雪組先行画像と朝美さんのこと花組の謎解けた!
こんにちは、くららです。
今日は雪組『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』
の先行画像が公表されました。
彩風さんに髭!似合っていて、しかも髪が多い。なんかかわいい!
赤毛の夢白さんもかわいいです!
全然雰囲気が違っていて新鮮。

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シャーロック・ホームズは誰が演じる?

主な配役

アーサー・コナン・ドイル……彩風咲奈
ルイーザ……夢白あや

公演解説には、妻のルイーズ名探偵シャーロック・ホームズ」を世に生み出した作家アーサー・コナンの3つの名前しか記載されていませんでした。

朝美さんが「主な配役」に入っていないので、シャーロック・ホームズでは無いということでしょう。

シャーロック・ホームズは、宙組で長身の真風さんが演じたように、身長は6フィート(183センチ)以上。非常に痩せているため、実際以上に背が高く見えるとのこと。

シャーロック・ホームズ=とても長身 というイメージがあるので、朝美さんでは無いのでしょう。

コナンが「自らの分身であるシャーロック・ホームズとの対峙」と解説に書かれていました。

彩風さんシャーロック・ホームズも演じられるのかな?と思いました。両方を演じたら彩風さんの出番が多すぎるとも思いますが、トップスターなので。

コナンは、「名探偵シャーロック・ホームズ」によって世界的な名声を手にしたのに、彼自身は、「シャーロック・ホームズを恨んでいた……!」とも表現されていました。自分の作ったキャラクターを恨むとは。

「ある日、自らの筆によって生み出した“架空の存在にすぎない筈の”シャーロック・ホームズがドイルの前に姿を現したら……?」という奇想天外な発想で描く物語とのこと。

シャーロック・ホームズが複数あらわれる、ということもあったりして。どんなお話になるのでしょうか。謎ですね。

Happy“NEW”Musicalとはコメディ要素も強い?

先行画像を見て、2019年の雪組の望海さん主演『20世紀号に乗って』を思い出しました。アメリカが舞台の陽気なミュージカル・コメディでした。

『ボイルド・ドイル~』にも“新たなるミュージカル(Happy“NEW”Musical)”の誕生にご期待ください! とあります。

先行画像の彩風さんの髪型や佇まいと表情に一癖も二癖もあるコメディ感が漂っています。

コメディ調の作品かな?と、私は勝手に思ってしまいました。ポスターが公開されたら、全容が何となくわかってくるでしょうか。

今年の本公演はコメディ色が強い!

もうすぐ千秋楽を迎える花組公演から、これから上演される公演の「公演解説」からコメディ要素的な言葉を拾いあげてみました。

花組『鴛鴦歌合戦』傑作オペレッタ喜劇の初の舞台化

月組『フリューゲル』…コミカルでハートウォーミングなミュージカル作品。

宙組『PAGAD(パガド)』…愛と復讐を描く、ドラマティックなミュージカル作品。

雪組『ボイルド・ドイル~』Happy“NEW”Musical  

宙組の『PAGAD(パガド)』だけ、愛と復讐を描く」と毛色が違います。しかし主演は宝塚屈指のコメディエンヌ芹香斗亜さん。お披露目公演です。アドリブシーンもあるのでは?と思っています。『アナスタシア』で重い役のグレブの時さえ、アドリブシーンが特別にありましたから。

2015年1~3月、雪組・早霧せいな主演『ルパン三世 -王妃の首飾りを追え!-』で、2番手の望海風斗さんがカリオストロ伯爵でした。望海さんが真面目に仰々しく演じるほど、笑いが起こっていました。どんな芹香カリオストロ伯爵を魅せてくださるのか楽しみです。

命の危険を感じるほどの猛暑が続いています。せっかくのお盆休みなのに台風が到来しそうです。以前に比べて、いろいろと生きることの厳しさが増えているように感じています。

そういう日々の中にあるからこそ、宝塚を観る時は「日常を忘れて、笑ったり、泣いたり…」コメディも大切な要素なのだろうと思っています。

気になる朝美絢さんのこと

朝美さんが「主な配役」に入っていないから退団ということは無いと思います。

宝塚は、退団者には餞を用意して送り出す所です。朝美さんがもし退団される場合は大きな餞が用意されると思います。特別な扱いでは無いということは、退団されないということでしょう。

