雪組『ハリウッド・ゴシップ』彩彩コンビと今後昨日は梅芸ドラマシティ彩風咲奈ちゃん主演『ハリウッド・ゴシップ』の一般販売でした。
瞬殺で終了して、そのチケットの人気ぶりに驚きました
それまても、梅芸ネット会員(2回)、宝塚友の会の抽選結果が厳しい状況で、「そんなにチケット難にならないだろう」という私の甘い予想は覆されていました。
先日「FNSうたの夏まつり」に出演して、DA PUMPと「U.S.A.」を歌い踊って魅力的だったことも、チケットの売れ行きに影響したでしょう。
望海風斗さん主演で路線男役を配している全国ツアーが超チケット難であることも。
現在の雪組の人気パワーは、スゴイ!

スポンサーリンク



トップスターになる準備は着々とできている咲ちゃん

この公演は、彩風咲奈ちゃんがトップスターになる前の最終試験のようなものだと思っていましたが、ここまで人気だと「集客力」は、軽くクリアですね。
関西では昨日が「カフェブレイク」彩風咲奈編の放送日でした。
抜けるような白い肌に、歯並びを矯正されたことでお顔が引き締まっていて、素顔にもスターとしての貫禄が感じられました。
「弱点は?」という質問に、「褒められることです。」というおこたえ。
謙虚にモクモクと努力を重ねている咲ちゃんを感じました。

雪組トップスターの望海風斗さんには、まだまだトップとして頑張っていただきたいですが、2番手咲奈ちゃんは、トップになる準備が着々と出来ているようです。

「ハリウッド・ゴシップ」について

潤花ちゃんに殴られた瞬間の咲ちゃんという、凄いインパクトの「ハリウッド・ゴシップ」のポスター!
「なんで、こんなポスター?!」と最初に見た時は驚きました。かつて、こんな構図のポスターを宝塚で見ることはありませんでしたから。

殴られた瞬間の何とも表現しがたい咲ちゃんの表情が、惹きつける材料になったのかもしれません。
殴られてもカッコイイし、ニヒルさもあり、母性本能もくすぐられます。
「何だかよくわからないけど、観てみたい!」とひかれますね。

『私もこんなポスターになるって想像してなかったです』と咲ちゃんが、カフェブレで仰っていました。
咲ちゃんは、ビンタされ続け、潤花ちゃんは、ずっとし続けて撮ったそうです。
先生が本気で「なんなのあんた」みたいな感じで撮って欲しいと仰ったとか。

咲ちゃん93期、潤花ちゃんは102期、二人の学年差は9期。
9期差のイケメン咲ちゃんをビンタし続けるとは(実際はあたっていないでしょうけど)、潤花ちゃんも相当気苦労があったかも。
しかも娘役としては、とてもキツイ表情で写っています。
普段はニコニコ笑顔がトレードマークのような潤花ちゃんなので、落差が大きいですね。

作・演出の田渕大輔先生は、昨年宙組の『異人たちのルネサンス』では、あまり評判が良くありませんでした。
一昨年の宙組『王妃の館-Château de la Reine-』は面白かったです。

田渕先生の奇をてらうポスター作戦は成功!と言ったところでしょう。
1920年代のハリウッドを彩るスキャンダラスな“ゴシップ”をモチーフに、虚構の街で夢を紡ぐ人々の光と闇がドラマティックに描かれるよう。
咲ちゃんは映画俳優のコンラッドを演じます。
半年前は雪組公演「20世紀号に乗って」で同じく映画俳優のおバカなブルースを、ハチャメチャなコメディで演じていました。
その「落差」も面白いものになるでしょう。

彩彩コンビ

『ハリウッド・ゴシップ』の大きな売りの一つは、彩彩コンビ(彩風咲奈・彩凪翔)の人気にもあると思います。

中卒 1歳違い(彩凪翔→92期 彩風咲奈→93期)
・ともに彩輝なおファン(そのためが芸名に入っている)

彩風咲奈ちゃんは、首席入団、初詣ポスター、新人公演主演5回の超御曹司コー
・少し前までは八重歯の可愛い顔立ち、現在は歯を矯正して、顔がシュッとしてきた
・173cmの長身で脚がとても長く、ダンスが得意
・おっとりとしたクールな雰囲気、個性が際立たないのが個性

彩凪翔くんは、48人中17番、新人公演主演2回
・「くん」と呼称をつけたくなる、顔立ちが整った美人・イケメン、しかし身長が高くない。
・華やかなオーラを放ち、オラオラ系の熱さ
・大阪出身の関西弁の親しみやすさが魅力

1期違いの全く持ち味の違う二人が、下級生時代からショーなどで対で起用されることが多かった。
咲ちゃんは「凪さまは本当にかっこいい」と彩凪翔さんをリスペクト。
翔くんも、「さき(彩風)は下級生だけど、わたしにない素敵なものをたくさん持っている」と。

お互いが信頼し合って、仲が良いところが、彩彩コンビの魅力。

この2人をコンビにする演出は、二人の持ち味・魅力がさらに増し、輝く、最高のコンビだと思います。

彩凪<彩風 は当初から決まっていた

2011年7月、『灼熱の彼方』バウ・ワークショップで、共にバウ初主演。
・2011年7月7日(木)~7月11日(月) 「オデュセウス編」(主演:彩風咲奈
・2011年7月15日(金)~7月19日(火) 「コモドゥス編」(主演:彩凪翔

この公演の前に咲ちゃんは、『ソルフェリーノの夜明け』『ロジェ/ロック・オン!』『ロミオとジュリエット』の3回の新人公演主演をやっていました。

翔くんは、それまで1度も主演の経験が無く、いきなりバウホールの主演だったため、厳しい評価もあったようですが、翔くんには潜在的な魅力、可能性があったので、この後『仮面の男』『ドン・カルロス』と2回続けて新人公演主演を務め、2013年8月9月、『春雷』では、バウ単独初主演を務めました。

咲ちゃんは、その後『JIN-仁-』と『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』で新人公演主演を務め、2014年10月11月、『パルムの僧院-美しき愛の囚人-』でバウ単独初主演を務めました。
バウ単独初主演は、翔くんの1年後でした。

2015年7月~10月『星逢一夜/La Esmeralda』で、咲ちゃんが3番手として階段降りをして、咲ちゃんが翔くんより序列的には上ということが明確になりました。
現在咲ちやんは、2番手で、望海風斗さんが退団されたらトップスターになるだろうと予想されています。

そして翔くんは、「ローマの休日」で月城かなとくんと役替わり、「ファントム」で朝美絢くんと役替わりをしながらも、3番手という位置は保っています。

『ハリウッド・ゴシップ』では、「彩彩コンビ」うりも大きな要素の一つでもあると思うので、今後世帯交代となって、咲ちゃんがトップになった時は、翔くんは「別格2番手」という位置で、咲ちゃんトップを支えるのではないかな?と予想しています。
まだ雪組の世帯交代は、ずっと先のことであって欲しいですし、予想にすぎませんが。

『ハリウッド・ゴシップ』のドラマシティのチケットが、かろうじて1枚だけ手に入りました。
往年の大女優アマンダ役は、翔くんなのか、どうか?まだわかりませんが、「彩彩コンビ」が楽しみです。

ここまで読んでくださってありがとうございます。
ポチッとバナーをクリックしていただけると嬉しいです♪
にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村
いつも応援してくださってありがとうございます。

twitter