が、先に公開されます。
この逆転は、宙組宝塚での新人公演が上演できましたが、月組の新人公演は、東京だけの上演だったためでしょう。
新人公演の上演後に「ステージトーク」の収録が行われているようです。(花組のトークは、6月21日に新人公演が実施されて、6月27日に収録されていました。)

新人公演の実施の有無は、いろいろな影響が出ています。
一番大きな影響を受けているのは、花組です。
宝塚では2回続けて新人公演が上演できているのに、東京では新人公演が2回とも中止になってしまって、未だ花組だけ新人公演の配信が出来ていません。

「花組は新人が育っていない」という書き込みを見たりしましたが、それは東京の新人公演が中止になって、配信で見る機会が失われているだけだと思います。

私は、花組の『元禄バロックロック』と『巡礼の年』の新人公演を宝塚で観ました。
花組の新人公演メンバーは、他の組と変わらない大健闘をされていました。

2020年までさかのぼって、各組の新人公演の有無について書き上げてみました。
そして「歌劇10月号」で、星空美咲ちゃんが新人公演について、前向きな気持ちを書いていらっしゃったので、ご紹介します。

コロナ禍の各組の新人公演状況

2020年
宙組『El Japón(エル ハポン』
東京

雪組『ONCE UPON A TIME IN AMERICA
宝塚
×東京

星組『眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~』
宝塚
×東京

花組『はいからさんが通る』
×宝塚(無観客で新人公演の本番をしたそうです【宝塚GRAPH2021年3月号、100期の朱紫令真さんコーナーのトークより】)

月組『ピガール狂騒曲』
新人公演中止

宙組『アナスタシア』
新人公演中止

2021年
雪組『f f f -フォルティッシッシモ-』
新人公演中止

星組『ロミオとジュリエット』
新人公演中止

花組『アウグストゥス-尊厳ある者-』
新人公演中止

月組『桜嵐記(おうらんき)』
宝塚
東京

宙組『シャーロック・ホームズ』
宝塚
東京

雪組『CITY HUNTER』
宝塚
東京 配信1回

星組『柳生忍法帖』
宝塚
東京 配信1回

花組『元禄バロックロック』
宝塚
×東京(2022年) 配信0回

2022年
月組『今夜、ロマンス劇場で』
宝塚
東京 配信1回

宙組『NEVER SAY GOODBYE』
×宝塚
東京 配信1回

雪組『夢介千両みやげ』
宝塚
東京 配信2回

星組『めぐり会いは再び next generation』
×宝塚
東京 配信2回

花組『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』
宝塚
×東京 配信0回

月組『グレート・ギャツビー』
×宝塚
東京 配信2回

宙組『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』
宝塚

こうして書き上げてみると、組の順番としても、花組がついていないことがわかります。特に東京の新人公演が。他の組では新人公演の配信が2回行われているのに、花組だけ宝塚では上演できたのに、東京では上演できなかったため、配信0回です。

先日、宙組桜木みなとさん主演『カルト・ワイン』の特別放送がありました。
これは、初日映像を特別に編集したものでしたが、何の違和感もなく楽しく見ることができました。
『カルト・ワイン』を見ながら、ニュース用に撮影されている映像でも、十分見ごたえがあると思いました。

「はいからさんが通る」の主演だった一之瀬航季さんが、宝塚GRAPHの朱紫さんの同期コーナーで、無観客で新人公演を上演したと語られていました。
宝塚で上演されたものも、多分映像として残っているのでは?と思います。

スカイステージで、東京での新人公演が次々に放送されていきます。
ダイジェストでも良いので、花組の新人公演も映像を編集して、他組と同じように放送してくださったら良いなと思っています。

星空美咲ちゃんの楽屋日記

夏の『巡礼の年』の新人公演で、星空美咲ちゃんは初ヒロインマリーでした。

東京公演の初日が延期されて、7公演(8/14(日)15:30回~8/19(金))上演されたものの、また中止になってしまい、千秋楽だけ上演されて、新人公演も上演できませんでした。
公演中止のお知らせの表現から、新人公演は何としても上演したい感じが伝わってきて期待していたので、本当に残念でした。

星空美咲ちゃんの言葉

星空美咲ちゃんの歌劇10月号の楽屋日記によると
東京の新人公演のお稽古は、3年ぶりに本格的に出来たそうです。

2019年10月31日(木)に、『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』の新人公演が上演されました。
それ以来の、本格的なお稽古だったのですね。
3年という歳月は、新人公演の対象学年が研1から研7までと限られているので、該当学年の方には大打撃だったと思います。

そして今年の夏、3年ぶりの本格的なお稽古に、本公演が中止になる中、新人公演メンバーは、励まれていたのですね。
そして劇団も、なんとか新人公演を実施したい意向だったのだと思います。

宝塚で公演してから迎えるお稽古が、こんなにも充実していて学びがあることを初めて知りました。とても難しい作品だったので、それぞれでたくさん話し合い、お芝居の楽しさに気づかされました。引用「歌劇10月号」楽屋日記・星空美咲

それまで美咲ちゃんは、上級生の中に一人だけ下級生で抜擢されていたので、1人でどうにかしようと必死だったそうです。
しかし近い学年の集まった新人公演だからこそ、みんなで助け合いながら役を深め、信頼しているからこそ、役として存在できることを学んだそうです。