宝塚はこういう「逆の論理」がドンピシャなことも多いです。ポスターが公表される時には、今まで通り「主な配役」入りして、ポスターにも載っているのでは?と思いますが…

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永久輝さんのコーナーで2つの謎が解けた

花組の話に切り替えます。

毎月10日に、三井住友カードwebで、「永久輝さんのコーナー」が更新されます。今回は『鴛鴦歌合戦』と『GRAND MIRAGE!』についてお話されていました。

『鴛鴦歌合戦』バカ殿の謎

永久輝さんは、花咲藩の殿様を演じていて、ドカンドカンと笑いをとっています。新人公演を観た時に美空真瑠さんがとても巧みに演じていましたが、客席の笑いの規模が全然違っていました。

「どうして永久輝さんが演じるとあんなに笑いが起きるのだろう?」と思っていましたが、お話を読んでその謎が解けました。

永久輝さんは、演者側が「ここが笑うところですよ」「この言葉が面白いところですよ」と提示し、お客様の笑い声が入る間、テンポ感をわかったうえでやりとりすることが必要だと思って演じられているとのこと。

日本物の喜劇は、落語の面白さに近い感じもあり、間やテンポがとても大切だそう。
雪組の『幕末太陽傳』のお稽古中に、永久輝さんたち雪組生みんなで落語を聞きに行っていたことを思い出しました。

落語から学ばれたりの積み重ねが、今回のバカ殿さまの成功に繋がっているのだなと思いました。

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「ボレロ・ルージュ」の謎

『GRAND MIRAGE!』第7章の羽山先生振付の「ボレロ・ルージュ」は、過去のどの作品からのオマージュなのかわからず、気になっていました。過去のロマンチック・レビューを何作か見てみましたが、わかりませんでした。

永久輝さんが「「ボレロ・ルージュ」は、高嶺ふぶきさんが主演されていた作品のオマージュです」と話されていたので、やっとわかってスッキリしました!

1996年のロマンチック・レビュー10弾『La Jeunesse!』でした。(高嶺ふぶき・花總まり)併演は『虹のナターシャ』。
第八章ボレロ(『La Jeunesse!』)
音楽:吉崎憲治
振付:羽山紀代美

ボレロの男A1 – 轟悠
ボレロの男A2 – 和央ようか
ボレロの歌手S – 高嶺ふぶき
ボレロの女S – 花總まり
ボレロの女A1 – 星奈優里
ボレロの女A2 – 五峰亜季

この場面に出演していた方は、専科で活躍されている五峰さん以外は、みなさんトップスター、トップ娘役に就任されています。錚々たるメンバーだったのですね。

現在
ボレロの男A1 – 永久輝せあ
ボレロの男A2 – 聖乃あすか
ボレロの男S – 柚香光
ボレロの女S – 星風まどか
ボレロの女A – 美羽愛
ボレロの女A – 星空美咲

96年の時は、ボレロの女Aにも、女A1、女A2の序列がありましたが、現在の美羽愛さんと星空美咲には、数字が振られていないのが配慮ですね。

このシーンはスポットが当たっている所に、永久輝さん聖乃さんがそれぞれ飛び込んで行って、ゆっくりとした動きで踊りはじめます。スポットの中に飛び込むというのは新鮮です。

真っ赤な背景と、真紅の衣裳。
シーンとした静寂さとピンと張り詰めた緊張感のあるスローテンポなダンス。
その後、次々と真紅の衣裳の人たちがあらわれて、踊りに加わっていきます。

厳かな雰囲気の中、出演者たちの羽山先生への思いが伝わってくるシーンです。(羽山先生は6月10日に亡くなられました)

この「ボレロ・ルージュ」のシーンは、今後もオマージュされていくことでしょう。

ロマンチック・レビューシリーズは、過去のシーンがオマージュシーンとして沢山蘇っています。
第一弾は、1984年花組の『ジュテーム』(高汐巴・若葉ひろみ)でした。今作が22作目です。

ロマンチック・レビューシリーズだけでなく、他のショーでの羽山先生のダンスの名場面も、オマージュされていったら良いなと思います。

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