こんにちは、くららです。
芹香斗亜＆春乃さくらの大劇場お披露目公演『PAGAD（パガド）』『Sky Fantasy!』の初日まで20日となりました。
「タカラヅカニュース」のお稽古場情報は、芹香さんと松風組長。
新鮮な組み合わせに、「新生宙組が始まったんだ！」と実感しました。
何と言っても、笑顔の芹香さんがフレッシュ！
只今お稽古真っ只中とのこと。
お稽古場でも、振付の先生方や音楽の先生方などが、「おめでとう！」と言ってくださる度に、「嬉しいな」と思っていらっしゃるそうです。
お二人で新トップお披露目公演の内容についていろいろお話ししてくださいました。「キャストボイス」の内容と合わせて、次にまとめています。
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お芝居『PAGAD（パガド）』について
原作は、アレクサンドル・デュマの小説「Joseph Balsamo」、それを映画化したのが「BLACK MAGIC(「黒魔術」)」。
宙組の作品は、映画が基本になっているそうです。
芹香さん演じるロマの青年ジョゼフは、のちにカリオストロ伯爵と名乗る不思議な奇術師。
目に見えない力＝催眠療法 を使える設定になっています。
それを大きな劇場の舞台で見せるのがメチャメチャ難しいなと感じていらっしゃるそう。
芹香さんが「見えない力を出すのはなかなか難しい」と何度も話されていたら、松風さんが「出てるよ」と。でも芹香さんはまだ納得できていないよう。
芹香さんの一番の願いは『目に見えない力』が客席のお客様に上手く伝われることのようです。
【お芝居を一言で言うと】
芹香「ジョゼフの抱えている闇とか本当の愛を探す旅。1時間半かけて、ジョゼフにとっての愛とは何なのか、という所を探す物語」
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登場人物とお話の流れ
ジョゼフの原点はロマであること。
ロマの仲間たちと仲良く生活していた中、母親が「魔女だ」と言われて殺されてしまった。
松風さんもロマのギターノ役で、子ども時代からずっとジョゼフと一緒にいる役。芹香さんの子ども時代は風翔夕さん(107期)が演じます。
13年後
カーニバルで、芹香さんが「カーニバルのスター」を演じている所から始まる。
そこから、フランスの王宮をも巻き込んでいくカリオストロ伯爵になっていくそう。
英真さん演じるドクトル・メスマーに、出会って「目に見えない力」を持っていることに気づかされたばかりに、悪事に手を染めていくことになるそう。
そのジョセフの力で、いろんな患者を治して貧しいロマたちは裕福になっていき、患者を治しながら進んでいった先に出会ったのが、瑠風さん演じるド・モンターニュ子爵。
そこにいたのが、春乃さん演じるロレンツァ。
母を処刑したド・モンターニュ子爵への復讐のために、子爵が連れていたロレンツァと出会って、ロレンツァは母性あふれる人で、見た目がジョセフの母親に似ていたので、はまっていってしまい、ジョゼフの運命は狂わされてしまう。
ロレンツァがマリー・アントワネットに似ていることで、また話がいろいろと絡んでいく。
恋敵 桜木みなとさん演じる近衛隊長のジルベール・ドロセン。
ジルベールは、何も悪いことをしていない。
ジョセフの人生に、いろんな障害というか、乗り越えていかなければならないことが次々にやってくる。
とんでもない大悲劇を、ファンタジックであったり、ちょっとコミカルな場面も混ぜて。
ナンバーも多くて、ナンバーですごくコミカルに楽しくつくられているので、とても見やすい作品になっているそうです。
芹香「宝塚が好きな方は、フランス革命の時代ってよくご存知だと思うんですけど、よく聞く名前とか、あっあの役かっていうのが沢山出てきますが、『バカド』編なので、今まで見てきた役との違いとかも、楽しんでいただけたら」
【見どころ】
お披露目だけどダークヒーローが似合う芹香斗亜さん。
お客さんも絶対そう思うそう。
暗いだけの話では無く、コミカルな部分もあって、格好良いダークヒーローの芹香さんを楽しめるようです。
カーニバルがあったり、王宮のシーンがあるので、衣装もセットも豪華で華やかでしょうね。話を聞いていたらとても楽しみになりました。ワクワク。
話の結末が宝塚ではどうなるか？
格好良い殺陣もあるそうです。
カリオストロとジルベールの決闘も目玉になると思います。
「BLACK MAGIC」の映画では、カリオストロは決闘で絶命して、ジルベールとロレンツァが結ばれます。トップコンビお披露目公演にあまりにもふさわしくないので、ここは話が変わるのでは？と思っています。でも「とんでもない大悲劇」と芹香さんが話されていたので、そのままなのか…？
どういう結末になるのかも楽しみです。
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ショー『Sky Fantasy!』について
“天空”、“空”をテーマの『Sky Fantasy!』ということで、爽やかなファンタジーなものかと思っていたら、フタをあけてみるとかなりエネルギッシュなロック！だったそうです。
プロローグ
芹香さんから始まり(銀橋)、幕が上がると宙組生全員が舞台上にいる。
振り付け平澤先生で、「祭」
両手の指で「キ」をつくって、平澤先生考案のキキダンス。
祭り感を楽しく盛り上がっていけたら。
プロローグ終わり
芹香・春乃新トップコンビで、ラテンの少しボサノバ調のゆったりとしたデュエット。
雨の場面
タンゴ(西川卓先生振付)
ロマンチックなラブストーリー
なめらかな振付で、格好良く踊りたい。迫力がある。
研1まで全員頑張って踊っている。
虹の空(arco iris)
桜木さん率いる少人数口
男女と虹。虹役が何人かいる。
雨が降って、虹が出て。
中詰 ラテン「天空」
みんな青の衣装。芹香さんだけ、ゴールドに青。
めまぐるしく、いろんなメンバーが歌いついで、踊りついで盛沢山。(中村一徳先生のショーの特徴ですね)
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飛翔
みんなが真っ白い衣装。
組長、副組長二人で宙組の歴史を歌う。
大切にしたい歌詞。
芹香さんの歌。芹香さんの大好きな平井大さんの「はじまりの歌」。
全員で踊る。
今までの歴史を重んじて、新しい未来へ歩んでいこうという場面。
芹香さんが真ん中で、各グループが入れ替わり立ち替わり踊り、全員が芹香さんと踊るシーン。
グループ分けされていて、アダルティグループが一番スピーディーに踊っているそう。
それがラインダンスに繋がる。
フィナーレ
フィナーレナンバー沢山。
久しぶりの黒燕尾も。
最後に、新トップコンビお披露目ののデュエットダンス。
芹香「新生宙組と言うことで、みんな力が入っている状態なので、初日に向けて一番良いパフォーマンスがお見せできるよう、みんなで開放してエネルギー全開で頑張っていきたいと思います」
ダークヒーロが主演の新トップコンビお披露目というのも、かなり意表をついたものです。
そしてショーの展開は“天空”、“空”をテーマらしいものでしたが、内容がかなりエネルギッシュなロックなショーとのこと。今まで宙組でハードなショーは無かったと思うので、こちらもちょっと意外でした。
どんな新トップコンビお披露目公演になるのか、楽しみです。
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