花組の主要4人は史上初のカルテット
こんにちは、くららです。

先週初回放送されて「宝塚プルミエール」では、花組 『元禄バロックロック/The Fascination!』の製作発表の様子とその後出演者4人の和気あいあいとしたお話が流れました。

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「宝塚プルミエール」の花組コーナーについて

柚香光 × 星風まどか × 水美舞斗 × 永久輝せあ

この4人がとてもとってもとっても良い雰囲気でした。

コロナ禍のため、白い衝立に遮られながら、横1列に立って並んでの撮影でしたが、真ん中はまどかちゃんとれいちゃんで、アクリル板越しでも終始目を合わせていて仲が良さそう。制作発表での歌のシーンでは、二人のお顔の距離はとっても近かったです。

花組全国ツアーが始まったのは8月25日でしたが、その間にとっても親交を深めることができたのですね♪

2人の「ほぼ初めましての」初仕事は『元禄バロックロック』のポスター撮影だったそうです。

れいちゃんが芝居の空気感をつくって立つと、まどかちゃんが「そうなんですね」とすぐさま反応してくれて、「すごいキャッチ力と思った」とベタ褒めされていました。

阿吽の呼吸で分かり合える二人は、やはりとっても相性が良いようです。

WOWOW恒例無茶ブリ「五七五」でキャッチフレーズ!

「柚香⇔星風」、「水美⇔永久輝」、という2つに分けて互いのキャッチフレーズを「五七五」で詠むものでした。
柚香さんが上を見上げて考えているのに対して、星風、水美、永久輝の3人は下を見つめて考えていました。(性格が出ているのかな?)

ナレーターの望海さんに「れい、これ得意だもんね」と言われて、速攻否定していたれいちゃんですが、一番に出来上がったことや、この後の展開をみると、こういう言葉のセンス遊びがお好きなようです。

柚香→星風
柚香「意外とさ ワンパク魂 感じるよ」

柚香:「可愛らしい容姿ですけど、結構ここ(心臓の当たりで手を動かしながら)に流れている自分の心の中のナレーションは男前だと思います。」

ひとこちゃんからも「わかります」という同意の声が飛んでいました。

永久輝→水美
永久輝「パワフルで  正真正銘  花男」
「何の面白みも無いんですけど」と前置きをつけていましたが、なかなかお上手です。

水美→永久輝
「飲みに行こう  美味い酒を  連れてって」
なかなか出てこなくて「どうしよう」と悩みながら「ただのお願いです」と前置きをされていました。

ひとこちゃんが「もちろん!嬉しいです!」と笑顔でこたえていました。

いつも二人で行きたいと話しているそうですが、このご時世では行けないので、「落ち着いたら」ということでした。

柚香→永久輝
れいちゃんの「お題」は終わっていたのですが、ひとこちゃんに対しても浮かんだようで、衝立に右手を当て、左手は腰で、格好良いポーズをとりながら、「最後の」が浮かばないとマイティに助けを求めていました。

「深い瞳が 心に絡む …… 」と言ったところ、ひとこちゃんが「とわきせあ」と言うと、「逃げた感じしない?」とれいちゃん。

そして「セアトワキにしようか」と、れいちゃんが言って
柚香「深い瞳が 心に絡む セアトワキ」が完成しました。

星風→柚香
星風「柚香さん  次は人類  制覇する」

星風:「(『Cool Beast!!』で)野獣の世界を制覇されたので、次は人類で。」

まどかちゃんの、オチのある「五七五」に、れいちゃんは「流石だね」と言う雰囲気でまどかちゃんを見つめ、マイティにもひとこちゃんにも受けていました。

「宝塚こぼれ話」について

番組の放送はここまででしたが、宝塚プルミエールの「宝塚こぼれ話」に続きがアップされていました。

柚香さんは、永久輝さんへのキャッチフレーズを詠んだので、同期の水美さんのキャッチフレーズも詠みたかったようで、収録が終わってマイクを回収した後も、考えていたようです。

柚香:「水美くん ほんとは男と おもってる」

水美:「それはYOUもだよ〜!」

柚香:「…その背中 同期が見ても びっくりだ」

次々と五七五キャッチフレーズを生み出していたそうです。

やはり望海さんが冒頭ではなされていたように、名人の柚香さんでした。

楽しみな新生花組の要の4人

「柚香・水美」は研13、つまり15年間ずっと一緒にいる同期です。二人の絆は本当に深いものでしょう。
そこに2年前に永久輝さんが、そして数カ月前にまどかちゃんが加わりました。

生粋の花男二人に元雪男、元宙娘が加わって、この4人が中心となる花組は、かつてない新しい魅力にあふれる組になると思います。

すでに「れいまどまいひと」のカルテットの煌びやかさは特別です。

「れいまど」「れいまい」「れいひと」「まいまど」「まいひと」「ひとまど」とどの組み合わせもそれぞれ個性が違って良いですね。

トップスター、2番手、3番手が同い年?

花組の和気あいあいとした楽しさを見ていて、3人のあることに気づきました。

スミレコードで「年齢」は秘密ですが、「中卒」で音楽学校に入学していると、自ずと年齢がわかってしまいます。
95期柚香光さん水美舞斗さんは同い年で、同期の中では一番年下です。

一方永久輝せあさんは97期ですが、高校に通っていらっしゃいました。
「波瀾爆笑」を見ると高校2年生で宝塚受験されて、一発合格のようです。(間違っていたら申し訳ありません)

多分3人は一般の学校の学年で言えば「同い年」かなと思います。

トップスター…95期、2番手…95期、3番手…97期と、組の3番手までの期が2つしか違わないことも、かつて無かった珍しい現象だと思います。
(詳しく調べていないので、かつてあったなら申し訳ありません)

さらに、3番手まで同い年ということも、かつて無かったと思います。

宝塚では「期の絆」が深いので、一般とは違うかもしれませんが、私は多くの女性がいる集団の中では、「同い年」であることに親近感をとても感じます。

3人の麗しい並びを見ながら、「同い年」という親近感もあるのかな?と感じたり。

そして星風まどかちゃんは、中卒入学の100期生なので、5歳違いです。
しかし2017年11月20日付で宙組トップ娘役に就任しているので、トップ娘役歴も5年目を迎えます。
柚香さんが、まどかちゃんの中に「男前」を感じると言っていたのは、その経歴の上にある自信と実力もあるのでしょう。
そして元々まどかちゃんの中に、柚香さんの言う“ワンパク魂”もあるのでしょう。

何より柚香さんが、まどかちゃんのそういう所を出してきて欲しいと思っているからこそ、キャッチフレーズの中に“ワンパク魂”が入っていたのでしょう。

娘役さんは男役さんの前で控えめにするのが美徳のようなところがありますが、柚香さんはまどかちゃんに互角であることを望んでいるように思います。

縦社会の厳しさのある宝塚ですが、新生花組でのこの4人は、新しい立ち位置で舞台を魅せてくれるような気がします。

制作発表会に4人が並ぶことも珍しいですが、「宝塚プルミエール」を見て、この4人の織り成す舞台に、余計にワクワク感が増しました。
特にオールドな花組ファンとしては、「心の翼」が歌われただけでも、血が騒いでいます。

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