こんにちは、くららです。
Twitterに2019年度の年度賞の情報が流れていたので調べてみたら、歌劇の最新号に掲載されていました。
年度賞とは、宝塚歌劇団が選出し、年度ごとに発表される賞です。
2019年度は(2019年4月～2020年3月)が対象です。
例年なら7月の後半に発表され、授賞式の様子や受賞者のインタビューがスカイステージのニュースで放送されていました。
この時期に発表されたということは、そのうちスカイステージのニュースでも流れるでしょうか？
コロナ感染対策のため、受賞者が集まることは、できないかもしれませんね。
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2019年 年度賞について
今回新しくアーティスト賞が追加されたようです。
過去1年間、歌唱・舞踏・演技いずれかの分野で、特に秀逸な技術力あるいは芸術性を、発揮した人に贈られる賞とのこと。
優秀賞
珠城りょう、真彩希帆
努力賞
朝月希和、海乃美月、朝美絢、愛月ひかる、芹香斗亜
アーティスト賞(今回より新たに追加した賞)
音くり寿、光月るう
新人賞
潤花、瑠風輝
特別賞
望海風斗
奨励賞
舞月なぎさ、颯香凛、美風舞良
団体賞
花組横浜アリーナ公演『恋スルARENA』公演全体と出演者全員
雪組『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』公演全体と出演者全員
今までの主な年度賞の受賞者
2019年度：珠城りょう、真彩希帆
2018年度：望海風斗、綺咲愛里
2017年度：明日海りお(2度め)、愛希れいか(2度め)
2016年度：早霧せいな(2度め)、朝夏まなと
2015年度：北翔海莉 、咲妃みゆ
2014年度：早霧せいな 、実咲凜音
2013年度：壮一帆 、愛希れいか
2012年度：凰稀かなめ 、龍真咲、夢咲ねね、明日海りお
2011年度：蘭寿とむ 、音月桂 、蘭乃はな
2010年度：霧矢大夢 、蒼乃夕妃 、野々すみ花
優秀賞は、トップスター、トップ娘役に贈られています。
紅ゆずるさんは「優秀賞」を受賞しませんでしたが、退団される年に「特別賞」が贈られたので、「特別賞」の方が上位なのかなと勝手に思っています。
2019年度：望海風斗
2018年度：紅ゆずる、明日海りお
2015年度：明日海りお
2013年度：100周年に関連する公演や各種催し物への貢献に対して生徒全員
2012年度：柚希礼音
2009年度：水夏希
2005年度：湖月わたる
2019年度：朝月希和、海乃美月、朝美絢、愛月ひかる、芹香斗亜(2度め)
2018年度：凪七瑠海、瀬戸かずや、鳳月杏、月城かなと、瀬央ゆりあ、星風まどか
2017年度：美弥るりか(2度め)、天寿光希、彩風咲奈、柚香光、和希そら
2016年度：悠真倫、望海風斗(2度め)、芹香斗亜、仙名彩世、礼真琴
2015年度：美城れん 、紅ゆずる(3度め)、 美弥るりか、真風涼帆(2度め)
2014年度：一樹千尋 、望海風斗、 珠城りょう、妃海風
2013年度：悠真倫 、北翔海莉、 星条海斗、夢乃聖夏、朝夏まなと、真風涼帆
2012年度：華形ひかる 、緒月遠麻 、沙央くらま、紅ゆずる(2度め)
2011年度：涼紫央 、桜一花 、早霧せいな 、白華れみ 、舞羽美海
2010年度：風莉じん 、憧花ゆりの 、紅ゆずる 、明日海りお 、蘭乃はな
2019年度：潤花、瑠風輝
2018年度：風間柚乃、聖乃あすか、舞空瞳
2017年度：暁千星、有沙瞳、華優希
2016年度：水美舞斗、永久輝せあ、星風まどか
2015年度：月城かなと 、桜木みなと 、海乃美月
2014年度：柚香光 、綺咲愛里
2013年度：珠城りょう 、礼真琴、 咲妃みゆ
2012年度：愛月ひかる 、芹香斗亜
2011年度：実咲凜音 、愛希れいか
2010年度：真風涼帆 、舞羽美海
2009年度：凪七瑠海 、望海風斗
2008年度：明日海りお 、羽桜しずく 、蒼乃夕妃
2007年度：朝夏まなと 、野々すみ花 、龍真咲
2006年度：夢咲ねね 、早霧せいな
新人賞を受賞してトップスターに就任しているスターの割合が高いです。(トップは太字にしました)
「新人賞」に間に合わなかったスターは、その後努力賞が贈られています。紅さんは努力賞が３回でした。
昨年は100期の風間柚乃くん、聖乃あすかくんが受賞していたので、今年新人公演学年を過ぎた研9の瑠風輝くんが新人賞を受賞したのは、意外でした。
今回から新人賞の対象学年が上がったのかもしれません。
夢白あやちゃんも今年受賞するかと思っていましたが、まだでした。
潤花ちゃんは今年受賞しているので、トップ娘役就任が近いのでしょうか？
2016年度受賞の星風まどかちゃんは、
2017年11月20日付で宙組トップ娘役就任。
2017年度受賞の華優希ちゃんは、
2019年4月29日付で花組トップ娘役就任。
2018年度受賞の舞空瞳ちゃんは、
