礼さんの復帰&礼さんが包み込んでいるような代役公演感想
こんにちは、くららです。
今日は宝塚公式ページで嬉しい報告がありました。

「礼真琴は、順調に回復してきており、復帰につきましては、あらためて宝塚歌劇公式ホームページ等にてご案内いたします。」

この発表があった後、週刊文春電子版に
復帰未定》宝塚星組トップ・礼真琴 休演の裏に車椅子、大量発汗、喉の異変という記事がUPされました。誰かが傷つくような内容でなかったのは良かったです。課金する必要は無いと思います。

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礼さんの汗について「宝塚GRAPH9月号」

「TALK DX」は、星組の礼真琴、瀬央ゆりあ、暁千星の3人。
フィナーレの衣裳で、大きな羽根を背負った礼さんを真ん中に、3人が腕組みして笑顔で写っていました。その他の写真も愉快な笑顔の3人でした。

3人の会話は、「ロナンの汗」から始まっていました。

 「ロナンとしては、ただただひたすら汗をかいている」

瀬央 「運動量が凄まじいもんね」

 「そうなの。激しく動いた後、止まるって場面が多いから。日々、汗と涙で滲まないアイライナーを探す日々よ(瀬央を見る)」

瀬央 「えっ、わっ…わたくしはアルトワとして涼しく生きておりますが(笑)」

私の勝手な解釈ですが、礼さんが「ロナンの汗」から会話をはじめられたのは、宝塚大劇場での初日(6月2日)に礼さんが大量の汗をかかれたことに対して、多くの心配の声があがっていたからだと思います。

私は初日の舞台を毎回のように見ていますが、大階段を降りてきたパレードの時やカーテンコールのご挨拶の時に、礼さんに限らず沢山の汗をかいているトップスターさんが多いです。礼さんが仰っているように、動いた後止まると大量の汗が出るのでしょう。特に初日だと余計に。

週刊文春のタイトルにも、「大量発汗」が入っています。

礼さんは、「汗の心配はしないでください」とファンに伝えたいのだと私は受け止めました。深い気遣いの礼さん。

礼さんの復帰について

礼さんは順調に回復されているという報告だけで、復帰の詳細については、後日という玉虫色の回答でした。

復帰の時期については、礼さんお医者様劇団で、よく話し合って決めてくださると信じています。

誰よりも責任感が強い礼さんです。
千秋楽には退団者の音咲いつきさん、有沙瞳さん、天路そらさんと、専科異動の瀬央さんを送り出し、ファンにも安心して欲しいと思っていらっしゃると思います。

文春の記事には、「喉のポリープ」が悪化していて、来年のお正月公演『RRR』に間に合うかどうかとも書かれていました。これは劇団関係者の話なので、どこまで真実かはわかりません。

礼さんの治療に当たっているお医者さまなら、今何が一番最善か、わかっていらっしゃると思います。

どうか礼さんの健康を最優先にした「復帰時期」を決めていただきたいです。

「礼さん、無理だけはしないで!」がファンの気持ちだと思います。

全然無理でないのなら、『1789』の公演への復帰を待っています。

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友人の『1789』代役公演観劇感想

ありちゃんファンの友人が、本日のパルシステム貸切公演を観劇して感想を送ってくれたのでご紹介します。

☆☆☆☆☆

お見事!
ありちゃん、余裕さえ感じる圧巻の代役でした。
そして、星組さんお見事!としか言いようがない。

第一幕

ありロナン登場。

大きい!スタイルが良い!!

お茶会で見たありちゃんは、信じられない位お顔が小さくて、身体も本当に細くて想像より華奢で驚きましたが(私達が太すぎる?(笑))、何がどうなっているのか、とにかく気持ちの良い大きさ、スタイル抜群!

第一声からよく通る声で、鍬を手に田を耕していそうな、農夫の息子感ありあり。
他人に笑顔を見せる余裕さえ無いという、屈折して突っぱった感じの役作り。

天華さん演じるデムーランは育ちも人柄も良さそうなお坊ちゃま感がよく出ていました。難易度高めの歌も問題なし!
革命家3人が登場し、天華さんがデムーランを演じているのを見たらなんだか目がウルウルしてしまいました。

この時点で「あぁ、星組は安泰で、礼さん含めみんな大丈夫だ」と得体の知れない安心感。
あれなら安心して代役さん達に任せられるわけです。

特筆すべきは碧海さん!!
同行した娘も「さりおが凄かった!新発見!!」と感動。
歌、ダンス、滑舌、台詞回し…噂以上の実力で堂々たる演技にビックリでした。今後、注目です。
小桜さんの歌唱も絶好調で美声が轟き、SNSにあがっていた輝月さんの声も絶好調。

