こんにちは、くららです。
明日は花組『鴛鴦歌合戦』『GRAND MIRAGE!』宝塚大劇場公演の千秋楽です。
宝塚大劇場公演が完走できそうで本当に良かったです。明日なら台風の影響も無さそうです。
柚香さんがトップに就任されて、東西での本公演の完走が未完です。東京公演も完走できて、東西完走できることを願っています。
先日「タカラヅカスペシャル2023」の出演者が発表されました。
今回はコーラスに焦点をあてて、いろいろと書いていきたいと思います。最後に95期の印象的なあのシーンについても。
望海風斗さんのコーラスの思い出
2008年から、現在の「タカラヅカスペシャル」のタイトルで、12月後半に梅田芸術劇場メインホールで開催されるようになりました。
それ以前は、「TCAスペシャル」というタイトルで(1995年~)、宝塚大劇場で6月前後に開催されていました。
望海風斗さんは研3になってすぐ、「TCAスペシャル2005」にコーラスで出演されています。(4月29日 18:30公演 4月30日 15:30公演/19:00公演)
コーラスメンバー…花咲りりか、望海風斗、華月由舞、芽吹幸奈、彩城レア、煌雅あさひ(休演)
望海さんの話によると、コーラスメンバーは、稽古中のスターさんの代役もつとめていらっしゃったそうです。
大和悠河さんファンの望海さんは、「大和さんの代役がしたい」と申し出て、憧れの大和さんの代役に変えてもらったそうです。
実際に本役の大和さんに役の説明をして曲をかける時には、手が震えて、カセットテープが入らないほどだったそうです。
一生懸命震える手を止めて、無事にカセットデッキの中にテープを入れ、「夢が叶った!」と喜ばれたものの、自分は大和さんのようなキラキラなスターさんではないわ、ということに気づくきっかけになったと語られていました。
コーラスメンバーは、コーラスを担当するだけでなく、「スターさんのお稽古の代役」も兼ねているのですね。
そのため、男役は入団すぐの有望スターが選ばれる傾向にあります。
若くして「スターの代役」をするなんて、スゴイ経験値になりますものね。
タカラヅカスペシャル コーラスメンバー2014年から
2014年 花組、星組(1名)(研3、研2)
「宝塚歌劇100周年フィナーレイベント」として、宝塚大劇場で12月22日から3日間に渡って開催されました。最終日の15時公演のみ東京宝塚劇場からの月組が中継で出演しました。 |
桜花りな(98期)、亜蓮冬馬(99期)、若草萌香(99期)、姫歌ひな乃(99期)、高峰潤(99期)
真彩希帆(星組、98期、2014年11月17日付組替)
花組の99期は亜蓮さんがホープだと思っていましたが、新公主演がまわってくる前に退団されました。
オープニングの幕開きで、コーラスの真彩希帆さんが100周年の祝典歌「 虹の橋渡り続けて」(瀬戸内寂聴氏作詞、千住明氏作曲)をソロで歌っていらっしゃいました。コーラスにソロがあるのは珍しいですが、真彩さんだったからこそでしょう。
2015年 星組 6名 (研4~研2)
真彩希帆(98期)、小桜ほのか(99期)、遥斗勇帆(99期)、七星美妃(99期)、天彩峰里(100期)、極美慎(100期)
前年は組替の狭間だったので、真彩さんは花組のコーラスとして出演され、この年は星組のコーラスとして出演されました。研4で出演するのは異例ですが、歌上手な真彩さんだからこそでしょう。
この年は、真彩さん、小桜さん、天彩さんと歌姫が揃っていました。歌上手な遥斗さんと共に、極美さんも出演されていました。ホープ枠でしょう。
2016年 宙組 (研2、研1)
真名瀬みら(101期)、鷹翔千空(101期)、湖々さくら(101期)、花宮沙羅(102期)、 湖風珀(102期)、春乃さくら(102期)
首席入団の鷹翔さんは、研2の時は成績がトップでは無かったのですね。現在は組内トップです。鷹翔さんは歌上手+ホープ枠でしょう。
宙組トップ娘役の春乃さくらさんも出演されていました。同期の花宮さんの方が成績が上で役の抜擢もはやかったので、この頃は印象がうすかったですね。
2017年 宙組 (研2、研1)
花宮沙羅(102期)、湖風珀(102期)、風色日向(102期)、春乃さくら(102期)、夢白あや(103期)、有愛きい(103期)
宙組は2年続けてコーラスを担当されていたのですね。
宙組トップ娘役の春乃さんも2年続けて出演されています。当時から歌上手枠にいらしたのですね。
風色日向さんが出演されていました。歌上手+ホープ枠でしょう。
研1で『神々の土地』のヒロイン級の役をした夢白さんは、コーラスも研1で出演されていました。ホープ枠でしょう。入団早々から期待の星でしたね。この時期初詣ポスターモデルに起用されていました。
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2018年 月組 研2、研1
白河りり(103期)、彩路ゆりか(103期)、真弘蓮(104期)、きよら羽龍(104期)、咲彩いちご(104期)、一羽萌瑠(104期、退団)
研1のきよら羽龍さんは、月組初配属の『エリザベート』で、ロケットではなく、娘役群舞に抜擢され、ダブルトリオもつとめて話題になりました。お正月明けには、美弥るりかさん主演バウ公演『Anna Karenina』のキティ役に抜擢され、この時期初詣ポスターモデルに起用されていました。
