やはり上級生2番手トップスター人事が気になる
こんにちは、くららです。
昨日は想定外の娘役さんのトレード組替があって驚きました。

天彩峰里さんきよら羽龍さんまだ漠然としたものしかわかりません。

宝塚は、「男役の人事ありき」で進んでいくからです。

スポンサーリンク



鳳蘭さんと麻路さきさんの場合

前任者トップ娘役の継続の場合は話が違います。

スカイステージの「小林一三生誕150年祭!!!Ver.1~星組誕生90年~」で面白い話を聞きました。

麻路さきさんは前任のトップ娘役の白城あやかさんが紫苑ゆうさんと一緒に辞めそうな雰囲気だったので、「すみませんが何作か残っていただけませんか」とお手紙でお願いされたそうです。紫苑さんが怪我で休演されて、代役で麻路さんが白城さんと組んでとてもやりやすかったので、続けて組ませて欲しいと思われたので。

鳳蘭さんは相手役の遥くららさんが一緒に退団すると言いだしたので「残ってもう少し宝塚にご恩返ししなさい」とアドバイスされたとか。それで麻実れいさんとのゴールデンコンビが誕生したのですね。

トップ娘役さんが相手役を変えて継続される場合は、いろいろとあるようです。

トップスターありきのトップ娘役人事

通常は、まずトップスターが決まって、最適なトップ娘役が選ばれます。そのためいくら優秀な娘役さんでもがなければ、トップ娘役に就任できない場合もあります。

スポンサーリンク



異例だった宙組誕生20周年人事

宝塚の長い歴史の中で、「トップ娘役人事が優先されたかな?」と勝手に私が思ったのは、宙組誕生20周年にあわせて、初めての宙組生え抜きトップ娘役・星風まどかさん誕生だけかな?と思っています。(私の勝手な思いなのでご批判はご容赦ください)

2017年2月19日に、「宙組誕生20周年記念イベント」が宝塚大劇場にて開催されました。そのイベントには歴代の宙組トップスターが出演されました。そして宙組新トップコンビ 真風涼帆&星風まどかで、大劇場お披露目公演として『シトラスの風』が再演されることが大きな話題でした。

1か月後の3月16日(金)に宝塚大劇場で宙組公演『天は赤い河のほとり』『シトラスの風-Sunrise-』~Special Version for 20th Anniversary~の初日の幕が上がりました。

真風さんに合わせたというより、宙組誕生20周年に合わせたトップ娘役星風まどかさんのように思いました。
そのため、お二人とも2番目の相手役さんとの相性がとてもマッチしました。

そういう点からも、宝塚のトップスターとトップ娘役の劇団のマッチング能力は、とても優れていると思います。

スポンサーリンク



「鳳月さん次期トップ」に対しての思い

私は「鳳月杏さんのトップ就任は、さすがにないでしょう」と思い続けていましたが、「こうなったらあるかも」と段々と思うようになってきました。
「そんなのないわよ」と言い続けていた友人も、同じように「仕方がないのかな」という思いに変わりつつあるようです。まだ頑なに「あるわけない」と言う友人もいますが。
時代は流れているので、今までの宝塚に対しての思いも変えていかなくてはならないのかな?と。
しかし、「もし鳳月杏さんがトップスターに就任される」という異例の人事があるのなら、他のスターさんについても、いろいろと配慮しなければ、収拾がつかなくなるのでは?という心配もあります。

勝手に思う次期トップ男役候補

以前にも書きましたが、現在「2番手」と言えるのは、来年の「宝塚パーソナルカレンダー」が発売されるスターだと思います。

パーソナルカレンダー発売メンバー

花組]柚香光(トップ)・永久輝せあ
月組]月城かなと(トップ)・鳳月杏
雪組]彩風咲奈(トップ)・朝美絢
星組]礼真琴(トップ)・暁千星
宙組]芹香斗亜(トップ)・桜木みなと
専科水美舞斗

暁さん桜木さんはまだ本公演で2番手羽根を背負っていませんが、次の公演で背負うことは確実だと思います。

この中で、誰もがトップスターに就任されるだろう、と思っているのは、永久輝せあさん暁千星さん。現在トップの柚香さんと礼さんの任期の違いだけ、二人のトップ就任時期はずれるのでしょう。

