こんにちは、くららです。
池田泉州銀行の新しいイメージガールは、宙組のトップ娘役の春乃さくらさんでした！
就任後のトップ娘役さんが選ばれることは、初めてだと思います。
104期以降の新人公演学年の若手娘役さんから選ばれるのかと思っていたので、「そうきたか」と意外でしたが、池田泉州銀行の春乃さんの写真を見て、ピッタリだなと思いました。
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明るく愛らしい笑顔の春乃さん
池田泉州銀の起用理由は「まっすぐで芯のある印象と明るく愛らしい笑顔を併せ持ち、銀行の『地域のみなさまに愛される』という経営理念を表現してもらうのにふさわしい」からとのこと。
1枚はボブの髪型のジャケットの制服姿で微笑んでいる春乃さん。銀行の窓口でこんな優しいお姉さんに接客してもらいたいです。
もう1枚は聖子ちゃんカット風にカールして、淡い水色のレースのワンピース姿で優しい笑顔の清楚な雰囲気の春乃さん。
昭和の頃のなつかしさも漂っていて、こういう柔らかい雰囲気のお嬢さんが、お金持ちのシニア世代に受けそうだと思いました。息子いや孫のお嫁さんにしたい！
春乃さんは美しい声と歌唱力、スタイルの良さなど舞台姿に注目していましたが、素顔の笑顔、微笑みがとっても素敵ですね。
その笑顔に注目して、春乃さんを池田銀時代を含めて12代目、池田泉州銀としては4代目のイメージガールに選ばれたこと、見る目があるなと思いました。
池田泉州銀行には、外からでもイメージガールのポスターが良く見えるようにはってあります。中に入るともっと。
そして池田泉州銀行は、兵庫県と大阪府に沢山あります。
私の住む地域だけでも４店。
阪急宝塚駅でも、イメージガールの大きな看板が出迎えてくれます。宝塚大劇場内にも看板がありますね。
系列のパンフレットなどにも掲載されています。
シンデレラのようにトップ娘役になった春乃さん。
プレお披露目『エクスカリバー』で、舞台度胸も良く、見事にトップ娘役としての務めを果たされました。
足りないのは知名度だけかと。
以前に足りないのは「自信」かなと書きましたが、それはプレお披露目公演を配信で見て、クリアされているように思いました。
池田泉州銀行のイメージガールになったことで、「春乃さくら」というお顔と名前を売っていくことができるでしょう。
最善の人選だと思いました。
そして今の宝塚には、前例は関係ないとも。今まではトップ娘役就任前の若手娘役さんから選ばれていました。
前例から「近畿地方出身＆高校在学経験者(中卒ではない)」の104期以降の若手さんから選ばれるかな？と推測していましたが、外れてしまいました。102期のトップ娘役さんでした。
この事例からも、今の宝塚は前例に関係ない人事をいろいろと行っています。
昨日書いていた、高学年のトップスターばかりになるということもあり得るのかも？
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池田泉州銀行イメージガールetc
歴代イメージガール
(池田泉州銀行公表資料よりお借りしました)
トップ娘役経験者には、☆がついています。トップ娘役を意識されていることが伝わってきます。
トップ娘役に就任しなかった方
清月輝さん
男役から娘役に転向し、ヒロインに抜擢される有望な娘役さんでしたが、研4の夏のお休み中に台湾航空機事故に遭遇してお亡くなりになりました。
有花みゆ紀さん
有望な娘役さんでしたが、花組「ベルサイユのばら オスカルとアンドレ編」でロザリーを演じて、寿退団されました。
ご主人は宝塚南口のイタリアンレストラン「アモーレ アベーラ」の二代目オーナーエルコレ·アベーラさん。
北原遥子さん
黒木瞳さんの同期で仲良し。テレビドラマの撮影に関わり、歌劇団の規定に違反したことで退団されてしまいました。在団されていたら麻実れいさんの相手役に就任されていたと思います。
1985年8月12日、日本航空123便墜落事故の犠牲となってお亡くなりになりました。
華陽子さん
轟悠さんと同期の71期生。数多くのヒロインを演じられましたが、1993年に退団されました。真矢ミキさんのトップ就任がもう少し早かったら、トップ娘役に就任されていたと思います。
この４人の方は、有力なトップ娘役候補でしたが、諸事情があって就任されませんでした。
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敢えてトップ娘役でなかった伶美うららさん
野々すみ花さんの後に宙組トップ娘役に就任したのは、実咲凜音さんです。
