勝手な人事雑感こんにちは、くららです。
昨日宝塚の各種カレンダーの掲載月が発表されました。

カレンダーには、何も決定事項は記載されていませんが、勝手にいろいろ察して、最近の人事動向のこたえを見たような思いになりました。(勝手な憶測です)

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私が勝手に感じた人事動向

宝塚は、次々にスターが誕生して、退団していって、スターたちが新陳代謝していくところと思っていましたが、最近はスターの新陳代謝を少々避けています。
トータルの生徒人数では新陳代謝されていますが。

うすうす感じていたことが、昨日のカレンダーの掲載月や諸々から何となく確信に至りました。

研19の鳳月杏さんがトップに就任されるなら、雪組の朝美さんも宙組の桜木さんもトップに就任されると思います。
専科の水美さんも時期はわかりませんがいつか。
トップ就任期間が短期の方もいらっしゃるでしょうが。

「2番手切り」は避ける采配が行われていくように勝手に感じています。今いるスターを大事にした穏便な人事が行われていくような。(勝手な推測です)

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この10年間の経緯

来年「宝塚110周年」を迎えます。10年前の「宝塚100周年」の時に似ている所もあります。その時と比較してみます。

私の独断と偏見で、来年の月組『Eternal Voice 消え残る想い』『Grande TAKARAZUKA 110!』で月城さんが退団されて鳳月さんが次期トップスターと仮定しています。(間違っているかもしれませんが、ご容赦ください。)

宝塚100周年(2014年)

【花組】
蘭寿とむ(82期・研19)退団 → 明日海りお(89期・研12)
【月組】
龍真咲(87期・研14)

【雪組】
壮一帆(82期・研19)退団 → 早霧せいな(89期・研13)

【星組】
柚希礼音(85期・研16)

【宙組】
凰稀かなめ(86期・研15)

来年(2024年)

【花組】
柚香光(95期・研16) → 永久輝せあ(97期・研14)
【月組】
月城かなと(95期・研16)→鳳月杏(92期・研19)【仮】

【雪組】
彩風咲奈(93期・研18)

【星組】
礼真琴(95期・研16)

【宙組】
芹香斗亜(93期・研18)

2014年は、花組と雪組のトップスター交代後、「研12、研14、研13、研16、研15」という布陣でした。
平均学年は研14

来年は、花組と月組のトップスターが交代したとして、「研14、研19、研18、研16、研18」という布陣になります。
平均学年は研17
10年前と比べると、3学年アップします。

2019年一番若かったトップスター時代

柚香さんと礼さんがトップに就任した年は、トップ世代が若返りました。

【花組】
柚香光(95期・研11)
【月組】
珠城りょう(94期・研12)
【雪組】
望海風斗(89期・研17)
【星組】
礼真琴(95期・研11)
【宙組】
真風涼帆(92期・研14)

一番若かった2019年は平均学年は研13。4人が研14以下でした。2024年は4人が研16以上になります。

もうしばらくは高学年でも、気にしない流れになっていくような気がします。

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新人育成の機会損失

コロナ禍で新人公演が実施できなかったり、度々中止になったり、新人育成の機会が損失されています。

現在、新人公演が開催できていますが、まだ中止になってしまう場合もあります。

昨日関西では「宝塚カフェブレイク」稀惺かずと編が放送されました。
稀惺さんは星組「1789」で新人公演初主演をされました。

残念ながら宝塚での新人公演は中止になってしまいました。
宝塚での新人公演後には、多くの報道機関が新人公演の記事を写真付きでWEBサイトにアップしてくれますが、中止のためありませんでした。
また、新公主演者2人が出演する「ステージトーク」が開催されます。開催後に有料で配信もされるようになりました。「ステージトーク」では出演者の素顔に触れることが出来ます。

ラジオ関西の「ビバ!タカラジェンヌ」のゲストとして新公主演者が出演して、この番組でも出演者の素顔に触れることが出来ます。

宝塚で新人公演が開催されないと、「ステージトーク」もこのラジオのゲストとしても出演できません。(残念ながら「ビバ!タカラジェンヌ」は9月で終了です)

コロナ禍で、幸いライブ配信が定着して、東京の新人公演はライブ配信され多くのファンが人が見ることができるようになりました。これは良かったことだと思います。

宝塚歌劇専門チャンネル「スカイステージ」では、新人公演のダイジェスト映像や新人公演トークも放送されています。

私は「1789」の東京新人公演のライブ配信を見ましたが、宝塚で生の新人公演を見た新公主演者に比べて、稀惺さんの新人公演の私の記憶がとても薄いことを、稀惺さん出演の『宝塚カフェブレイク』を見ながら思いました。

やはり宝塚で上演できて、web記事、「ステージトーク」、ラジオ番組等に出られなかったことは、大きい損失だなと。

新公の出演者にとっても、宝塚での開催で課題をみつけて、東京で課題をクリアすることが大前提なので、宝塚で開催出来なかったことは、本当に悔しくて残念だったと思います。

毎年優秀な新人さんたちが入団してきて、一生懸命頑張っていらっしゃいますが、コロナのために、従来通り様々なことができないことで、新人さんが顔を売る機会、人気をえる機会などたくさん損失しているように思います。

こういうコロナ禍の様々なことがあって、劇団は敢えてスターのバトンタッチを若い学年につなげていくことを避ける傾向にあるのかな?と感じています。

このブログに、以前は「上級生2番手で研19のトップ就任はどうなのだろう?」と書いていましたが、段々と納得できるようになってきました。

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次なるスターも育てている

その反面、雪組の華世京さん(106期、研4)、月組の一輝翔琉さん(107期、研3)、雅耀さん(108期、研2)などの大胆な抜擢も行われています。

次なるスターというと、100期の風間柚乃さん聖乃あすかさん極美慎さんなどでしょうか?100期生も来年は研11になります。研11というと柚香さんと礼さんがトップスターに就任した学年です。

実際は、来年風間さんと聖乃さんが2番手に就任されるか?という段階です。ふたりは2025年の万博アンバサダーでもあるので、いくらはやくてもトップ就任はその後でしょう。

このあたりの事情もあって、スターのバトンタッチが上の学年で行われているのかもしれませんね。

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穏便な人事

私が「穏便な人事」だなと思うのは、組替が極力抑えられていることです。

各組の人数は、宙組だけが少ない状況です。
花組…80名、月組…78名、雪組…77名、星組…80名、宙組…67名
以前は人数調整のために組替が行われていたと思いますが、今は組替はありません。宙組の人数は少ないままです。
必要最低限の組替に抑えられている印象をもっています。

面白い発見をしました。
今後組替を控えて今のまま組内でトップスターが誕生していくと、組替トップスターが増えていきます。
(生)は、生え抜きトップのこと。

花組 柚香光(生)→永久輝せあ(雪)
月組 珠城(生)→月城かなと(月)→鳳月杏(月→花→月)
雪組 彩風咲奈(生)→朝美絢(月)
星組 礼真琴(生)→暁千星(月)
宙組 真風(星)→芹香(星→花→宙)→桜木みなと(生)

一時期、「柚香・珠城・彩風・礼」と4人の生え抜きトップスターが揃った時がありました。
それが将来「永久輝・鳳月・朝美・暁・桜木」(仮)だと、宙組だけ生え抜きで他の組は組替ということもあるのかも?

いくらなんでも組替があるかもしれませんが、面白い流れだなと思いました。

本日書いた内容は、私が勝手に推測している部分が多く、全然違うかもしれません。その点ご容赦ください。

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