こんにちは、くららです。
宝塚の出版物【歌劇と宝塚GRAPH】の各コーナーには、人事が反映しています。
「宝塚GRAPH10月号」を見て、新しい娘役さんが追加されて、2023年の路線娘役さんが明確にわかりました。
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「トップ娘役」と「娘2」のコーナー
2023年「moi-meme」12名
今年の「宝塚GRAPH」の娘役コーナーは、「moi-meme」。カラー4ページで、とても豪華で、みなさん個性をいかして撮影されていて、それぞれの魅力が伝わってきます。赤字は新掲載者。
2月…海乃美月
3月…潤花
4月…野々花ひまり
5月…春乃さくら/星空美咲
6月…(休)
7月…舞空瞳
8月…星風まどか
9月…(休)
10月…天紫珠李/音彩唯
11月…天彩峰里/きよら羽龍
12月…夢白あや
10月号に掲載されている予告で11月号の掲載者がわかりました。12月はまだ予告されていませんが、夢白さんで間違いないでしょう。トップ娘役さんは通常二人掲載にならないと思うので。
102期のトップ娘役の春乃さんと、104期のきよらさん、105期の音彩さん、星空さんが新掲載です。
衝撃の組替発表日に「宝塚GRAPH」が届いた
天彩さんときよらさんのトレード組替が発表された時に、定期購入の「宝塚GRAPH」が届きました。
きよらさんが「娘役コーナー」に入ることを知って、「路線娘役同士のトレード」だとわかりました。
moi-meme掲載メンバー(組替後)
花組 星風(退団)・星空
月組 海乃・天彩・天紫
雪組 夢白・野々花・音彩
星組 舞空
宙組 春乃・きよら
月組の彩みちるさんは、2020年から娘役コーナーに入っていません。
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過去の娘役コーナー
トップ娘役は、娘役コーナーに入っている娘役さんの中から選ばれています。
たった一つの例外は、春乃さくらさん。
今年の2月7日に、春乃さくらさんが宙組トップ娘役に就任と発表されましたが、昨年の娘役コーナーに入っていませんでした。突然の抜擢だったためでしょう。
朝月希和さんのトップ娘役就任は2020年9月4日に発表されました。2020年9月号の娘役コーナーに初掲載されていて、「ああなるほど」と思ったものです。
2022年「Lumiere」10名
2月…朝月、 3月…天彩、 4月…野々花、 5月…天紫、 6月…舞空、 7月…潤、 8月…有沙、10月…夢白、11月…海乃、12月…星風
野々花ひまりさんが新掲載。(彩さんが2021年11月15日付で月組に組替)
2021年「Decor」15名
2月…舞空、3月…真彩、4月…華、5月…星南/音、6月…遥羽/夢白、7月…美園、8月…海乃/天彩、9月…星風、10月…朝月、11月…有沙/天紫、12月…潤
新掲載なし。
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2020年「A Girl!!」15名
2月… 美園、3月… 有沙、4月… 真彩、5月… 遥羽/天紫、6月… 天彩/潤花、7月… 星風、8月… 音/夢白、9月… 朝月/星南、10月…舞空、11月…海乃、12月…華
天紫珠李さん、音くり寿さん、朝月希和さんが新掲載。この年から彩みちるさんは、掲載メンバーからはずれました。
2019年「Darling」12名
2月…海乃、3月…天彩、4月…彩、5月…華、6月…遥羽、7月…舞空、8月…有沙、9月…城妃、10月…星南、11月…星蘭、12月…潤花、夢白
天彩峰里さん、舞空瞳さん、星蘭ひとみさん、潤花さん、夢白あやさん新掲載。
一律でない出版物での扱い
彩みちるさんは、「宝塚GRAPH」の娘役コーナーに掲載されていませんが、「歌劇」の「カラーポート」には掲載されています。
小桜ほのかさんは、「宝塚GRAPH」の娘役コーナーにも、「歌劇」の「カラーポート」にも入っていません。
微妙に出版物に差があります。
「宝塚GRAPH」の娘役コーナーに入っている娘役さんも、「歌劇」の「カラーポート」のハードルが高かったり、いろいろです。
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5人の有望新進娘役さん
「プチ・フルール」
各組1名ずつ下記5人の娘役さんが「プチ・フルール」(2022年「宝塚GRAPH12月号」)に掲載されました。
この5人の娘役さんたちがトップ娘役候補だと思います。この5人の共通点は歌が得意なこと。
2015年12月号以来7年ぶりの掲載でした。7年前には海乃さんと星風さんが掲載されていました。過去に「プチ・フルール」に掲載された娘役さんは、トップ娘役に就任されてる場合が多いです。
「プチ・フルール」に掲載されたいた105期の順番は成績順だと思われます。
★きよら羽龍(104期、月組)
・詩ちづる(105期、星組)
★音彩唯(105期、雪組)
★星空美咲(105期、花組)
・山吹ひばり(105期、宙組)
★をつけた3人が娘役コーナーに掲載されたので、この中では「強い娘役さん」と言えるでしょう。 スポンサーリンク
きよら羽龍(104期)
新公ヒロイン2回、バウヒロイン1回、トリプルエトワール。役替わりエトワール。
愛宝会のすみれ賞(研3の娘役対象)受賞。
初詣モデル。音楽学校文化祭ヒロイン。
