こんにちは、くららです。
本日は「宝塚GRAPH10月号」の発売日です。
10月号に年度賞が掲載されていました。昨年は「宝塚GRAPH8月号」に掲載されていたので、2ヶ月遅い発表でした。
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2022年度 年度賞について
年度賞とは?
宝塚歌劇団が選出し、年度ごとに発表する賞です。
今回の作品は、2022年度が対象です。対象公演は2022年4月~2023年3月のものです。
宝塚歌劇団が選出する賞なので、とても重みがあり、それぞれの賞に意味があると思っています。
優秀賞
月城かなと、舞空瞳
トップスター、トップ娘役に、基本就任順に送られる賞です。今回は4か月はやくトップに就任した彩風咲奈さんより先に月城かなとさんが受賞されました。これに意味があるのか?
昨年は、潤花さんはトップ娘役に就任したのが舞空瞳さんより遅いのに、先に受賞されていました。それは潤花さんが今年退団されるからだったのでしょう。
トップ娘役は任期によって、受賞していない方も多いです。
下記の例を見ると、トップスターとトップ娘役は、同じ年に受賞していない場合が多いです。
彩風さんをとばして月城さんが受賞されているので、「月城さんが近いうちに退団される?」と憶測してしまいますが、来年海乃さんが受賞するために、今年月城さんが受賞されたという考え方もあるのかも??
4作トップ娘役をつとめた潤花さんが受賞されて、それより長くつとめる海乃さんが受賞されないのは不思議です。海乃さんの任期が月城さんより長い可能性は無いような気がしますが…。
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過去の優秀賞
2021年度:柚香光、礼真琴、潤花
2020年度:真風涼帆、星風まどか
2019年度:珠城りょう、真彩希帆
2018年度:望海風斗、綺咲愛里
受賞していないトップ娘役さん(任期が短い)花組の花乃まりあ、仙名彩世、華優希、月組の美園さくら、雪組の愛加あゆ、朝月希和、星組の妃海風。
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努力賞
一樹千尋(専科)、凪七瑠海(専科)、 桜木みなと(宙組)、暁千星(星組)、 風間柚乃(月組)、聖乃あすか(花組)
過去の努力賞
2021年度: 夏美よう、鳳月杏(2度め)、芹香斗亜(3度め)、水美舞斗、朝美絢(2度め)、天彩峰里
2020年度: 汝鳥 伶、彩風咲奈(2度め)、月城かなと(2度め)、和希そら(2度め)、永久輝せあ
2019年度:朝月希和、海乃美月、朝美絢、愛月ひかる、芹香斗亜(2度め)
2018年度:凪七瑠海、瀬戸かずや、鳳月杏、月城かなと、瀬央ゆりあ、星風まどか
2017年度:美弥るりか(2度め)、天寿光希、彩風咲奈、柚香光、和希そら
2016年度:悠真倫、望海風斗(2度め)、芹香斗亜、仙名彩世、礼真琴
2015年度:美城れん 、紅ゆずる(3度め)、 美弥るりか、真風涼帆(2度め)
2014年度:一樹千尋 、望海風斗、 珠城りょう、妃海風
アーティスト賞
小桜ほのか(星組)、 優希しおん(宙組)
過去1年間、歌唱・舞踏・演技いずれかの分野で、特に秀逸な技術力あるいは芸術性を発揮した人に贈られる賞です。2019年度より新しくできました。昨年は違いましたが、受賞後に退団されている方が多いです。今回も優希さんが退団されます。(退団者オレンジ色で表示)
2019年度:光月るう(月組組長)、音くり寿(花組)
2020年度:寿つかさ(宙組組長)、有沙瞳(星組)
2021年度:若翔りつ(宙組)、風間柚乃(月組)
新人賞
彩海せら(月組)、 天飛華音(星組)、音彩唯(雪組)
受賞者は、トップスター、トップ娘役に就任する確率が高いです。
娘役さんは受賞後そんなに間をあけず、トップ娘役に就任されている場合が多いです。
過去の新人賞(トップスターは青字、トップ娘役はピンク字)
2021年度:礼華はる、縣千
2020年度:該当者なし
2019年度:潤花、瑠風輝
2018年度:風間柚乃、聖乃あすか、舞空瞳
2017年度:暁千星、有沙瞳、華優希
2016年度:水美舞斗、永久輝せあ、星風まどか
2015年度:月城かなと 、桜木みなと 、海乃美月
2014年度:柚香光 、綺咲愛里
2013年度:珠城りょう 、礼真琴、 咲妃みゆ
2012年度:愛月ひかる 、芹香斗亜
2011年度:実咲凜音 、愛希れいか
2010年度:真風涼帆 、舞羽美海
2009年度:凪七瑠海 、望海風斗
【受賞まもなくトップ娘役に就任】 2016年度新人賞受賞の星風まどかさん(2017年受賞) → 2017年11月20日付で宙組トップ娘役就任。2017年度新人賞受賞の華優希さん(2018年受賞) → 2019年4月29日付で花組トップ娘役就任。2018年度新人賞受賞の舞空瞳さん(2019年受賞) → 2019年10月14日付で星組トップ娘役就任。2019年度新人賞受賞の潤花さん(2020年受賞) → 2021年2月22日付で宙組トップ娘役に就任。2019年度【努力賞】受賞の朝月希和さん(2020年受賞) → 2021年4月12日付で雪組トップ娘役に就任。2019年度【努力賞】受賞の海乃美月さん(2020年受賞) → 2021年8月16日付で雪組トップ娘役に就任。 2015年度の新人賞受賞後すぐに、海乃さんはトップ娘役に就任された訳ではありません。 |
