『双曲線上のカルテ』と人事と池銀イメージガール
こんにちは、くららです。
本日は月曜日で公休日かと思っていたら、雪組『双曲線上のカルテ』チームの集合日で、配役が発表されました。

予想通り、ヒロインの看護師のモニカは華純紗那さん
『Lilacの夢路』のクリスマスシーンで和希さんとペアになって踊っていて、とってもお似合いでした。

そして2番手のランベルト(ライバルの熱血医師)は、縣千さん

スポンサーリンク



『双曲線上のカルテ』内容について

和希さん一人写りのポスター

初演では3役(主演・ヒロイン・2番手)が波線上でポスターに掲載されていました。
しかし今回は、ポスター掲載はフェルナンド役の和希さんだけでした。当然、波線上も和希さんだけ。

公演解説には、「フェルナンドとモニカの恋愛を軸に、真の医療とは、愛とは、そして命とは……という深遠なテーマを真正面から描き出すヒューマンドラマ」とありました。
初演では、公演解説にランベルトの名前がありましたが、今回は消えていました。

11年前の初演は「監修・脚本/石田昌也

今回は「潤色・演出/樫畑亜依子

樫畑先生が石田先生の脚本を潤色ということなので、役の比重やエピソードも変更されるのでしょう。石田先生独特のあくの強い部分は、女性視点で和らげられていたら良いなと思います。

配役でも、前回あった役がなくなっていたり、新しい役名があったりました。

初演は当時の時代を反映した内容でした。
その後の11年間で医療技術も進歩し、コロナ禍を経て医療の現場の考え方も変化したので、今の時代の舞台になるようです。

読売新聞の情報(7月19日)

7月19日の読売新聞夕刊に和希そらさんの記事が掲載されていて、『双曲線上のカルテ』にも触れられていました。

一流の腕を持つ外科医でありながら、エリートコースを捨て、夜勤中でも酒を飲み、数々の女性と浮名を流す異端児・フェルナンドを演じる和希さんと紹介されていました。和希さんは、下記のコメントをされていました。

ikemen

2012年に宝塚で上演された映像を見て、重たいものを抱えた主人公が、どう生きていくのが幸せなのかを考えさせられました。複雑な人物になった理由に思いを馳せ、役を深めていくのが楽しみです。コロナ禍を経て、また違ったメッセージを発し、意味のある公演になると思います。

真の医療とは、愛とは、そして命とは、「深遠なテーマ」を真正面から描き出すヒューマンドラマになるようです。

スポンサーリンク



『双曲線上のカルテ』配役

だいたい予想通りでした。

11年前と同じ役を再び

セルジオ(院長)……夏美よう
ロザンナ(院長の妻)……五峰亜季

クレメンテ(フェルナンドの恩師 奏乃はると)……奏乃はると

以前と同じ役

()内は、11年前の役者名。

クラリーチェ(院長の娘・秘書 )…野々花ひまり(大湖せしる)

アニータ(院長の愛人 )……希良々うみ(夢華あみ)
アントニーオ(アニータの息子 )……咲城けい(彩凪翔)

ジーナ(婦長 麻樹ゆめみ)……愛すみれ

チェーザレ(ピザ屋、癌患者 )……桜路薫(朝風れい)
ボーナ(チェーザレの妻 )……杏野このみ(千風カレン)

マネージャー(詩風翠) ……風雅奏
マネージャー役があるのに、アイドルのニーナ(天舞音さら)がいませんでした。
白綺華さんが、アマーリア役です。マネージャーがついているアイドルのような役?

ウーゴ……聖海由侑(透真かずき)
サンドラ……千早真央(桃花ひな)
ダンテ……希翠那音(月城 かなと)
ベルナルド……月瀬陽(久城あす)
イレーネ(看護婦)……天音ことは(雛月乙葉)
エルダ(看護婦)……夢陽まり(杏野このみ)

天使の役がなくなっていました。

新しい役

ジョルダーノ ……久城あす

ルカ(看護士)……眞ノ宮るい

マッテオ(看護士)……絢月晴斗(107期)
マルコ(看護士)……瞳月りく(107期)

瞳月りくさんは、『Lilacの夢路』新人公演で、五男・ヨーゼフ(華世京)役を演じて、小顔でスタイルの良い素敵な男役さんだなと注目しています。

フリオ…清羽美伶(108期)
チャン…水月胡蝶(108期)

