Sっ気も楽しい彩風咲奈・朝美絢 新生雪組
こんにちは、くららです。
昨日は台風一過の素晴らしい秋晴れの中、雪組『CITY HUNTER』『Fire Fever!』東京公演の初日が開きました。

先月の雪組大劇場千秋楽も、星組大劇場初日も、台風が近づきながらも、何も影響無く公演の幕があがりました。
最近はお天気まで宝塚の公演を応援してくれているようで、嬉しく思っています。
来週11日は月組の博多座の初日です。こちらも台風の影響がありませんように。

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雪組『Fire Fever!』東京公演の変更

『CITY HUNTER』もいろいろと変更点があったようですが、ショー『Fire Fever!』では、気になっていたところが変更になっていたと聞いて、良かったなと思いました。

ドンジョバンニシーンの変更
ハンサムな朝美絢くんに「何故あの重い雰囲気の鬘?」と大劇場の初日から気になっていたので、鬘の色もスタイルも素敵になっていたと聞いて、とても楽しみになりました。
美しいあーさの顔立ちには、その美しさをさらに際立たせる鬘を合わせるのが当然と言えば当然です。いくらコメディタッチのシーンと言っても。

そして何よりも気になっていたこのシーンの最後のオチ!
見る度に良い気持ちでは無かったので、オチの演出が良い形に変更になっていたと聞いて良かったと思いました。

そしてアラベスクのロケットは107期生も加わり、79人になったそう。
残念ながら、新雪組生の夢翔みわさんが怪我で急遽休演されましたが、公演中に復帰できて79人ロケットができますように。

カーテンコールでの、彩風咲奈さんの気持ちのこもった温かいご挨拶が、今回もほのぼのとしてユニークで楽しかったそうですね。
大劇場の千秋楽には無かった「どっせい」も復活していたようです。

明日のスカイステージで放送されるでしょうね。
楽しみにしています。

彩風咲奈さんの魅力

彩風咲奈さんがトップスターになって、「人としてとっても面白い!」と感じています。
以前は、これといった強い個性が無いのが咲ちゃんの魅力かな?と思っていましたが、多様性のある個性があふれていて「彩風咲奈ワールド」が実に面白い!それが舞台での魅力にも繋がっています。

「宝塚ニュース」のトップスター突撃レポートで、最後に久城あすさんが咲ちゃんの魅力は、下記の4つと、言葉をあげていらっしゃいました。
・やさしい
・柔らかい
・ストイック
・完璧

私も久城さんに同意しました。トップスターに就任したばかりなのに、舞台での姿が出来上がっていることがスゴイなと思います。そして雪組生をやさしく包みこんでいるやわらかさ。

宝塚グラフ10月号」に、「彩風咲奈…雪組アンケート」がありました。
彩風さんのここにグッとくる!」で、下級生から上級生までが、咲ちゃんの様々な魅力的なグッとくるところをあげていました。

その中に異質なものがありました。副組長の千風カレンさんのものです。

カレンさんがグッとくるのは、咲ちゃんが急にドSを発揮する瞬間。
首にスカーフを巻いていたらグッとひっぱられ、「のりえ(千風)…」と言われたとか。

それに対する咲ちゃんのおこたえは、
「のりえがドMだからだよ。(笑)カレン(千風)さんは、そういうことをされるのがお好きなんです。(笑)」

咲ちゃん=ドSという言葉を、ここで記憶しておいてください。(後に続きます)

「S」とか「M」とか言う言葉、最近ではふつうに宝塚の雑誌でも放送でも「可」になったのですね。

「宝塚プルミエール」雪組コーナーについて

「彩風咲奈と朝美絢の○と×!!」が放送されました。
意外な咲ちゃん意外なあーさを知ることができて、面白かったです!
ナレーターは望海風斗さんです。緑で表示しました。

Q: 夏休みのヤンチャな思い出がある?
彩風
彩:「ばあちゃんちで小学生の時夏休みを過ごしたことがあって、ラジオ体操があって、徒歩圏内なんだけど地区が違うので、ばあちゃんが自転車で後ろにリヤカー引いて、リヤカーに私が乗ってドコドコしながらラジオ体操に行くの。スゴイ強烈な思い出!

