月城、鳳月の違いが面白い!プルミエールと蓮さん情報
こんにちは、くららです。
雪組全国ツアーを休演されていた透真かずきさん妃華ゆきのさんが、明日の神奈川県民ホール公演から復帰されるとのこと、良かったです。
縣千さんの雪組『双曲線上のカルテ』への復帰が待たれます。
縣さんのスチールがとても格好良い♪

8月の宝塚プルミエール(WOWOW放送)は、月組「フリューゲル -君がくれた翼-」「万華鏡百景色」特集でした。

ナレーションは元月組の珠城さん。
月城さんと鳳月さんの珠城さんへの笑顔いっぱいのお手振りから始まりました。「見に来てください」と月城さん。
珠城さん「行くよ、行くよ」

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月城かなと×鳳月杏トーク

ヨナス役(月城)について

月城「まじめで真っ直ぐで、真面目過ぎるが故に少し融通がきかない所もあるような男性なんです。私と違い過ぎて」

鳳月「そうかな?こう見えて砕けているもんね」

月城「良い人すぎて、自分にも辛い過去があるのに、それを隠して人を助けていたり。人とか国に対して一生懸命誠実になれる所が、なんて良い人なのだろうと演ってて思うんですけど。中にはピュアで熱いものをもった男性なので、そこがドンドン全面に出せるようになっていくというのが、この話の素敵な所かなと思います」

月城さんのヨナス、舞台で見ると、はじめの方では堅物っぽいですが、とてもフレンドリーな人物に思えてきます。

ヘルムート役(鳳月)について

鳳月「情にあつい人だけど、人に対する情よりも、もっと現実を大事にしているタイプというか」

月城「(自分をさして)理想派、(鳳月をさして)現実派?」

鳳月「現実派ってとこなんですけど」

月城「結構、計画する悪事はとんでもないスケールのことを」

鳳月「怖ろしい本当に。きれいごとではなく、この世界で生き残っていくための手段なのかなと思うんですけど、結構酷いこととか、企てていることがとんでも無かったりするので、悪役という訳では無いけど、そういう部分は楽しみたいなと思います」

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『フリューゲル』作品のテーマについて

月城「お話も予習してこなくても大丈夫です。お客様も『ベルリンの壁崩壊の話だ』とガチガチに思わずに、気軽に楽しんでいただける作品なんじゃないかなと思っています」

ショー『万華鏡百景色』について

鳳月「面白いよね。新しいね」

月城観る人によって全然受ける印象が違うんだろうなと思いますね。東京をテーマにしているショーなので、いろんな時代のいろんな角度からみた東京という感じなので、どの時代の東京に惹かれるかも、きっとみなさん違うと思います」

月城「場面が『暗転・終わり』でなくて、ずっと続いていたりとか、ここは敢えて拍手が来て欲しくないと先生が仰るんです。物語として切れて欲しくないみたいな」

月城沢山先生のこだわりが詰まった、きっとお芝居を2本見ているような。楽しみにしていてください」

栗田先生の大劇場デビュー作品。暗転がなくて流れるように展開していきます。見る側は「拍手をどこに入れたら良いのかな?」と思いますが、先生としては拍手など必要なく、お話を途切れさせてほしくないのてすね。

栗田先生の拘りについては、最後の蓮さんの所でも書いています。

鳳月のおススメシーン

鳳月「東京渋谷のスクランブル交差点を、なんと(月城さんが)カラスでいらっしゃって、そこがスゴイ格好いいの。カラスSで素敵」

月城「カラスの中でも、私が一番カラスだと思う」

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月城のおススメシーン

月城「わたしはこれ(書くポーズをしながら)」

鳳月「(同じように書くポーズをしながら)これね。芥川龍之介が書いているうちに、その物語の人物になってしまうみたいな」

大正時代の芥川龍之介と『地獄変』のことです。

月城裸足じゃないですか。裸足っていうのが、私的には皆様の楽しみポイントではないかなと思うんですけど。

前回花組『鴛鴦歌合戦』の柚香さんの礼三郎の着物の裾がはだけて、美しい脚が拝めることがとっても話題になっていました。月城さんはファンの思いをわかっていらっしゃる!

このシーンは見所が満載なので、鳳月さんの足元にまで目が及びませんでした。次に見る時は注目したいと思います。

鳳月「力強さとか、激しさみたいなものは、男役ならではの振りだなと思うので、印象的な場面になったら良いなと」

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二人の表情が楽しい!ぐるぐる大車輪ゲーム

今回から新ゲーム『目指せ金メダル!ぐるぐる大車輪』が登場です。持ち時間1分間!