108期の歌上手な水月さんまで役がついていました。

スポンサーリンク



少数精鋭の雪組のヒロイン娘役について

新人公演のヒロイン経験のある娘役は、トップ娘役の夢白あやさんを除いては、3名だけです。3名とも東上ヒロイン経験者になります。

野々花ひまり(99期) 新公ヒロイン2回、東上ヒロイン1回

音彩唯(105期) 新公ヒロイン3回、東上ヒロイン1回

華純紗那(106期) 新公ヒロイン1回、東上ヒロイン1回

他の組に比べて、敢えて新公ヒロインをおさえている感じです。

歌上手な104期の愛陽みちさんは、『Lilacの夢路』の新人公演では、「娘2」の役を好演され、これから抜擢されるかな?と思っていたら、今回の全国ツアー『愛するには短すぎる』では、役がついていませんでした。果たして新人公演のヒロインに抜擢されるでしょうか?

102期の有栖妃華さんも可憐で歌上手な娘役さんですが、残念ながら新人公演でヒロインに抜擢されませんでした。

107期の白綺華さん、108期の星沢ありささん、109期の音綺みあさんの抜擢に備えているのかな?と思えるところもあります。

華純紗那さんが、更に新人公演のヒロインを重ねていく可能性もあるでしょうか。

男役では、華世京さんが、全国ツアー『愛するには短すぎる』の3番手のフランク役です。研4で破格の扱いですが、今までの抜擢度合いを見ていると、納得する道筋で、誰よりもスター街道を驀進されていくと思います。

雪組の路線選抜には、迷いのない明確さがあります。そして眞ノ宮るいさん、一禾あおさんのように、新人公演の主演を経験していなくても、スター路線的な扱いをされたりする場合もあるのが、雪組の特徴でもあります。

スポンサーリンク



華純紗那さんが、池田泉州銀行のイメージガールの可能性は?

大阪府大阪市北区茶屋町に本店を置く地方銀行です。
2010年(平成22年)5月1日から、池田銀行と泉州銀行が合併して池田泉州銀行になりました。

歴代イメージガール

池田銀行時代
清月輝、有花みゆ紀、東千晃、北原遥子、神奈美帆、華陽子、月影瞳、陽月華、野々すみ花

池田泉州銀行時代
野々すみ花 京都府出身
伶美うらら 大阪府出身
有沙瞳   三重県出身

池田泉州銀行になってからは、3名とも関西圏出身です。
厳密に言うと、三重県は関西地方(2府4県)に三重県が加わった「近畿地方」と呼ばれています。

歴代のイメージガールは、中卒ではなく、高校に在学経験のある方たちでした。(初期の方は確認できていません)

全く根拠のない、羅列したデータから勝手に憶測していることなので、間違っている可能性大です。

「関西圏」 + 「高校在学経験がある」の方が、選ばれる可能性が高いのな?と勝手に憶測しました。

候補娘役さん
104期
美羽愛(関西、中卒)
きよら羽龍(関東、中卒)

105期
星空美咲(関東、高校)
音彩唯(関西、中卒)
山吹ひばり(中部、高校)

106期
花妃舞音(東北、中卒)
華純沙那(関西高卒)

107期
七彩はづき(関西、中卒)
藍羽ひより(中部、高校)

この中で、二つの条件に該当したのは、華純沙那さんだけです。
はてさて華純さんが選ばれるでしょうか?
(私が勝手に憶測したものなので、何の根拠もありません)

学歴の時代の流れ

愛希れいかさんがトップ娘役に就任される時に、中卒でトップ娘役に就任した娘役さんは数十年間いなかったので、とても珍しいと言われていました。それ以降中卒のトップ娘役さんは、何人も誕生しています。

「中卒」「高校在学」の違いは、こういう時代の流れもあるので、全く要素ではない可能性あります。

樫畑先生について

今回樫畑先生が『双曲線上のカルテ』の潤色・演出を担当されています。

和希さんが「コロナ禍を経て、また違ったメッセージを発し、意味のある公演になると思います」と仰っていましたが、今の時代に生きる私たちの心に寄り添い、支えてくれるような作品になるといいですね。

樫畑先生は2011年入団で谷貴矢先生と同期です。今度大劇場デビューされる栗田先生と指田先生は2014年入団です。私は樫畑先生の作品が好きなので、大劇場デビューされる日を心待ちにしています。

ここまで読んでくださってありがとうございます。
ランキングに参加しています。ポチッとバナーをクリックしていただけると嬉しいです♪
にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村
いつも応援してくださってありがとうございます。

twitter


スポンサーリンク