95期「神8」だった可能性ある?愛希れいかこんにちは、くららです。
1週間前ですが、愛希れいかさん柚希礼音さんWキャストで、ミュージカル「マタ・ハリ」の主演をすることが発表されました。

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ミュージカル「マタ・ハリ」について

このミュージカルは、『スカーレット・ピンパーネル』でお馴染みの作曲家フランク・ワイルドホーン氏の新作として、2016年に韓国で初演され、柚希さんが2018年に日本初演で主演されたものです。
「世界で最も有名な女性スパイ」とも言われるマタ・ハリの半生を壮大な音楽と共に彩る愛と戦いと欲望が絡まるドラマチックなミュージカルだそうです。
初演では、柚希さんの妖艶なダンスシーンが話題になっていました。

「宝塚100周年のトップオブトップ」という輝かしい称号をもっている元トップスターに、元トップ娘役が肩を並べて、再演でWキャストをとるということは、元トップ娘役の活躍としては、快挙と言っても良いものだと思います。(二人は、同じ事務所アミューズに所属)
ポスターで柚希さんと並んで真ん中に位置しています。

退団後の愛希さんについて

宝塚でも、娘役としては破格の活躍でしたが、退団後も初舞台が、『エリザベート』(帝国劇場)で、花總まりさんとWキャスト、その後も『ファントム』で クリスティーヌ役を木下晴香さんとWキャスト。
昨年秋は、『フラッシュダンス』で、日本初演作の主演。(座長)

愛希れいかさんの現在の活躍は、トップ娘役としてかつて例のない、飛ぶ鳥を落とす勢いがあります。

95期生

ちゃぴは、スターを沢山輩出している95期生です。
トップ娘役は妃海風さん、実咲凜音さんとちゃぴの3人。
男役は、「神7」と言われていて、現在トップスターは、柚香光くんと礼真琴くん。月城かなと君が次に続くか?と発表が待たれている所です。そして、水美舞斗くん、朝美絢くん、瀬央ゆりあくん、桜木みなとくん。

ちゃぴは、「娘役」→「男役」→「娘役」と2回転向しています。
身長が167cmと娘役としては長身です。
現在では長身の娘役さんも増えてきましたが、今から10年前は、165cmだった星組トップ娘役の夢咲ねねさんでさえ「長身娘役」と言われていました。

身長面だけを考えると、「男役」を貫いていた可能性もあります。
その場合、95期の男役が「神7」ではなく「神8」だった可能性もあるのかも?と柚希礼音さんとWキャストになっているちゃびを見てふと思いました。

「娘役」か?「男役」か?

音楽学校入学当初は、「娘役」として授業を受けていたそうです。
しかし身長が伸びたこともあり、本科生になる前に「男役」に転向したそうです。

その後、周囲から娘役転向を勧められても、「男役」を目指していたそうです。
研2の時に『THE SCARLET PIMPERNEL』では、本公演ではルイ・シャルル役を演じています。
少年役ですが、歴代娘役さんが演じていますね。新人公演では男役でした。

研3から娘役に転向
研3の7月『アルジェの男』本公演で娘役のフランソワーズ役。
そして新人公演ではヒロインのサビーヌ役。

11月の『アリスの恋人』別箱公演では、明日海りおさんの相手役アリスでヒロイン役。

翌年『エドワード8世』では、本公演で娘役アデール・アステア、新人公演で2度目のヒロインのウォリス・シンプソン役。
そして研4でトップ娘役に就任しました。トップスターは龍真咲さん。

男役だったちゃびに、娘役転向を言葉で明確に勧めてくれたのは、龍真咲さん
「神の声のよう。決意して真っ先に報告したら喜んでくださった」とインタビューでこたえていました。

娘役が似合う男役には、「娘役転向をすすめる」ということは、良くあるケースだそうです。
明日海りおさんは、強い意志で男役を貫かれたと仰っていましたね。

もう「娘役の愛希れいか」に見慣れてしまっているので、「男役の愛希れいか」を想像することさえできませんが、龍真咲さんが明確にアドバイスされていなかったら、「娘役愛希れいか」は誕生せず、男役のままだったのかも??

男役を貫いていても、活躍できていたのではないか?と感じます。

娘役・愛希れいかの印象

ちゃぴのトップお披露目公演の『ロミオとジュリエット』を私は観劇していません。
スカイステージで素顔を見て、第一印象は、庶民的な垢ぬけていない娘役さんだなと思いました。
映像で見るジュリエットも、良さがわかりませんでした。

次の『ベルサイユのばら』を観劇しても、オスカルとアンドレ中心に見ていたので、印象は変わりませんでした。

しかし、梅芸での『ME AND MY GIRL』のサリーを観た時に、ググッと伝わってくるものがあって、ちゃぴの魅力に初めて気づきました。当時は歌唱力はまだ上達前でしたが、とても心地よい歌声でした。
心情を表現するのが巧みでストレートに伝わってきて、パワーがありました。
ちょっと挫折中だった私は、サリーに励まされたくて何度も梅芸に通いました。

そして、衝撃的だったのが、『1789 -バスティーユの恋人たち-』のマリーアントワネット。
それまでのトップ娘役の枠を見事に打ち破って、自立した娘役をパワーをみなぎらせて魅せてくれました!
ダンスの技術も素晴らしいですが、それ以上に舞台で魅せるセンス、惹き込む力が特別に長けていると思います。

未だに素顔は素朴な女の子風で、スターという印象はありませんが、いざ舞台に立つと、誰よりも特別なスターです。
この不思議さも魅力だと、私は勝手に思っています。

ちゃぴはどこまで昇りつめていくのでしょう。
今後のちゃぴの活躍に目が離せないなと期待しています。
エリザベート・ガラコンサートも、「アニバーサリー25周年ver.」に大阪と東京に1回ずつ出演予定です。

現在、宝塚の舞台で95期生たちの快進撃が進行中ですが、外部の舞台でもちゃぴが先陣をきって活躍中です。
95期生たちは、どこまで極めていくのでしょうか。楽しみですね。

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