トップスター5人勢ぞろい、無茶振り質問、和みトーク
こんにちは、くららです。
スカイステージで「宝塚歌劇110周年概要発表会&アフタートーク」が放送されています。
「110周年概要発表会」では、無茶振り質問に、トップさんたちがタジタジになってしまうシーンもありました。

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110周年概要発表会について

木場理事長のご挨拶

「年間を通して110周年を盛り上げ」という言葉があったので、発表された5作品だけでなく、続く3作品も「110周年作品」ということですよね。

以前から思っていましたが、やはり花組で『ベルサイユのばら』が上演されるのかな?と妄想してしまいました。

トップスター5人

トップスター並び

彩風さんは東京公演中のため真ん中のパネルにリモート出演
はじまりは、上手から芹香さんと月城さん、下手から礼さんと柚香さんが登壇されました。

一人ずつ名前を呼ばれて頭を下げてご挨拶する所から始まりました。

各組の110周年公演のPRは省略します。

【質疑応答】無茶振り質問

ふたつの質問をその場で募られたようでした。

Q1 皆さん、110周年のテーマをお一人ずつ「漢字一文字」で言うと?無茶振りしてしまいますが。その理由も。

まず芹香さんのドキッとした表情が映りました。びっくり質問に慌てていらっしゃる様子。
柚香さんと礼さんは、そのびっくりを歌舞伎風におどけて表現。
彩風さんは、会場の慌てた雰囲気を感じてか、笑っていらっしゃいました。

取材会という緊張の場で、110周年のテーマを「漢字一文字」で、即興で考えて話すのは難しいことだと思います。質問者が「無茶振りしていますが」と仰るとおりの突然の無茶振り質問でした。

礼:「えっ?漢字一文字?」

芹香:「それは個人的なテーマですか?組としてのテーマですか?」
芹香さんが最上級生なので、進行役として皆を代表して質問をされていました。

司会者:どなたからでも結構です。

芹香:「どうですか?」と礼さんに振る。

礼:「そうですね(考えながらも)、咲さ~ん!!!」と画面の向こうの彩風さんに突然振って、会場内大笑い。

芹香:「地球の裏側の咲ちゃん!」

彩風:「は~い(手を振ってこたえて)」

芹香:「言ってくれますか?」

彩風:「えっ?(少し間をおいて)私から?はい、では」とトップバッターを快く引き受けて、堂々と話を始められました。

雪組は『ベルサイユのばら』の上演して今までの先輩方の思いを受け継いでいくので、「」という漢字で上手に話をまとめられていました。

4人のトップスターさんたちは、その回答に「おぉ~と」感動の拍手をされていました。

次に、柚香さんが挙手して「」という漢字でお話。

芹香:「えっ、どう~」にこたえて、礼さんが「」という漢字でお話。

そして芹香さんと月城さんが順番を話し合って、芹香さんが「」、月城さんが「」でお話されて、下手から席の順番に話す形で終わりました。

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Q2 各組のここが私たちの組の魅力の最大のアピールポイントですというところを110周年に向けて是非教えてください。

芹香さんが「どうですか」と仰ると、月城さんが「私から」と挙手して話され、次に芹香さん、礼さん、柚香さん、最後にリモートの彩風さんと、前回の反対の順番でスムースに進んでいって終わりました。

一つ目の質問の時は、想定外の難しい質問で、みんなで順番を譲り合っていましたが、途中からちゃんと流れができて、トントンと進んでいくのは、さすが鍛錬されているトップスターさんたち。そして皆さん、それぞれ内容のあるこたえでした。

「質疑応答」で、無茶振りな質問が出ることは、想定されていなかったのでしょうね。

芹香さんは、会場内の最上級生ということで進行役をまかされていましたが、トップさんたちの中では初心者マークなので、緊張もされただろうし、グイグイと引っ張ることもできず、やりづらそうでした。(取材会が終わってのアフタートークでは、本来の芹香さんに戻っていらっしゃいました)

最後にトップ5人のフォトセッションも行われ、全員が笑顔で並ぶだけでなく、スクリーン越しに彩風さんが4人のトップスターたちと掌を重ねるショットもありました。
こちらは事前に打ち合わせされていたのでしょう、5人の重ねる掌がバッチリ決まっていました。

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和気あいあいのアフタートーク

まずは反省会?