何より、星組は皆さん表情が良いですね。
稀惺くん、紘希くん、場面に合わせた表情の作り方がとても良かったです。

ベンチの向こうではありちゃんの長〜い足が半分出ていました。
そして「二度と消せない」の歌唱。
先日、新公の録画を観ましたが、年月と努力はこんなにも人を成長させるのかと感動の歌声。
月組で培った演技力が全ての場面で生きていました。…と同時に、場面毎に礼さんロナンが重なりました。

一幕ラストの「声なき言葉」は、もう感想を書くまでもなく…心底、素晴らしかったです。
ありちゃんの歌声と礼さんの歌声、声が違うので比べるようなものではなくて、それぞれのロナンだなと思いながら聴き惚れました。

ありちゃんの、大きな会場に響き渡る美声を聴く度に、礼さんの声も聴きたい、礼さんに会いたい、という思いが込み上げて、これはきっと私だけでなく礼さんロナンを一度でも観た人なら、御贔屓が誰であろうと、誰もが抱く感情なのだろうと思いました。

代役を務めている人達と星組の組子さんの周りを、礼さんが腕を大きく広げて包みこんでいるような、そんな印象を受ける舞台。
だから、ありちゃんも安心して堂々と演じられるのだろうなと。

もう、安心感しかない気持ちで一幕終了。

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第二幕

極美さんの歌唱力がまたアップしていました。
ボディパーカッションは、最初の頃より断然しっかりと音が聞こえて、骨太ささえ感じる!

瀬央さんが歌う「私は神だ」の場面はいつも最高!
あの曲の不気味なイントロと瀬央さんの纏う空気、歌声…最高!
有沙さんの声もお顔も、透き通るように美しかった…

サイラ・モナムールの辺りまできたら、これはもう、もう一つの別の「1789」。
どちらが良いとかそんな簡単なものではなく…。

月組新公のありちゃんロナンが死ぬ場面は、カクッという感じで初々しい死に方(?)でしたが、今回は死に方も上手くなっていました(笑)。
殺された農夫の息子ロナンが、生まれ変わったら王子様になっていました。

ありちゃんのダンスは本当に余裕の完璧さ。
半分以上が足!?…のスタイルの良さに、ふと湖月わたるさんが思い浮かびました。
普段、主演者の脇にいるとそれ程気にならないのに、真ん中に立つと大きい。「うたかた」新公で見た希波さんもそうでした。
デムーランが帽子を被っているのは、もしやありちゃんの大きさを誤魔化すためだったとか?

お芝居での、ありちゃんの存在感、インパクトがあまりに強くて、舞空さんとのコンビ感は礼さんの時とは全く違う感覚…トップコンビの相性って本当にあるのですね。

癒し系の瀬央さん歌唱指導からの、ロケットのあと。
階段に板づいたありちゃん。
足元気をつけて〜と心で祈りながら…着地してからは、やっぱり安定のダンス力、何の心配も起こりません。

そして舞空さん。お芝居中はありちゃんを中心とした代役さんに全集中していたせいか、オランプの存在感がいつもより薄れていたのに、デュエダンになった途端にやっぱりさすが余裕の、誰とでも合わせられる実力、凄いトップ娘役さんです。

大羽根を背負うありちゃん。
覚悟のようなものが垣間見えて…
数多くの新公主演と外箱主演で0番を経験してきたとはいえ、この初めての大役はきっと計り知れない重圧とプレッシャーだったことと思いますが、それすら感じさせない階段降り、パレードでした。
トップさんに迷いが無いように、代役であろうと観客の前では同じように振る舞わなければいけないわけですから…。

どのトップさんのナイアガラも下の10センチほどは床に着いて擦れているのに、ありちゃんが背負うと床から浮いていて、そう、これは代役としてのナイアガラだから… と思えて、最後に少しホッとしました。

もし今後、他組で同様のことが起こったら…やっぱり代役さんは見事に演じてみせるのだろうと思いました。
それが、トップを置いている宝塚という劇団の形…人材が豊富にいる、凄いことですね。

トップ不在の代役公演でも、普段通りにやってのける星組さん、とにかく全員凄かった!拍手喝采!

☆☆☆☆☆

とても素晴らしい舞台だったようです。
礼さんの築きあげられた『1789』があったからこそ、礼さん不在でも星組生が一丸となって熱い思いと団結力で、代役公演をつくることができたのだと思います。

友人の感想を読ませてもらって、「星組トップスター礼真琴」のすばらしさを改めて思いました。
どうか礼さんの健康最優先で、これから進んでいきますように。

私は今日3回目の月組公演を観劇してきました。
見れば見るほどはまるお芝居とショーです。
またあらためて感想を書きたいと思います。

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