最後はマリーの台詞にかけて、
絶望もあったけれど私の中では今も生き続けていると言えるように努力し続けます」と結んでいらっしゃいました。

お稽古出来たことに対して、感謝している美咲ちゃん。
その陰には、中止になってしまったことに対して、悔しい思いもあったことでしょう。

その悔しさをきっと次の公演で、リベンジされると思います。

『巡礼の年』新人公演
フランツ・リスト(柚香光)……侑輝大弥(102期)
マリー・ダグー伯爵夫人(星風 まどか)……星空美咲(105期)
フレデリック・ショパン(水美 舞斗)……鏡星珠(106期)
ジョルジュ・サンド(永久輝 せあ)……太凰旬(102期)

外箱公演のヒロインを重ねている星空美咲さんは、宝塚の新人公演の時から、そのまま本公演に出演できるのでは?と思う程の完成度でした。
ビジュアルが売りの侑輝大弥さんも、柚香さんに負けない格好良さでした。

そして何と言っても、106期の鏡星珠さんが、お芝居も歌も所作も上手で、驚きました。
「カフェブレイク」の「ビバJ」で永久輝さんも誉めていらっしゃいました。そして「冬霞の巴里」で焼き栗売りをしていたので、「マロンちゃん」と呼んでいるとか。
106期は華世京さんだけではありません。「マロンちゃん」もとっても有望です。

花組の新人さんたちみなさん、とってもパワーと実力にあふれていました。
リベンジパワーも加わって、今度の公演で爆発されるのではないかと思います。

花組のワークショップと全国ツアー

バウ・ワークショップ『殉情』の帆純まひろさん主演は、10月13日(木)が初日です。
そして全国ツアー『フィレンツェに燃える』『Fashionable Empire』の初日は10月14日(金)です。

『殉情』の「NOW ON STAGE」について

バウ・ワークショップ『殉情』は、主演が二人なので2バージョンの「NOW ON STAGE」があるようです。
出演者は、帆純まひろさん主演の方しかまだわかりませんが、6名出演です。
出演:帆純まひろ朝葉ことの、美風舞良(両方出演)、峰果とわ(両方出演)、希波らいと美里玲菜

一之瀬さん主演バージョンの、配役に当てはめると、出演は、
主演の一之瀬航季さん美羽愛さん、マモルの鏡星珠さん、ユリコの二葉ゆゆさんになるでしょうか?

ここでも鏡星珠さんは、抜擢されています。

『フィレンツェに燃える』『Fashionable Empire』「NOW ON STAGE」

出演:柚香光、星風まどか、水美舞斗、永久輝せあ、聖乃あすか、星空美咲

星空美咲さんの躍進

星空美咲さんは上級生に混じって、出演者に入っています。
昨年のバウ初ヒロインから、別箱は全部「NOW ON STAGE」に出演しています。

既に本公演の「ポップアップタイム」にも出演済。

研4にして宝塚大劇場のロビーのパネル入りしました。

歌劇の11月号の予告ページには、カラーポートレートに美咲ちゃんのお名前がありました。

新人さんは、新人公演の抜擢で頭角をあらわしていきますが、星空美咲ちゃんの場合は違いました。

昨年1、2月の聖乃あすかさん主演『PRINCE OF ROSES-王冠に導かれし男-』でバウ初ヒロインを見事につとめられました。

そして、次の別箱では水美舞斗さん主演『銀ちゃんの恋』で、東上公演の初ヒロイン。

その次の本公演『元禄バロックロック』『The Fascination(ザ ファシネイション)!』では、既に娘役の3番目の活躍でした。

次の別箱、永久輝せあさん主演『冬霞の巴里』で、東上公演2回目のヒロイン。

次の本公演『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』で、新人公演初ヒロイン。

別箱でヒロインを3回経験してから新人公演初ヒロインと言うのは、過去に例が無い抜擢の仕方だと思います。

たまたま花組は新人公演が不運だったので、別箱中心に抜擢されて、頭角をあらわしてきた美咲ちゃんは、運もとても良かったと思います。

演技力、歌唱力、スタイル、存在感に特別なものがあったので、どういうコースを辿っても、今の娘役2番手の位置に達していたと思いますが。

他組に比べて、いろんな面でスター扱いされているので、「どこかの組の次期トップ娘役候補ではないか?」と噂されています。

どうなのでしょう?

花組は音くり寿さんが退団されて、大きな穴があいてしまったので、美咲ちゃんまで組替していったら大きな痛手だと思いますが、次なる抜擢もはじまっています。

「タカラヅカニュース」の全国ツアーの「スカイレポート」で、稽古場の様子を話されているのを聞いていると、106期湖春ひめ花さんがショーでも歌手として101期の咲乃深音さんと共に抜擢されているようです。
お芝居の方でも、湖春ひめ花さんが「酒場の歌姫マッダレーナ」に抜擢されていました。

咲乃深音さん湖春ひめ花さんが歌姫・音くり寿さんの後を継いで活躍されていくようです。

コロナ禍で上級生の娘役さんがトップ娘役に抜擢されていましたが、これからはコロナ前のように、若い娘役さんがトップ娘役に抜擢されるのでしょうか?

星風まどかさん、舞空瞳さんは研4でトップ娘役に就任されました。

今度雪組トップ娘役に就任する夢白あやさんは研6です。

星空美咲ちゃんは現在研4です。

宝塚ファン同士でアレコレ話してしまいますが、わからないですね。

前回書いたことも私の勝手な憶測、妄想にすぎません。ご容赦ください。

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