しかしイメージガールに就任したのは、実咲さんと同期で同じ組の伶美うららさんでした。
その頃、散歩で池田泉州銀行の前をよく歩いていました。
トップ娘役の実咲さんでは無く、伶美さんのポスターを見る度に不思議に思ったものでした。
それは下記のような流れがあったからです。
| 宙組トップ娘役 | 池銀ガール |
| 陽月華(85期) ↓ 野々すみ花(91期) ↓ 実咲凜音(95期) |
陽月華(85期) ↓ 野々すみ花(91期) ↓ 伶美うらら(95期) |
陽月華さんは、研3の星組時代にイメージガールに就任し、宙組に組替してトップ娘役に。
↓
野乃すみ花さんは、陽月さんの後を継いで、トップ娘役とイメージガールに就任されました。
流れとしては、実咲さんがトップ娘役と同時にイメージガールに就任されても良かったのに、敢えて伶美さんが選ばれています。
伶美さんは、実咲さんがトップ娘役の下、朝夏さんの2番手東上主演「翼ある人びと」ヒロインや、愛月さんバウ主演「SANCTUARY」のヒロイン。朝夏さん主演全国ツアーでは、星風まどかさんと共にWヒロインでした。
1公演先に実咲さんが退団され、朝夏さんのサヨナラ公演「神々の土地」では実質的なヒロインを演じられましたが、トップ娘役という位置ではありませんでした。この公演で退団されました。
この頃のイメージガールの選出は、トップ娘役優先というより、ポスター映えする伶美うららさんが選ばれたイメージでした。
このあたり、当時の関係者の意向が重視されたのでしょう。「実咲さんか、伶美さんか？」というのは、好みの域でもあると思います。
そして伶美うららさんも限りなくトップ娘役候補的な位置でしたが、歌唱面での弱さが足をひっぱってしまったかもしれません。惜しまれる中退団されました。
有沙瞳さん
2017年夏、礼真琴主演東上公演「阿弖流為」のヒロインを演じ、11月より池田泉州銀行のイメージガールに就任。
就任時は、礼真琴さんの相手役候補だったと思いますが、その後花組の舞空瞳さんに白羽の矢が立って組替して来て、有沙さんは「娘役2」として活躍を続けてこられました。
こうして過去を振り返ってみると、有力なトップ娘役候補、もしくはトップ娘役予定者が就任されてきました。
既にトップ娘役に就任している娘役さんが選ばれることは、春乃さくらさんが初めてでした。
気になる春乃さんのイメージガールの任期
池田泉州銀行が公表された「歴代イメージガール」の資料には、就任期間も書かれていました。
事情があって途中で退団となってしまった方を除くと、トップ娘役に就任した野々すみ花さんが３年で一番短かったです。６作トップをつとめていらっしゃいます。
年間10作時代なので作品数が多くても期間は短くなります。
来年は「年間8作」です。これは110周年で記念行事があるために「異例の8作」なのか、110周年を越えても「年間8作」が続くのかわかりません。年間作数の違いによって、任期の期間も変わります。
今日の春乃さんのイメージガール就任の発表を受けて、春乃さんのトップ娘役としての任期も長くなるのでは？と言われていますが、「イメージガール」ということだけで、任期が延びることは通常ないと思います。
春乃さんが芹香さんを見送って、他の男役さんと組んでトップ娘役を続けていくことも無いような気がします。
宝塚はスターが新陳代謝をしていく所なので、104期、105期、106期に有望な娘役さんたちが控えているので、後進に道を譲る必要もあるかと。
以前と違って、先がよみにくい時代になっているので、慎重に物事がすすめられていくような気もしています。
そして「前例」から、先のことをいろいろと推測したりしていましたが、それも適切でなくなってきているかもしれません。
2025年の大阪・関西万博についても、運営側は計画通り遂行していこうとしていますが、実際には「建設が間に合わない」「お金が集まらない」など、大変そうです。
過去の記事を読んでいたら、「7月4日、吉村知事、松井一郎前大阪市長、角和夫阪急阪神HD会長、それに建築家の安藤忠雄氏が、極秘裏に大阪市内のホテルで会食。資材の高騰や建設業界の人手不足などについて話し合った模様だ」というものがありました。
阪急阪神HDは、関西を代表する企業として、大きく関わっているようです。そのため、万博アンバサダーにはタカラジェンヌ以外の方も就任されていますが、何か行事があるとタカラジェンヌのアンバサダーが出席されているのだなと思いました。
今日は大阪・関西万博の延長論がニュースになっていました。「勇気ある撤退も」と言う声も。どうなっていくのでしょうね。
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