綺麗なヒロイン声と歌唱力、繊細な芝居、3拍子揃った実力と天真爛漫な愛らしさ。身長161cm小柄。中卒で若い。
104期はトップ娘役候補が美羽愛さんと2人だけなので、きよらさんへの期待が高いです。組替後の新天地宙組での活躍が期待されています。
105期を強い印象で並べ変え
1 星空美咲(105期)
新公ヒロイン1回、バウヒロイン1回、東上ヒロイン2回、エトワール1回。
愛宝会のすみれ賞(研3の娘役)受賞。
美しい声、芝居力、ヒロイン力。舞台度胸。小顔でスタイル抜群で品があるオーラ。身長164cmと4人の中では一番長身。安定感抜群の実力派の娘役さん。
次期花組トップ娘役かな?と予想中。
2 音彩唯(105期)
新公ヒロイン3回、東上ヒロイン1回、エトワール。美穂圭子さんの代役で幅広いジャンルの歌を見事に歌いこなされました。エトワールも抜群にお上手。
年度賞の新人賞受賞。(トップ娘役へのパスポート持ち)
初詣モデル。音楽学校文化祭ヒロイン。首席入団。
歌唱力抜群、小顔でスタイルも良くフランス人形のような可憐さでドレスが抜群に似合う。身長162cm。中卒で若い。
「和物の雪組」で本格的な和物化粧が似合うかが、ちょっと心配。
年度賞の新人賞を受賞されたので、組替して近いうちにトップ娘役に就任されるのかな?という思いも。
一番はやく空くのは月組?慣例が慣例でなくなってきているので、賞の影響はかつてほど無いかもしれませんが。
きよらさんと同じく、初詣モデル、文化祭ヒロインのカードは強いかもしれません。(慣例が残っていれば)
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3 詩ちづる(105期)
新公ヒロイン2回、トップの礼さん主演別箱「Le Rouge et le Noir」でWヒロイン、バウヒロイン予定、エトワール1回。
ヒガシマル醬油イメージキャラクター。「阪急で行きましょう」ポスターモデルも経験。
研3で月組から星組に組替。105期で唯一の組替経験者。
可憐な容姿でか細いイメージなものの、とてもしっかり者さん。演技のセンスがよく、寄り添い方がお上手。歌唱力も抜群で、身長160cmの小柄ながら、山椒は小粒でもぴりりと辛い頼もしい娘役さん。
3代めのヒガシマル醬油イメージキャラクター。先の綺咲愛里さんと潤花さんのお二人は、トップ娘役に就任されました。トップ娘役就任が必須なのか?は今はわかりませんが、期待値が高いと思います。
4 山吹ひばり(105期)
新公ヒロイン2回、バウヒロイン1回、東上ヒロイン1回。初めての新人公演『エル ハポン』からお姫様的な役がつき、新公ヒロインも105期の中で一番はやくまわってきました。
4人の中で一人だけエトワール経験が無いので、来週初日の『Sky Fantasy!』でエトワールをつとめられるかな?と思っています。
音楽学校文化祭ヒロイン経験者。
華やかな美人さんで、スタイルも良く抜群のビジュアル。歌もお上手。ヒロイン経験のカードは揃っているものの、今一歩押し出しに欠ける印象。身長163cm、スラッとされているので長身に感じます。
改善されてきているアニメ声とやや硬い演技は、ゲームから飛び出してきた「大逆転裁判」のヒロインにはピッタリでした。
全くタイプの違うきよら羽龍さんと切磋琢磨しながら、「娘2」として活躍されていかれるでしょう。
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105期4人全員がトップ娘役に就任することはある?
96期は花乃まりあさん、咲妃みゆさん、綺咲愛里さん、朝月希和さんと4名のトップ娘役が輩出されました。
105期の4人全員という可能性はありますが、現実的にはどうでしょう?
他の期にも候補の娘役さんがいらっしゃいます。「宝塚GRAPH」の娘役コーナーに、来年から次々にら入ってくる娘役さんを、トップ娘役路線と思えば良いでしょう。
他の期の娘役さん
104期
美羽愛(花組)…新公ヒロイン1回、バウヒロイン1回、バウワークショップヒロイン1回。
星空美咲さんとニコイチにされている印象でしたが、出版物ではしっかり差がついているようです。
106期
花妃舞音(月組)…新公ヒロイン2回。
華純沙那(雪組)…新公ヒロイン1回。東上ヒロイン1回。
花妃さんは先日月組新人公演のヒロインを見て、アニメ声なことと、美羽愛さんと同じように、役つくりが自分寄りになってしまうことが気になりました。
107期
七彩はづき(花組)…新公ヒロイン1回。
藍羽ひより(星組)…新公ヒロイン1回。
七彩さんは順調に活躍されていますが、藍羽さんは新公ヒロイン直後のバウ『Stella Voice』では目立っていましたが、それ以降おさえられている印象です。
首席の白綺華さん(雪組)が抜擢されていきそうな勢いを感じます。
108期
花恋こまちさんが、『パガド』の新人公演のヒロイン予定です。研2で新公初ヒロインという流れは続いていくよう。
2023年の「宝塚GRAPH」の娘役コーナーに、104期と105期の3人が加わったことで、トップ娘役路線が明確になりつつあるように思いました。
娘役コーナーに入ったからといって、皆がトップ娘役になれるわけではありませんが、来年は誰が追加されていくか楽しみです。
娘役さんについて沢山書いてしまったので、男役さんについては次回にします。
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