愛希れいか「フラッシュダンス」
こんにちは、くららです。
またまたブログの更新が久しぶりになってしまいごめんなさい。

心が沈んでいたのですが、昨夜ある公演を観てからエネルギッシュな元気、勇気をもらいました。

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それは、愛希れいか 初単独主演ミュージカルフラッシュダンス』です。
1983年に公開されて大ヒットしたアメリカ映画『フラッシュダンス』を元にしたミュージカルの日本初演作

昨日が大阪公演の初日で、私は夜の6時公演を観劇しました。

当初は左右1席あけた状態で売り出されたのでチケット難公演でしたが、座席数緩和によって10月3日より満席にして販売されました。
ネットで一般前売りをのぞいたら、宝塚の公演ではなかなか手に入らないような良席が普通に販売されていたので、ついポチっと購入してしまいました。
是非見たいと思っていたものの、心は疲れていたので、昨日会場に着くまでは重い心を引きずっていました。

しかし観劇後は元気いっぱいになりました。
『私が今出来る全て賭けて挑みます!』と、ちゃぴがtweetしていましたが、エネルギッシュなダンスに歌とお芝居。
全身全霊をかけて挑んでいる、ちゃびにはエネルギーと熱い思いがみなぎっていました。

それを観て、ちゃぴの思いを受け取った私も、エネルギッシュになり、前に進む勇気がわいてきたような…

エンターテインメントは絶対必要なもの

コロナ禍で、エンターテインメントは「不要不急」のものだと言われ、一番最初に中止に追い込まれ、後まわしにされてきました。
しかし、演劇は間違いなく大きなプラス効果を与えてくれる絶対必要なものです。
心が疲れやすい今のような状況だからこそ、必要不可欠!

コロナ禍、家庭やお仕事や様々な事情で劇場に足を運べない方も沢山いらっしゃると思います。
我慢をしていらっしゃる方々も多い中、こんなことを書いてごめんなさい。

はやくコロナ禍が過ぎ去って、以前のようになんの心配もなく劇場に足を運べるようになりますように。

「不要不急」のものと虐げ続けられたら、「演劇」は消えてしまうのではないかと思っていましたが、宝塚が復活し、外部の公演も復活してきて、安堵しています。

演劇が再開中(OG中心)

「フラッシュダンス」は、9月12日に東京の日本青年館で初日の幕をあげました。
名古屋公演を経て、10月8日が大阪公演の初日でした。

大地真央&花總まり主演の「おかしな二人」は、10月8日シアタークリエで初日の幕を上げました。(潤色・演出/原田諒 衣裳/有村淳)

朝夏まなと、土屋太鳳w主演のミュージカル『ローマの休日』は、10月4日帝国劇場で初日の幕を開けました。

東京宝塚劇場では、今日から花組「はいからさんが通る」の初日の幕が上がります。

11月いっぱいは、座席数も左右を空ける必要もなく、満席売り出されています。
今後の感染状況は予想できませんが、今の状態がずっと続いていけるといいですね。

今の愛希れいかの真骨頂を発揮

宝塚卒業後の「エリザベート」のシシィよりも「ファントム」のクリスティーヌよりもちゃぴにぴったりな「フラッシュダンス」のアレックスでした。
歌もお芝居も素晴らしいですが、ちゃぴの本領発揮はやはりダンス。舞台の上でのダンスの運動量も半端ありません。

そしてちゃびの魅力は、明るい笑顔と純粋無垢な瑞々しさにあると思います。
在団時も退団後も、華々しい経歴を重ねているのに、そんなことを感じさせない新鮮さがあります。
出しゃばらず、素朴な女の子風の、「誰からでも好かれる」謙虚な人柄が魅力だと思います。

しかし、いざ舞台に立つと、スターとしてキラキラ輝いていて、たった1人で広い舞台を埋め尽くすパワーがあって、「ザスター」なのです。
あてがきと思えるほど、役そのものになりきれ、歌、ダンス、芝居の3拍子の実力と、小顔で9等身のスタイルもバッチリ。
どんな衣装も良く似合う。
舞台で大化けするところが、愛希れいかのスゴイところだと思っています

月組OGもたくさんご出演

ちゃぴと、春風ひとみさん、秋園美緒さんの3人のシーンも何回かあり、昔からの宝塚ファンには感慨深かったです。
春風さんも秋園さんも魂のあるお芝居をされる方で、座長として頑張るちゃぴの心の支えになったのでは?と感じました。
同じ月組の同期と後輩がいることも座長としては、心強かったでしょう。

春風ひとみ

・65期生。同期生に、杜けあき・南風まい・白川亜樹(芹香斗亜くんのお母様)
元月組。実力派の二番手娘役。
大地真央、黒木瞳(67期)のお披露目公演「情熱のバルセロナ」と一緒に上演された「愛限りなく(春琴抄)」では、佐助:大地真央 / ヒロイン春琴:春風ひとみでした。
次の剣幸さんの相手役には、66期のこだま愛さんが就任し、その後も2番手娘役として活躍。バウ「サウンドオブミュージック」主演マリアで1988年退団。

秋園 美緒

79期生。元星組、2番手娘役。2003年3月23日『ガラスの風景/バビロン -浮遊する摩天楼-』で退団。

お二人ともスタイルの良さが際立っていました。あまりもの美脚に唖然。
美麗
・95期生。元月組男役。

輝生かなで
・99期生。元月組男役。

SHUN先生もご出演

宝塚の振り付けで有名な「SHUN先生」は、この公演の振付を担当されるとともに、自らもご出演されていました。
大柄ながらキレキレのダンスを踊る方がいらっしゃるなと思ったら、SHUN先生でした。

コロナ禍と可能性

日本語版脚本・訳詞・演出は、岸谷五朗氏。
3月~5月に「地球ゴージャス」の大切な25周年記念公演の殆どが、コロナによって中止になり、その時の悔しい思いを語られていました。

『初日の産声をこれ程の未来の可能性だと感じる公演は初めてだ。』とも。

この公演に、今後のエンターテインメント界、特に「女優愛希れいか」の可能性を感じました。

知っていました?TVドラマ「スチュワーデス物語」の主題歌

1983年10月18日から1984年3月27日まで毎週火曜の8時からの、堀ちえみ主演の「スチュワーデス物語」が放送されていました。

その主題歌が『フラッシュダンス』の主題歌『フラッシュダンス…ホワット・ア・フィーリング』の日本語バージョンでした。
「ドジでノロマな亀」の女の子がスチュワーデスになって成長していくお話でした。

『フラッシュダンス』は、1980年代女権拡張(男女同権、フェミニズム)を唱えた象徴的な作品と捉えられています。
ヒロインは働きながら、プロダンサーになる夢を描き努力する。
精神的に自立していて、夢は自分で叶えるもの、私なら出来る!と進んでいく。

2020年のコロナ禍の暗い時代だからこそ、この作品を上演する意義は深いと思います。

「私には出来る!」というヒロインの言葉。自分を信じて、そして夢を掴む。

昨日もらったちゃびからのパワーによって、久しぶりにブログを書けて良かったです。
台風が近づいていますが、被害が最小限に抑えられますように。

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