鉄棒を握っている選手。黄色いボタンを押すと、選手の足が反動で動きます。反動をつけて大回転させて、勢いが付いたらタイミングよく、赤いボタンを押して上手く着地させることができれば成功!
まず、鳳月さんから新ゲームにチャレンジ。

鳳月さんチャレンジ

ボタンを押して選手の足を動かすものの、小さくしか動きません。
「おかしいんですけど、全然なんですけど」と鳳月さん嫌そう。

少しは動きが大きくなって大車輪に近づいても、また小さな動きに戻ってしまって、鳳月さんは飽きて、惰性でボタンを押し続けて、やっと1分間終了。

それを見守る月城さんは、なぜかはじめは耳を押さえていて、その後はポカンと口をあけて、ゲームの様子を見守っていました。

月城さんチャレンジ

月城さんも、ボタンを押し続けても選手の足が小さくしか動きませんでした。途中から月城さんの顔を大きく横に傾けていったら、選手の動きが大きくなってきました。でも終了時間に。

終了時間を無視して、月城さんがボタンを押し続けていたら、選手の動きが大きくなって、1回大回転しました。月城さんは大きな目を大きくして、大よろこび。

このゲームのルールは大回転後の赤いボタンを押しての着地を競います。はじめのルール説明でそう言われていましたが、あまりに大回転に及ばないので、いつのまにか目標は大回転することになっていました。MCの珠城さんもそれには言及されませんでした。

鳳月「あきらめない心で勝利!」

月城「無視、時間無視!」

月城さんが勝者となりました。

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風船割り罰ゲーム

敗者の鳳月さんは、風船割の罰ゲーム。

鳳月「私やったことないよ。今までずっと勝ってたんだから」

見まもる月城さんは両手で耳をおそっています。

「いくよ」と勇ましく風船を割ると中から沢山の紙吹雪が出て、微塵たりとも怖がっていないドヤ顔の鳳月さんの上に舞いました。

そしてハートの紙吹雪が1枚鳳月さんの頭に。

月城さんが頭のハートに気づいて、「ハートついてますね」と何故か関西弁風で。

「おめでとうございます」と鳳月さん月城さんに拍手。

ズルしてごめんなさい」と月城さん。鳳月さんニヤッと微笑み。

時間をオーバーしてもゲームを続ける負けず嫌いな月城さんと、途中でゲームが嫌になって勝負をあきらめてしまう鳳月さん。

同じ「ひとりっ子」どうしですが、性格の違いが如実にあらわれていました。

月城さんは、相手が鳳月さんだから甘えている感じで、鳳月さんの口から絶対に「ズル」という言葉は出ませんでした。

このWOWOWの収録は、本公演の初日を前にした体も心も忙しい時に行われていると聞いています。

内心、初日のあれやこれやが気になって、ゲームに没頭する気持ちはうすいでしょう。なんとかゲームを終わらすために、月城さんは終了時間を無視して続けられたのかもしれません。

2人の表情の変化が面白かったです。

鳳月さんが月城さんの2年先輩ですが、立場的には月城さんがトップスターで鳳月さんが2番手。この不思議な関係性は、鳳月さんに月城さんが甘えて、鳳月さんの包容力で保たれているような気がします。

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『ビバ!タカラジェンヌ』蓮つかささん出演

『万華鏡百景色』は、栗田先生の熱い説明の入った台本が渡され、とってもとってもこだわって作られているそうです。

渋谷の「傘の秘密」について教えてくださいました

「黒い傘をさしている人は、死に近い人」だそう。
黒い傘の人を、カラスが死に導く。

海乃さんも黒い傘です。そういう意味があったのですね。
こういう細かいことは「歌劇」の座談会で語られるので、今回は歌劇の発売より、初日がとても早かったことは残念でした。

蓮さんも黒い傘で、死に近いサラリーマンを演じていて、月城さんのカラスに誘われてショーで苦しみながら死に向かうと仰っていました。

パレードでは、蓮さんは風間さんの1人降りの後に、一人で降りて来てご挨拶されます。

「真ん中から一人でご挨拶させていただいて、初日の幕が開いた時には、お客様に気持ちのこもった温かい目線と本当に温かい拍手をいただいて、目に焼き付けます」と仰っていました。

初日のパレードで一番大きな拍手をもらっていたのは、蓮さんだったと思いました。

組まわりの時から、「月組に入りたい」と思っていたそうです。
月組に配属され、「芝居の月組」で頑張ってこられた蓮さん。

サヨナラ公演の芝居、ショー共に大活躍されています。

月組公演が、東京の千秋楽の11月19日(日)まで完走できますように。

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