月組初日感想
お久しぶりです、くららです。
1週間ぶりのブログの更新になってしまいました。
長期のお休みになってしまってごめんなさい。その間たくさんの方々から温かいメッセージをいただいて励まされました。
(それとは反対のかなしいメッセージについては、下でお願いを書いています)

今日は2回目の月組観劇ですが、その前に先週の金曜日の月組公演大劇場の初日の感想を書いておきたいと思います。
初日の記憶も薄れた中、超特急の走り書きでごめんなさい。

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適材適所のスターの活躍

暁千星くんについて

スチールが公表された時から、金髪が良く似合うありちゃんの爽やかな笑顔にひきつけられました。
舞台でも、スチール写真そのまんまのありちゃんが登場するたびに、爽やかなはつらつとしたエネルギーが爆発!
フィナーレのせり上がりでの登場の歌手も嬉しかったです。

実はその日、私の心は沈みがちだったのですが、ありちゃんの姿を見るたびに、心に元気がわいてきて、笑顔が取り戻せたような気がしました。
キラキラとしたスターオーラに満ちているだけでなく、人の心を癒してくれる不思議な魅力のあるありちゃん。

お芝居では、目立つ役どころではありませんでしたが、「その他大勢」にならないよう、登場の仕方に配慮がされていたように思いました。

和物のありちゃんも、しっとりした艶があって、上級生になったのだなあと感じました。
あえて大人っぽくつくらなくても、等身大のそのままのありちゃんが一番魅力的で素敵だと思いました。

珠城りょうさんについて

自粛期間中のはっちゃけて、生き生きしている珠城りょうさんを見て、これからの舞台の珠城りょうは、絶対面白いぞ!と書いていました。


珠城りょうさんご自身がインタビューの中で、私の思っていたようなことをこたえていらっしゃいました。

「次の日のことを考えず、ぐっすり寝たり。『力強くあらねば』ではなく、下級生の頃の本来の自分に戻れた気がして。不思議だなと思いました。今はすごく呼吸がしやすくなりました。私にとっては、いいリセットでしたし、トップになってからの映像を見て『頑張ってきたな』と自分を認めることができた。少し心がほぐれたところで、新しい挑戦。『楽しい』の気持ちを大切にしたい」引用スポーツ報知

若くして就任したトップスターとしての重責がどれだけ彼女を追いこみ、苦しめていたのでしょう。自粛期間がその回復の時となって本当に良かったです。
退団が決まり、「楽しい」気持ちを大切にしたい、と思っている珠城さんの初日の姿は、心から舞台を楽しんでいることが伝わってきました。

舞台の上で自然に楽しんで息づいている姿は、とても魅力的であり、月組に良い風を吹かせていました。
これからの舞台の珠城りょうは、絶対面白いぞ!という私の予想に間違いは無いと思います。

強い2番手月城かなとくん

「日本物の雪組」で下級生時代に日本物にチャレンジし続けていたれいこちゃんは、白塗りが究極的に美しく、和服の着こなし、所作も美しかったです。
お芝居も、いつもの3枚目かと思いきやそれだけでなく、哀愁漂う歌のシーンがあり、見せ場もバッチリ。
「美しい」だけではない、芝居も歌も巧みな、れいこちゃんの実力を感じる公演でした。
スターとして急成長して頼もしくなっている充実感がありました。

そして日本物ショーでも、お芝居でも、娘役トップのさくらちゃんより強い2番手としての位置でした。

「次期月組トップスターは誰?」と注目されていますが、この公演をみると、芝居と和物が特に秀でているれいこちゃんが、月組トップにふさわしいのかな?と感じました。

鳳月杏さんについて

コメディタッチのおじさんを演じさせたら、ちなつさんの右に出る方はいらっしゃいません。
実に味のある憎めないウィリーでした。
和物でもちなつさんの存在が重厚感を加えていました。

風間 柚乃くんについて

和物ショーでは、月城かなとくんと対にみせる鏡役に抜擢されて頑張っていました。
お芝居の方では、とってもインパクトのある役。
初日は、意外性も含めて注目をさらい続けていたので、それから演出に変更があったのか?本日再び見るのが楽しみです。
おだちんは、芝居心があり、「間」が抜群ですね。

美園さくらちゃんについて

和物はあまり得意では無いのかな?と思えましたが、満面の笑顔で踊っている姿が素敵でした。

お芝居の、才色兼備のガブリエル役は、賢いさくらちゃんにピッタリの役で、当時のモダンなドレスの着こなしも素敵でした。
娘役さんとしての美しさ、キュートさが役を重ねるごとに増している最中なので、退団は惜しまれます。