朝美絢
朝:「私は毎年キャンプに行ってたんですね。トンボとかカブトムシとか取って、テントでそのまま入れるんです。(つまむポーズをしながら)」
望海「エッ!ヤダヤダ」

朝:「お母さんに怒られるんですけど、トンボでそのテントを充満させるんです。」

望海「イヤダ!イヤダ!そのテント!」

朝:「怖いですよね。今考えたら。」

彩:「おたまじゃくしとか、こうやって救っていたもん。」

朝:「やってた、やってた!」

彩:「今考えると絶対出来ない!」

おふたりはワイルドな少女時代を過ごされていたようです。望海さんは極端に昆虫などが苦手のよう。
田舎で育った私は、おばあちゃんの自転車リヤカーにひかれてラジオ体操に行く、素朴な田舎暮らしの咲ちゃんに親近感がわきました。しかし私の幼い頃と比べて時代が違うのだけれど、咲ちゃんの育った所はのどかなのですね。

Q:お互いのオチャメなところを知っている?

彩風
咲:「あーさは、ほんとに真面目で、真面目だからドゥーンとなる時はないけど、ちょっとね、いじめたくなる。ドゥーンってなるあーさも見てみたいなと。」

望海「Sな咲ちゃん」

朝:嘘!?あの冷たくしたのはわざとだったんだ!」

咲:「ってところが。それがかわいいなと思う。」

朝:へぇ〜

咲:「ちょっとしたら、キャハッってなったりとか。」

あーさは、目をギラギラさせてとても嬉しそう

望海:「あーさ喜んじゃうよ」

朝美絢
朝:「クールで、Sっ気があられるんですね。ファンの方も皆さまわかっていらっしゃると思うんですけど。」

朝:「でも愛犬とかジェラルドとか自分のペットたちの画像とか動画とか見て、『見て!かわいいんですよ』と言うデレデレ感が。そんなにクールな咲さんに愛されていてって思う。」

彩:「そうですか。」

朝:「こういう返しも良いですよね。そこがオチャメなポイントです。」

咲ちゃんにとって、あーさは真面目なので、ちょっとした対応で変化する可愛さにお茶目さを感じているよう。
あーさにとって、クールでSっ気があるけれど、ペットに対してはデレっとなる、そういう変化の大きい咲ちゃんにお茶目さを感じているようです。

「宝塚グラフ10月号」の「彩風咲奈…雪組アンケート」で、あーさは咲ちゃんの

ミステリアスな瞳見下ろされた時に、ドキッとする。
お話する時にわざと見下ろされるポジションに行ったりしているそう。

それに対して咲ちゃんは、「じゃあ今度から私が見下ろされるポジションに行こうかな」

この咲ちゃんの返しが面白いです。

彩風さんの「クールでドS」というのは、基本やさしくて柔らかい性格な上に「面白さとしてのっかっている個性」なので、真に「クールでドS」なのとは違います。
そうだから、こうして公にして面白がられているのでしょう。

そしてあーさもあえて、Mポジションを楽しんでいるようです。

新生雪組のトップスターと2番手「咲あーさ」は、とても息の合った面白い関係性のようです。

彩風さんは93期生で中卒で入学しています。朝美さんは95期生で「波瀾爆笑」を見ると、高校2年生の時に宝塚受験をして合格していることがわかります。あーさは中卒時点でも受験していて1次試験で不合格と書かれていました。ここで合格していら93期生だったのですね!
おふたりも「同い年」ですね。あーさの方が3か月お姉さん。

あーさがまだ月組生だった時に、咲ちゃんが月組の舞台を観て、あーさにダメ出しをし、あーさが真剣に受け止めたというエピソードも宝塚グラフで紹介されていました。二人の関係性はあーさの組替前から始まっていたのですね。

そしてあーさが雪組に組替して最初の舞台咲ちゃん主演の『CAPTAIN NEMO』でした。
今からちょうど4年前の作品です。

あーさが雪組に組替するタイミングは、望海さんがトップスターに就任する時でした。
望海さんトップ時代を咲ちゃんとあーさは共に過ごしてきて、咲ちゃんがトップスターになって、あーさが2番手として咲ちゃんを支えています。
新生雪組の要になる「トップスター、2番手」は、とても面白くて魅力的ですね。

このコロナ禍の中、雪組の東京公演のチケットは完売したとか。
どうか千秋楽まで無事に駆け抜けていかれますように。
私は東京の本公演は観に行けないので、千秋楽の配信を楽しみにしています。

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