「宝塚歌劇110周年概要発表会」を終えて、緊張がほぐれて、みなさん表情が和やかでした。

芹香:「みなさん緊張しましたねぇ」

3人「緊張しました」

芹香:「厳かな雰囲気もありましたし、控室で咲ちゃんともテレビ電話をしたりして、みんなの仲を深めつつやったんですけど、いざ現場に行くと」

礼:「あんなに念入りにリハーサルしたのに」

柚香:「すごい和気あいあいとしてたんですけどね」

芹香:「意外とね、顔固まっちゃって。咲ちゃんは、どうでした?」

彩風:「私は一人での参加だったので、最初は会場の雰囲気がわかりづらかったんですけど、始まったところから私もすごい緊張しました」

芹香:「一人でカメラに向かってお話していたの?」

彩風:「そう、そうです。本当に一人で」

突然の質問『漢字一文字で』

芹香:「みなさん『漢字一文字で』の時は素晴らしい」

礼:「まず咲さんに突然振ったのに、先陣きってくださって」

柚香:「まさかの下級生から上級生に押し付けるという」

礼:「咲さんどうぞ、と投げつけたものね」

芹香:「距離が遠いのをよいことにね」

礼:「本当にひどいことを」

彩風さんは、爆笑しながら3人の自虐風の話を聞いていらっしゃいました。

彩風さんは中学時代に生徒会長をされていただけあって、潔いリーダーシップをお持ちです。

礼さんも「彩風さんなら何とかしてくれる」とわかっているから、あの場で彩風さんに振ったのでしょうね。

110周年の公演について

芹香:「110周年の公演ラインアップも出ましたし、いろんな記念行事も発表されましたが、どうですか?」

礼:「こんなに一度に全組の発表されるほど、ワクワクすることってないですよね

柚香:「華やかでいい一年になりそうですね。スケジュール表が大変ですね」

芹香:「見に行けるかしらってね」

ファン目線で話してくださって、うれしいですね。

****雪組

月城:「咲さんが『ベルサイユのばら』新公でされていた時も、私は出演していたので、あの時の咲さんがまたフェルゼンをやられるんだと思うと、胸熱なんです。勝手に

彩風:「いろいろ話したいね。れいこベルナールやってたんだよね。10年前ですね」

****星組

礼:『RRR』はずっと知ってはいたんですけど、見れてはいなくて、すごいダンスだったり、虎と闘うだの、肩車をして戦うという、前情報のインパクトがすごくて、いざ3時間の映画を見てみたら、ただただ格好良くて感動するという素敵な作品だったので、これがどうなっていくかわからなくて、今は楽しみとドキドキが交差しています」

芹香:「またこっちゃんのダンスバトルが。おのれとの闘いぐらい、いつも踊っていらっしゃるから」

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****花組

柚香:「花組は小池先生のオリジナル1本ものということで、小池先生とご一緒させていただくのが久しぶりで、そういった面でも身の引き締まる緊張感もありつつ、有難い思いも。豪華絢爛なレビューシーンが散りばめられたミュージカルということで、ちょっと緊張しつつもワクワクしています」

芹香:「ダンサーの役だからピッタリで」

****月組

月城:「月組は正塚先生と中村一徳先生の二本だてということで、「ザ宝塚」な座付きの二人の先生が」

柚香:「正塚先生の大劇場オリジナルっていつぶりですか?!」とうらやましそうに。
その横で礼さんが膝を叩いて悔しそうな表情とそぶりを。

芹香:「大劇場でさぁ、『うん』って」

みんなで拍手までして「正塚作品」について大盛り上がりでした。正塚先生は、生徒さんの間で大人気のようです。正塚先生の話題はさらに続きました。

月城:「お稽古場が楽しみですよね」

柚香:「月城も言ってましたけど『芝居の月組さん』と正塚先生のタッグ」

月城:「正塚先生に、中村先生にたくさん甘えて、初舞台生も迎えますし、みんなにとって思い出に残る良い作品になれば良いなと思います」

月城さんの「思い出に残る良い作品になれば良いな」という言葉に、ドキッとしてしまいました。

****宙組

芹香:「宙組は日本物のショー。すごく日本物のショー大好きですし、銀橋があって人数もいっぱいいて宝塚でしか見られないものなので、すごく嬉しいです。「ファイナルファンタジー」もちろんプレイさせていただいたこともあります。ゲーム断ちをしていたんですけど、これは公式にやってもいいということだと思うので、ちょっと復活するんじゃないかと」

