月組の御園座公演と別箱の演目が発表されました。
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御園座 トップコンビ主演『赤と黒』2月10日~3月4日
・珠城 りょう、美園 さくら トップコンビ主演
・脚本/柴田 侑宏先生 演出/中村 暁
『赤と黒』について
フランスの文豪スタンダールの長編小説「赤と黒」を原作に、柴田侑宏が書き下ろしたドラマティックなミュージカル作品。
・1975年月組・大滝子主演で大劇場公演『恋こそ我がいのち』(東京公演より『赤と黒』)として初演、
・1989年月組・涼風真世主演のバウホール公演として改編。
・2008年星組・安蘭けい主演のシアター・ドラマシティ公演として再演される。安蘭けい念願の上演だったと言われています。
ナポレオン失脚後の復古王政下のフランスを舞台に、恋と野望に彩られたジュリアン・ソレルの波瀾の人生を描いた物語。
御園座では、新たにフィナーレが追加された、1本ものとして上演されます。
登場人物(2008年星組配役)
ジュリアン・ソレル…珠城 りょう(安蘭 けい)
レナール夫人… (遠野 あすか)
マチルド… (夢咲 ねね)
Wヒロインとも言える作品なので、レナール夫人あるいはマチルドを誰がやるか、注目です。
2年ぶりの名古屋公演
宝塚が名古屋で上演した中日劇場(1420人収容)が2018年3月25日に閉館されたので、御園座(1299人収容)で宝塚の名古屋公演が初めて上演されます。
中日劇場が名古屋駅から東山線で2駅目の栄駅でしたが、御園座は、名古屋駅から東山線で1駅めの伏見駅になります。
東上公演 鳳月 杏主演『出島小宇宙戦争』について 2月
・主演 鳳月 杏 2番手価格?
・シアター・ドラマシティ/東京建物Brillia HALL
・作・演出/谷 貴矢
『出島小宇宙戦争』
パラレルワールドの出島を舞台にコメディタッチで描く、デジタル・マジカル・ミュージカル。
パラレルワールドとは、ある世界(時空)から分岐し、それに並行して存在する別の世界(時空)を指す。並行世界、並行宇宙、並行時空ともいわれ、我々の宇宙と同一の次元を持つ。
登場人物
・幕府の天文方:カゲヤス…鳳月 杏
・樺太を探検し未知の文化との交流経験を持つ御庭番:リンゾウ
・出島で出会った女:タキ
・近代技術をもたらしたという謎の西洋人:シーボルト
長崎全体が、奇妙な幻想未来都市へと変貌を遂げている。調査を進めるカゲヤスは、このの正体を探っていく…。
誰が宇宙人で、誰がそうでないのか。何がリアルで、何がそうでないのか。混乱の中でカゲヤスは、ミクロでマクロなスペースオペラに巻き込まれていく。
ハチャメチャなコメディのようです。
谷貴矢作品と言えば
『義経妖狐夢幻桜』2018年雪組
『アイラブアインシュタイン』 2016年花組
今回の発表からの考察
振り分けが気になるところですが、御園座の公演が2月10日~3月4日と長く、収容人数が1299人と比較的大きな劇場なので、集客力が必要です。
2番手月城かなとくん、暁千星くんら、人気の路線は御園座に振り分けられるのかな?
風間柚乃くんは、『出島小宇宙戦争』で御庭番リンゾウかな?知名度があるので、御園座すもしれません。
月組は芝居がみんな巧みなので、どちらに振り分けられても楽しい作品になるでしょう。
鳳月 杏主演は、東上2番手価格?
ドラマシティの価格で言えば、
彩風咲奈主演「ハリウッド・ゴシップ」も
瀬戸かずや主演「マスカレード・ホテル」も、
今回の『出島小宇宙戦争』も8000円で同じ価格です。
消費税アップの価格修正から2番手価格、3番手価格は、関係なく8000円に統一されたのかもしれません。
「別格・2番手級の上級生スター枠」
下記ブログで、「別格・2番手級の上級生スター枠」を設けて重用していく方針のように感じると書きました。
・花組…瀬戸かずや(90期)
・月組…鳳月杏(92期)
・雪組…彩凪翔(92期)
・星組…愛月ひかる(93期)
そのうち、上二人の東上公演が決定しています。
彩凪翔くんも、咲ちゃんがトップになる前後にあるかもしれません。
下記写真集が昨年発売されています。
・FOCUS ON 鳳月杏 (18.09.07発売) ・FOCUS ON 彩凪翔 (18.08.03発売) ・FOCUS ON 瀬戸かずや (18.07.20発売) |
この3人は、東上公演を経て、「別格2番手」として、組を支えていくのでしょう。
4人のうち愛月ひかるくんは、トップ候補「ファーストフォトブック」の一人です。
ファーストフォトブックvol.6 彩風咲奈 17.4.25発売 ファーストフォトブックvol.5 愛月ひかる17.2.25発売 ファーストフォトブックvol.4 礼真琴 16.12.22発売 ファーストフォトブックvol.3 柚香光 16.10.25発売 ファーストフォトブックvol.2 珠城りょう16.5.12発売 ファーストフォトブックvol.1 芹香斗亜 16.3.22発売 |
95期の二人がスッとトップスターになりますが、宝塚はトップスターになると、退団カウントダウンがはじまります。
はやくにトップ就任するより、ゆっくりとトップ街道を進む方が、ファンとしては、長く見守られます。
退団予定の紅ゆずるさんも、明日海りおさんも、トップスターになる前から多くの代表作を残していらっしゃいます。
年長のスターを重用しながら、95期をはじめとするまだトップ就任が決まっていない期待のスターを長く輝かせる作戦なのでは、とも思えます。
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