トップスター確実視の二人

永久輝せあ(97期)
・新公主演4回、バウ主演1回、東上主演1回
・新春ポート入り研7
・2番手1作目、初2番手羽根…2023年7月7日

暁千星(98期)
・新公主演4回、バウ主演1回、東上主演1回
・新春ポート入り研5
・2番手まだ

期の中の筆頭であり、新公主演4回、研7以下の新春ポート入りは強いです。

スポンサーリンク



トップスター候補の4人

鳳月杏(月組)【92期】
・新公主演0回、バウ主演1回、東上主演2回
・新春ポート入り研10
・中卒、若い
・2番手4作目
・初2番手羽根…2022年1月1日『今夜、ロマンス劇場で』『FULL SWING!』

桜木みなと(宙組)【95期】
・新公主演2回、バウ主演2回、東上主演2回
・新春ポート入り研7
・2番手これから
・初2番手羽根…2023年9月29日予想『PAGAD(パガド)』『Sky Fantasy!』

朝美絢(雪組)【95期】
・新公主演2回、バウ主演1回、東上主演2回
・新春ポート入り研8
・2番手4作
・初2番手羽根…2021年8月7日『CITY HUNTER』『Fire Fever!』

水美舞斗(専科)【95期】
・新公主演1回、バウ主演1回、東上主演1回、博多座W主演1回
・新春ポート入り研8
・中卒、若い
・2番手2作
・初2番手羽根…2022年6月4日『巡礼の年』『Fashionable Empire』

この4人を並べて、一番経歴として弱いのが鳳月杏さんです。その鳳月杏さんがトップスター就任に近い所にいらっしゃるのなら、他の3人もそれ相応の処遇にならなければ、荒れてしまうような気がします。

スポンサーリンク



「上級生2番手」で退団

でも強い経歴を持っていた愛月ひかるさんは、2年前の2021年の12月26日に、星組の2番手3作目で退団されました。専科を経ての星組「上級生2番手」だったので、仕方なかったのかなと大きく荒れることはありませんでした。

愛月ひかる(93期)
・新公主演4回バウ主演1回、東上主演2回
・新春ポート入り研8
・中卒、若い

大荒れしたのは、美弥るりかさんの時。月組トップ珠城さんの2番手5作目で、人気が急上昇中での退団だったので、退団公演の劇場内は二度と経験したくない独特の雰囲気でした。演目内容が退団者にやさしくなかったこともあります。

「上級生2番手」だったので、仕方なかったのかな、というのがファンの気持ちの落としどころだったと思います。そして退団後大活躍されています。

美弥るりか(89期)
・新公主演1回、バウ主演1回(プレ退団公演)、東上主演1回(東上W主演1回)
・新春ポート入り研10

上級生2番手でトップ就任?

美弥るりかさんが退団後、鳳月杏さんが月組の別箱『ON THE TOWN』(2019年7、 8月梅田芸術劇場)から花組から組替後月組公演に出演。オジーは、1月に風間柚乃さんが演じられた役でした。

2019年10~12月、『I AM FROM AUSTRIA』この公演から月城さんが2番手羽根鳳月さんは3番手の位置でした。

2021年10~ 11月、月城・海乃プレトップお披露目博多座『川霧の橋』『Dream Chaser-新たな夢へ-』で、鳳月さんは2番手羽根と2番手の衣裳。それ以降2番手として本公演4作目です。

鳳月さんは、月城さんより3期上の「上級生2番手」
しかも「新人公演主演0回で、トップスター?」という、二つの納得しにくい点があります。

さらに、宝塚史上高学年のトップスター就任は研18なので、来年鳳月さんが就任されると、「研19」でその記録を塗り替えることになります。

鳳月さんのお人柄やスタイル抜群な所や、男役としての技術など素晴らしい方だと思います。スターとして特別なものを持っていらっしやいます。

でも、今まで「上級生2番手だったから」と諦めるというか、荒れる気持ちを抑えてきた方たちの思いを逆なでしてしまうような…。友人の中でも、そのことを力説する方がいます。

荒れないためには、現在上記の2番手格のスターさんたちを熱心に応援しているファンの方たちの思いも成就される人事が行われていくことでしょうか?

コロナによって、トップスター就任学年が上がっています。鳳月さんによって、更に最高学年が上書きされるのなら、ここしばらく高学年傾向は続いていくと思えばよいのでしょうか?

ここまで読んでくださってありがとうございます。
ランキングに参加しています。ポチッとバナーをクリックしていただけると嬉しいです♪
にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村
いつも応援してくださってありがとうございます。

スポンサーリンク