2019年10月14日付で星組トップ娘役就任。
路線スターたちの受賞歴は？
93期の３人
・彩風咲奈 新人賞無しで、努力賞を2017年度受賞。
・芹香斗亜 2012年度新人賞を受賞し、努力賞は2016年度2019年度と2回受賞。
・愛月ひかる 2012年度新人賞を受賞し、努力賞は2019年度受賞。
95期の５人
・月城かなと 2015年度新人賞受賞し、2018年度努力賞受賞。
・水美舞斗 2016年度新人賞受賞
・朝美絢 2019年度努力賞受賞
・瀬央ゆりあ 2018年度努力賞受賞
・桜木みなと 2015年度新人賞受賞
92期の２人
・彩凪翔 受賞なし
・鳳月杏 2018年度努力賞受賞
96期以降
・和希そら 2017年度努力賞受賞
・永久輝せあ 2016年度新人賞受賞
・暁千星 2017年度新人賞受賞
・瑠風輝 2019年度新人賞受賞
95期の５人は、今回朝美絢くんが受賞したことで揃いました。
96期以降の４人も、今回瑠風輝くんが受賞したことで揃いました。
団体賞について
2019年度
：花組横浜アリーナ公演『恋スルARENA』公演全体と出演者全員
：雪組『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』公演全体と出演者全員
2018年度
：雪組『ファントム』公演全体と出演者全員
：星組第三回台湾公演『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』『Killer Rouge/星秀☆煌紅』の公演全体と出演者全員
2017年度
：花組『ポーの一族』公演全体と出演者全員
：雪組『SUPER VOYAGER!』第3章「Ocean~海に浮かぶ月~」該当場面の出演者
2016年度
：花組台湾公演－出演者全員
：月組『ゴールデンジャズ』第７場「Rhythm」－出演者
2014年度
：花組『雪華抄』公演全体と出演者全員
：月組『グランドホテル』公演全体と出演者全員
2015年度
：花組『宝塚幻想曲』第10場「さくら幻想曲」
2013年度
：月組「TAKARAZUKA 花詩集100!!」第19～20場「100本のバラ」該当場面と出演者全員（100人ロケット）
2012年度
：宙組『Amour de 99!!－99年の愛－』第18～19場「シャンゴ」の場面
：特別団体賞：星組台湾公演 出演者全員
2011年度
：星組『ノバ・ボサ・ノバ』第24場 アデーウス・カルナバル
2010年度
：宙組『ファンキー・サンシャイン』第5場 日食～サン・ライズ プラズマダンサー
：星組『宝塚花の踊り絵巻』第7場 波の詩 出演者
2009年度
：星組『BOLERO』第19場 愛のボレロ出演者
： 宙組『カサブランカ』作品全体 出演者全員
2008年度
：星組『THE SCARLET PIMPERNEL（スカーレット ピンパーネル）』出演者全員
団体賞を受賞することは、タカラジェンヌの大きな励みになるようです。
ファンも素晴らしいショーシーンについて、「団体賞をもらうのでは？」と思ったりします。
雪組の望海さん主演の『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』は、コロナの影響で東京での上演回数がとても減るという残念なことになりましたが、団体賞受賞という形で結果が残せてよかったと思います。
望海さん率いる雪組は前年に「ファントム」でも、団体賞を受賞しています。
2017年度に受賞した雪組『SUPER VOYAGER!』第3章「Ocean~海に浮かぶ月~」は、彩風咲奈くんが真ん中のダンスシーンです。
雪組に組替してきたばかりの朝月希和さんとふたりで組んで踊るところは、咲ちゃんの包容力があふれていて、素敵なカップルでした。
この年に彩風咲奈くんは努力賞も受賞しています。
この雪組での初顔合わせの彩風＆朝月コンビの相性の良さから、新しい雪組トップコンビに繋がったのかもしれません。
朝月希和さんは、今回努力賞を受賞されています。
「マスカードホテル」でのヒロインとしての好演も良かったからでしょう。
「年度賞」の過去のデータを調べていたら、2021年にスタートする新生雪組への期待がわいてきました。
2021年度はコロナ禍によって上演される公演は減っていますが、このような大変な状況だからこそ観客に夢や希望や明るさを届けよう、というタカラジェンヌたちの熱量は高まっていて、作品の完成度はいつにも増して上がっています。
2013年度の特別賞は、「100周年に関連する公演や各種催し物への貢献に対して生徒全員」に贈られました。
2020年度も、夢を届けるタカラジェンヌという使命をもってコロナ禍でも頑張っている生徒さん全員に「特別賞」を送っていただきたい、感謝の気持ちでいっぱいです。
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