『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』

日本ものショーは、「チョンパ」で一斉に照明が放たれて、真っ暗だった視界にパっと華やかで鮮やかな豪華絢爛な舞台が浮かび上がります。
銀橋や本舞台にズラ~っと男前な若衆と美しい娘役さんたちが並んでいて、「これぞ宝塚の日本もの!」
思わず「うわあ!」という歓声が出そうな中、声を押しつぶすのに必死でした。
植田紳爾先生の息子さんの山村友五郎さんが多くのシーンの振付を担当されていました。

大きく分けて、「雪」「月」「花」の3部構成で、聞き覚えのあるクラシックの曲が流れます。
「雪」ではビバルディ『四季』より「冬」。
「月」ではベートーベンのピアノソナタ第14番『月光』。
「花」ではチャイコフスキー『くるみ割り人形』より「花のワルツ」。

クラシックと日本舞踊のコラボが新鮮で、ひきこまれていたら、あっという間に45分間のショーは終わりました。
今回の公演で退団される松本悠里さんの舞踊も素晴らしかったです。

「あなたの夢はなんですか?みんなあなたに叶えましょ」という親しみやすい、昭和的な歌が繰り返し歌われるので心に残り、新しい感覚の日本物ショーでありながら、なつかしい感覚もありました。

はじめはオリンピック開催によるインバウンド需要を見込んでの「日本の情緒を届ける」という趣旨の公演だったようですが、日本人だけでも十分楽しめるものです。
和物ショーというと、ウトウトしてしまいやすい私です、「あっと終わった」という感想をもったのは、それだけ心をとらえるものがあったからだと思います。

106期生について

ショーの中で39名の初舞台生の口上シーンがありました。全員紫色の艶やかな初々しい振り袖姿。
4月24日が初舞台の予定だったので、106期生全員どれだけこの初日をを待ち望んできたことでしょう。約5か月待ち続けていたのですね。
106期生たちの笑顔を見て、「初舞台」を踏めた喜びが自分の事のように嬉しかったです。

いつもと紹介の仕方も違っていて、今年の口上は2名ずつで行われるようです。
初日は、華世京(かせ・きょう)さん湖春ひめ花(こはる・ひめか)さんでした。
一人ももれることなく口上できるよう、公演が無事に千秋楽まで行われることと、みんなが怪我なく元気に千秋楽まで駆け抜けていけることを切に願っています。

『ピガール狂騒曲』~シェイクスピア原作「十二夜」より~

ドダバタハチャメチャラブコメディで、離れ離れになった兄妹の2役を珠城さんが演じます。
兄妹役でも、大半が男装している妹役を演じているので、はじめから声が高かったりフェミニンだったり、「いつもと違う珠城さん」を感じますが、兄役のヴィクトールとして登場すると、「やはり男役がカッコイイ!」となります。

1人2役の場合、二人が同時に舞台に立つことは不可能ですが、この公演では影武者が使われて、二役が同時に舞台に存在していました。
プログラムにお名前は書かれていませんでしたが、影武者は98期でありちゃんと同期の蒼真せれん君だと思います。
昨年の『チェ・ゲバラ』ではひげもじゃの役でしたが、顔中ひげでも美しい顔立ちが際立っていました。

美園さんは好演されているのに、出番少ないのが残念!

最後に結ばれるのは、
珠城さん(妹役)&月城さん
影武者(兄役)&美園さん

本来なら、トップコンビが結ばれるところ、さくらちゃんは蒼真せれん君と結ばれ、
男役トップスターと2番手男役が結ばれて、ハグやキスシーンもあることが、衝撃的!?でした。

次期トップ娘役は誰?

雪組の次期娘役トップが、朝月希和ちゃんで96期の上級生だったことから、97期の海乃美月さんが有力?と考えていらっしゃる方も多いようです。
しかし今回の公演では、101期の天紫珠李ちゃんの方がお芝居では比重が重かったような。
日本物ショーでは対等のようなあつかいでした。
この公演を観る限りは、海乃美月さんの可能性は低いのかもしれません。

きよら羽龍ちゃんの歌がとても良かったと思いました。セリフもあったような。

歌が上手でキュートな蘭世惠翔ちゃんは、きよら羽龍ちゃんほど目立っていませんでした。

白河りりちゃん詩ちづるちゃんはBチームなので、今日からの出演になります。

これから大劇場の観劇に行きます。
また書けたら新しい感想を書きたいと思います。

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