夢白あやさんは、新人賞を受賞していませんが、昨年トップ娘役に就任されました。春乃さくらさんもそうです。
団体賞
星組『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』
第4場 「出撃(ジョージアンダンス)」ディミトリ(礼真琴)他ジョージア軍。
宙組『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』
第9場「無名街」(ダンスシーン)スモーキー(桜木みなと)ほかRUDE BOYS。
宙組は2012年度に団体賞を受賞してから、今回の受賞が10年ぶりでした。組を色分けして表示したら、団体賞受賞に組によってとても偏りがありました。
過去の団体賞を受賞した組
2021年度:花組、星組
2020年度:月組、雪組
2019年度:花組、雪組
2018年度:雪組、星組
2017年度:花組、雪組
2016年度:花組、月組
2015年度:花組、月組
2014年度:花組
2013年度:月組
2012年度:宙組、星組
2011年度:星組
2010年度:宙組、星組
2009年度:星組、宙組
2008年度:星組
今回は当時3番手の桜木みなとさん中心のシーンに団体賞が贈られました。3番手のスター中心のダンスシーンに団体賞が送られたケースは、私の記憶の中ではありません。
2017年度団体賞、雪組『SUPER VOYAGER!』第3章「OCEAN-海に浮かぶ月-」彩風咲奈さん中心シーンは、当時彩風さんは2番手でした。
海外公演を行った組には、その年度の団体賞が送られています。
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路線スターたちの受賞歴(トップスター除く)
95期までのスター
・凪七瑠海 2009年度新人賞、2018年度と2022年度の2回の努力賞。
・鳳月杏 2018年度と2021年度の2回の努力賞。
・水美舞斗 2016年度新人賞。2021年度努力賞。
・朝美絢 2019年度と2021年度の2回の努力賞。
・瀬央ゆりあ 2018年度努力賞。
・桜木みなと 2015年度新人賞。2022年度努力賞。
今年トップスターに就任した芹香斗亜さんは、2012年度新人賞、2016年度、2019年度、2021年度の3回の努力賞を受賞されていました。
96期以降のスター
・和希そら(96期) 2017年度と2020年度の2回の努力賞。
・永久輝せあ(97期) 2016年度新人賞、2020年度努力賞。
・暁千星(98期) 2017年度新人賞。2022年度努力賞。
・瑠風輝(98期) 2019年度新人賞。
・風間柚乃(100期) 2018年度新人賞、2021年度アーティスト賞。2022年度努力賞。
・聖乃あすか(100期) 2018年度新人賞。2022年度努力賞。
・礼華はる(101期) 2021年度新人賞。
・縣千(101期) 2021年度新人賞。
・彩海せら(102期) 2022年度新人賞。
・天飛華音(102期) 2022年度新人賞。
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レビュー本ダイジェスト映像掲載の男役スター16人
組 | 2番手 | 3番手 | 4番手 |
花組 2名 | 永久輝せあ | 聖乃あすか | |
月組 3名 | 鳳月杏 | 風間柚乃 | 礼華はる |
雪組 3名 | 朝美絢 | 和希そら | 縣千 |
星組 3名 | 瀬央ゆりあ | 暁千星 | 極美慎 |
宙組 3名 | 桜木みなと | 瑠風輝 | 鷹翔千空 |
専科 2名 | 凪七瑠海 | 水美舞斗 |
極美慎さんと鷹翔千空さんが、まだ年度賞を受賞されていません。このお二人は2022年度にバウホール主演をされましたが、2023年度以降の受賞でしょう。努力賞になるのでしょうか?
今回新人賞を受賞した彩海せらさんと天飛華音さんは、レビュー本のダイジェスト映像に今年は入っていませんでしたが、来年は入るでしょう。
努力賞と団体賞を受賞した桜木みなとさんは、9月29日からの新生宙組のお披露目公演で、2番手羽根を背負われると思います。
今回の受賞で飛躍にはずみがつきましたね。
新人賞を受賞した音彩唯さんは、トップ娘役候補と言っても良いでしょうか?
今回新人賞を受賞したのは、花組のトップ娘役が確実視されている、星空美咲さんではなく、音彩唯さんでした。
雪組トップ娘役の夢白あやさんも、宙組トップ娘役の春乃さくらさんも受賞されていないので、以前ほど賞がトップ娘役になるための絶対的なものでなくなってきているようにも感じます。
でも男役さんは、以前のペースで次々に路線男役さんが受賞されているので、意味がある賞であることに間違いはないでしょう。
「宝塚GRAPH10月号」に掲載されていた予告から、推されている娘役さんがわかりました。moi-meme という娘役さんのカラー4ページのコーナーに掲載される娘役さんが有望娘役さんだと思われるからです。
そして男役さんは Special port 掲載者が2番手までの男役さん。他のコーナーとも関連がありました
それらについては、次回詳しく書いていきたいと思います。
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