そうきたか花組!
こんにちは、くららです。
『巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜』の主な配役が発表されました。

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『巡礼の年』主な配役とポスター

やはりショパンは水美舞斗くん!

そして永久輝せあくんが、男装の女流作家、ショパンの最愛のパートナーだったジョルジュ・サンド!

本公演初の主な配役入り。
さらに、初のポスター入り。

公演解説に書かれていない役名が、主な配役に入るとは思っていませんでした。
「こうきたか!」という感じでした。
オリジナル作品で、3番手まで主な配役(波線上)に入るのは珍しいことです。

水美舞斗くんも大切だけど、永久輝せあくんも大切だよとしっかり意思表示されています。

しかしポスターのサイズは、柚香光くんが一人だけ大きくて、
星風まどかちゃんと水美舞斗くんが同サイズで、その後ろに少しだけ控えめサイズの永久輝せあくん。

この控えめサイズにとっても気遣いを感じます。

柚香・星風コンビのお披露目公演の『元禄バロックロック』では、まどかちゃんは主演の柚香くんと同じサイズでした。
2作目の『巡礼の年』は2番手級の水美舞斗くんと同じサイズ。

トップ娘役のまどかちゃんが、マイティと同じサイズなことにも、マイティへの気遣いを感じます。
この作品を機に、異動などの変化があるのかも?(個人の主観です)

そんなに深い意味は無くて、タイトルに主演の柚香くんが演じるリスト・フェレンツが入っているように、主演のリストの比重が重いということだけかもしれませんが。

スターには旬がある!

永久輝くん主演の『冬霞の巴里』を観ると、センターを張れるスターとして出来上がっていることを感じます。

「宝塚1stフォトブック 永久輝せあ」が発売されました。
OGとのスペシャルトークは、ひとこちゃんに指名権があるようで、元雪組トップスター望海風斗さんでした。

望海さんは、2014年11月17日付で次期トップスター候補として雪組に組替えされました。
遅れて雪組のお稽古に参加された望海さんが凄すぎて、
「どうしてそんなに凄いんですか?」とひとこちゃんがたずねると、
「だってもう研12だもん」と望海さんは仰ったそう。

その時から研12の時には、望海さんのように「だってもう研12だもん」と言えるようになりたいという目標ができたそう。

そしてひとこちゃんは、4月から研12になります。

自分はまだまだだと話されていましたが、望海さんのようにステップアップする時かも、と読みながら勝手に感じました。

ジョルジュ・サンドについて

目鼻立ちがはっきりした美人で、数知れない男性遍歴で知られる女流作家。
女性なのに男性の装いをしていたことで有名。

ショパンの最愛のパートナーだったと言われています。
ショパンの方が年下で、ふたりが出会った時にジョルジュ・サンドは2児の母でした。

宝塚で演じられたジョルジュ・サンド

月組の『グランド・ベル・フォリー』のショーの中で、久世星佳さんがショパン、真琴つばささんがジョルジュ・サンドを演じていました。
男役が女性で男装という設定。
男役の姿なのに、口紅が赤くて妙に色っぽい真琴ジョルジュ・サンド、インパクトがあります!

「不滅の恋人たちへ」(2006年宙組、バウ公演)では、紫城るいさんが演じました。その相手役は大和悠河さん演じるフランスの作家のアルフレッド・ド・ミュッセでした。

ポスターの永久輝せあさんは、髪型も真っ赤な口紅も女性的で、女性らしい体のラインまで出ています。
いつもの男役とは違う雰囲気。

宝塚で男装の麗人と言うとオスカルで、永久輝さんはオスカル役者だと思います。
ジョルジュ・サンドはオスカルとは全く違いますが、どんな男装の麗人が演じられるのか楽しみです。

4人の役の関係は?リスト、マリー、ショパン、サンド

リストを通してサンドとマリーは友人になり、3人はとても仲が良かったそうです。

ある時、リストがマリーのサロンで、友人のショパンとサンドを出会わせたそうです。

そしてショパンとサンドは、仲良くなって愛人関係になりました。

マリーはリストの才能を凌ぐようなショパンの愛人になったサンドに嫉妬心を覚えるようになり、サンドとマリーとの仲が悪くなって、リストとも疎遠になり、3人の交流はなくなってしまったそうです。

さらにその後、マリーとリストも別れてしまいました。

リストとショパンの友人関係についても、諸説あるようで、生田先生がどのように描かれるのか、楽しみです。

花組のYOSHIKIさん繫がり

先行画像の柚香くん演じる美しいリストを見た時に、髪型とピアニストと言うことから、X JAPANのYOSHIKIさんのようとブログに書いていました。
公開されたポスターは、レイくんがYOSHIKIさんのように髪の毛を振り乱しながらピアノを奏でていて、よりYOSHIKIさん度が増していました。

生田先生がYOSHIKIさんを意識されているのか、たまたまなのか面白いと思いました。

ちなみにYOSHIKIさんは、宝塚の作品に楽曲を提供されたこともあります。
2004年花組の春野寿美礼さん主演のショー『TAKARAZUKA舞夢!』です。
その楽曲は「世界の終りの夜に」で、春野さんが素晴らしい歌声で聞かせてくれました。

『冬霞の巴里』の二回目

土曜日に『冬霞の巴里』の二回目を観劇しました。
初日の感想を書きましたが、記憶違いだったなと思うところが点々とありました。
観劇後家に帰っていろいろと用事をすませて、かなり記憶があいまいになった頃に、感想を書いているので、私の記憶の曖昧さを観劇しながら特に感じました。

二回目の観劇は、要所要所のセリフの数々が、とても心に残りました。
指田先生は言葉のセンスも抜群です。

観ながら「このセリフ心に留めておきたい」と反芻しながら観ているのですが、幕がおりて書きとどめようとしても全然頭に留まっていなくて、思い出せなくて、自分の頭のポンコツ度が情けなくなりました。

永久輝さんのカーテンコールでの挨拶は
「何度でも見にいらしてください。わたしたちと一緒にパリの空気を感じていただけたらと思います」でした。

とっても短かかったので、これは覚えることができました。

「何度でも」と仰いましたが、もう私はチケットを持っていません。
配信があるので、その時に『冬霞の巴里』の空気をしっかりと感じたいと思います。

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