白河さん、きよらさん、咲彩さんと歌上手な娘役さんが揃っていました。103期、104期の歌上手+ホープ男役は彩路さん、真弘さんだったのですね。
2019年 花組 (研3~研1)
朝葉ことの(103期)、 詩希すみれ(103期)、 天城れいん(104期)、 珀斗星来(104期)、 星空美咲(105期)、湖華詩(105期)
この直前に都姫ここさんが新人公演のヒロインを演じ、歌もお上手ですが、コーラスには選抜されていませんでした。
研1の星空美咲さんは、歌上手なのでこの頃から有望視されていたのですね。
朝葉さん、詩希さんも歌上手です。
先日新人公演の初主演をつとめた天城れいんさんは、研2の歌上手+ホープだってのですね。新人公演の主演をされたのも納得です。珀斗星来さんは白雪さち花さんの妹さんで歌上手です。
2020年~2022年 コロナ禍で3回休み
コーラス担当は、星組→宙組→雪組 だったと思われますが、出来なかったことは残念でした。
開催されていたら、コーラスは105期、106期から選ばれていたことでしょう。多分お馴染みの方々が担当されたでしょうね。
2023年 月組 研4~研2
一乃凜(106期)、 花妃舞音(106期)、和真あさ乃(106期)、 天つ風 朱李(107期)、 彩姫みみ(108期)、美渦せいか(108期)
中止期間が長かったので、今年は研4のエトワール経験もある一乃さん、 新公ヒロイン2回目の花妃さん、男役歌上手でホープ枠の和真さんが出演されます。
107期は一輝翔琉さんが新公2番手まで演じていますが、歌唱面では天つ風朱李さんが優れているので、天つ風さんが出演されるのでしょう。
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タカラヅカスペシャル コーラスメンバー2012年まで
【2008年 星組】
白妙なつ、天寿光希、優香りこ、大輝真琴、水瀬千秋、空乃みゆ
【2009年 宙組中心】
(雪組)透水さらさ
(星組)音花ゆり
(宙組)七瀬りりこ、美影凜、花音舞、藤咲えり、花里まな、百千糸、松風輝、星吹彩翔、風馬翔
【2010年 宙組】
星吹彩翔、七瀬りりこ、瀬音リサ、彩花まり、桜木みなと、真みや涼子
桜木さんは研2でした。
【2011年 星組】
礼真琴、紫りら、妃海 風、真衣ひなの、紫藤りゅう、五條まりな
礼さんは研3でした。
【2012年 星組】
前年に続いて星組でした。
音咲いつき、紫藤りゅう、綺咲愛里、五條まりな、城妃美伶、華鳥礼良
音咲さんは当時男役でした。前年に続いて出演している研3の紫藤さんはホープだったのですね。
こうして過去のコーラスメンバーをみると、歌上手な路線男役さんは選抜されていることがわかります。
コーラスは、必ずしも該当学年で組にまわってくるとはいえませんが、ひとつのスターの登竜門といってよいかもしれません。
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思い出深いタカスペと言えば2016年!
2016年から各組のパロディコーナーが無くなりました。
でも「95期女装祭り」があって、沸きにわきました!
寺田先生の17回忌だったので寺田先生メドレーで、専科さんが歌って、その横で男役スターと女装95期が踊るというものでした。
みんな白い衣装で、美人の4人が本気で娘役に扮しているので、とっても美しかったです。
「セ・マニフィーク」【凪七瑠海】
柚香光&朝美絢
朝美さんは、セクシーなタコ足衣装で、柚香さんと色っぽくバチバチと挑むように踊っていました。
美人が女装すると超美女!
「アマール・アマール」【沙央くらま】
暁千星&瀬央ゆりあ
瀬央さんも、女装をすると美女美女!
年下の暁さんが瀬央さんを、グルングルンと勢いのある高速リフトで回していて、きれいでした。
肩幅のある暁さんは、瀬央さんを華奢に可愛いく魅せ、とってもお似合いのカップルでした。
広島出身同士の二人が6年後に同じ組を経験するとは、思ってもいなかったでしょうね。
「そして、今」【星条海斗】
愛月ひかる&水美舞斗
水美さんは髪をアップにして、ホルターネックのジャンプスーツで、背中が丸見え。筋肉感のある美女。女装の水美さんのお顔が綺麗すぎる。
愛月さんと距離が近くて、ちょっと危険な香りのする大人っぽいペアでした。
DANCE WITH ME 【華形ひかる】
七海ひろき&桜木みなと
前髪パッツンの髪型が桜木さんにとっても似合っていて、キリッと美しい美女。
七海さんの男らしいエスコートが幸せそうでした。元宙組同士で懐かしかったのでしょうね。
4人はもともと美人なので、とっても女装のし甲斐がある美女ぶりでした!
4人の歌手と紳士と美女は、何とそのままの衣裳で、2列に別れて客席降りして、美女たちは客席にアピールしていました。恥ずかしそうな方も、それはそうですよね。
月城さんは当時雪組でお休み組だったので、月城さんの女装が見れなかったのは残念でした。若手の時にロケットに出演されていましたが、学年が上がってから女装はされていませんね。
今年の「タカラヅカスペシャル」は、宙組の桜木さん以外6人のスターさんたちが出演されます。2016年の時の「あっと驚くような」サプライズは用意されているでしょうか?楽しみですね。
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