柚香「宙組さんということで、楽しみでしかないです」

月城:「はやくポスター見たい」

柚香:「全然関係ないけど、衣装デザインとかも見たいですね」

芹香:「ビジュアルもね、「ファイナルファンタジー」といえばなので、頑張ります」

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記念行事について

****運動会

芹香:「私はやっぱり運動会!」

柚香:「100周年の運動会もね、いろんな思い出がありましたよね」

芹香:「ありましたよね」
当時は芹香さんも花組でした。二人で目を合わせて思いを分かつかのように意味深げに。

柚香:「ねぇ、星組さんもねぇ」と声を大きくして礼さんに圧をかけると。

礼:「ええ、そうですそうです(苦笑いしながら)」

芹香柚香「星組と花組は、なかなか思い出深い、辛い思い出がありまして…」

月城:「そうなの?」

柚香:「そうなのじゃないの、出てました?」

芹香:「また後で教えるわ」

100周年の大運動会のこと

星組と花組の「綱引き」での確執は有名です。
花組と星組の綱引き対戦で、はじめ判定で花組勝利となりましたが、星組が床のマットがずれていたことを抗議して再試合となって、結局花組は負けました。

星組は優勝して、花組は最下位で、トップの中で明日海さんだけ賞ももらえませんでした。

明日海さんは、当時のやるせない思いを、退団前のご自身のコンサート『恋スルARENA』の中でリベンジされました。(「花組の花組生による花組のための運動会」を開催し、花組優勝。)

芹香さんも柚香さんも明日海さんと同じ思いを持っていらっしゃると思います。

****タカラヅカスペシャル

月城:「タカラヅカスペシャル」が開催されるのも、とても楽しみですよ。なかなか5人揃うってことは無いじゃないですか。だから今日リモートですけど、咲さん交えて5人で出来たというのは、すごい思い出に残るなぁと思いました」

ここでも月城さんの「思い出に残る」発言がありました。

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それぞれの関係性

芹香:「5人の関係性で言いますと、私は咲ちゃんとは同期生だし、こっちゃん(礼)もれいちゃん(柚香)も同じ組でご一緒させていただいたので、繋がりが深いです」(芹香さんは、星組→花組→宙組を経ていらっしゃいます)

「はじめまして」の芹香さんと月城さん

月城:「はじめまして(芹香さんを見ながら)」

芹香:「かなとさんは、初めましてなのに関わらず、フォトセッションで、非常に近い距離でできて、心強かったです」

柚香:「あれは恋人の距離!」

登壇する前に、下手に礼さんと柚香さんが控え、上手には芹香さんと月城さんが控えているので、礼さんと柚香さんは「二人は何を喋っているかな」と気になっていたそうです。

月城:「いろいろ喋りましたよね」

柚香「えっ、どんな話をされたんですか?ご趣味は?とか」

芹香:「それは言えない。いろんな話をしていたんですけど、ここでぐっと愛を育んで」

柚香:「グッと愛はぐくんで?」

芹香月城「そう、愛育んで、(それからの掌を重ねる)フォトセッションになりました」

彩風さんとの関係性

芹香:「咲ちゃんはどうですか?(月城さんに向かって)」

月城:「咲さんと雪組で」

彩風:「そうですね、れいことは雪組で」

芹香:「こっちゃんとか、れいちゃんとかは?」

礼:「私と咲さんとの思い出は、私が初めて出た宝塚舞踊会で。美弥さんと3人で踊らせて頂いて、何もわからなかったので、すごくお世話になってひっぱっていただきました」

彩風:「あの緊張感を共有できたことで、何か生まれましたよね」

***

柚香:「いつも舞台を拝見させていただいてます」

彩風:「私は勝手に柚香光さんのファンです

柚香:「『タカラヅカスペシャル』でご一緒できますよね。この立場になって初めてご一緒できるのが、楽しみです」

彩風さんの「柚香さんのファン」発言まで飛び出してきて面白かったです。

芹香:「来年の宝塚110周年記念式典で、咲ちゃんもリアルで5人揃うことができると思うので、楽しみですね」

和気あいあいとしたトップスターさんたちのトークがとっても楽しかったです。

柚香さんが、やんちゃな雰囲気と自由めな発言で、トップスターとして組に君臨している時とちょっと違っていて、下級生の頃の柚香さんを見ている感じでした。礼さんも上級生の芹香さんがいらっしゃると自由風でした。こういった面が見れたのもなごみました。

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