トップスター度分析『大逆転裁判』瑠風輝さん
こんにちは、くららです。
宙組『大逆転裁判』を配信で見ました。評判通りとっても面白かったです。

Twitter改め「X」で、配信後は「大逆転裁判」関連がトレンド入りしていて、ゲームファンで宝塚を配信で初めてご覧になった方も多かったようです。

「大逆転裁判、宝塚の再現凄すぎる!ゲームの世界観そのまま」

という初宝塚の方の書き込みも目にしました。新たな宝塚ファンの発掘になるでしょうか。

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「大逆転裁判」の感想

ナルホドくんの瑠風輝さんの全てが最高でした。
いつもよりちょっと高めのきれいな声と、伸びやかで気持ち良い歌声。やはり瑠風さんの歌声は宝塚屈指だと思いました。

演技もコミカルもこなして、表情豊かで、テンポもよく、滑舌良く膨大なセリフも全て明瞭。

小顔でフィギュアのような2次元キャラの頭身に、黒い詰襟の学ランが似合い過ぎて、それにマントを羽織るだけで、様になるので衣装いらず。

そして、最後のショー部分では、前髪を分けただけで、ナルホド君から「スター瑠風輝」に大変身!
公演ごとにあかぬけて輝きが増していて、その格好良さの進化がたまりません。

ホームズの鷹翔千空さん、押し出しよく弾けていて、したたかさもあって、ゲームのホームズ感が抜群。

すさとの山吹ひばりさん、声がキャラにピッタリで、ビジュアルもよく、品があってヒロイン力が高い。

汝鳥さん、小春乃さん、天彩さんのオリジナルキャラクターが、違和感なく存在していて、芸達者な3人が宝塚らしさを添えていました。

そして、出演者みんなが歌えるので耳福でした。

デュエダンスの影ソロは、今年入団した研1の楓莉かのさん(109期)とのこと。
文化祭で歌手として大活躍されていたので、声に聴き覚えがありました。透き通る温かみのある美声が素敵でした。
受験密着番組「沸騰ワード10」の「ゆうさん」です。

109期の文化祭のクラッシックのソロで活躍されていた歌上手な輝星成さん、響望歌さんが宙組に配属されています。
108期の志凪咲杜さんも文化祭のクラッシックのソロで活躍されていました。

芹香さん率いる宙組は歌上手さんたちを集めて、「歌唱力」を更に押し出していかれるのでしょう。

宝塚屈指の歌唱力の瑠風さんは、その一員として大活躍していかれることでしょう。

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新人公演主演4回とトップスター度

昨日新公主演回数を表にしました。
在団中で新人公演主演4回の経験者は、永久輝せあさん、暁千星さん、瑠風輝さんの3人だけでした。
永久輝さん、暁さんはスポンサーもついてトップ就任は確実視されています。
勢いがついてきた瑠風さん
新公主演4回で、必ずトップスターに就任できるのか?過去の例を調べてみました。

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新公主演の回数とトップスターの就任率(77期から)

OGトップスターは、現役トップスターはで表示。(OGは退団順)
6回大和悠河(宙組) 就任率100%。(天海祐希さんも6回)
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5回音月桂(雪組)、柚希礼音(星組)、珠城りょう(月組)、真風涼帆(星組)、彩風咲奈(雪組) 就任率100%
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4回貴城けい(宙組)、安蘭けい(星組)、 朝夏まなと(宙組)、明日海りお(花組)、愛月ひかる(星組)、芹香斗亜(宙組)、永久輝せあ、暁千星、瑠風輝
————————-
愛月ひかるさんは、2番手退団されました。
4回つとめたからといって、必ずトップスターに就任できるわけでは無いようです。
新公主4回で、卒業された方たちの中でのトップ就任率は、80%です。
—————–
3回真飛聖(花組)、霧矢大夢(月組)、蘭寿とむ(花組)、北翔海莉(星組)、鳳真由(花組)、蒼羽りく(宙組)、礼真琴(星組)、柚香光(花組)、月城かなと(月組)、天華えま、聖乃あすか、縣千、天飛華音
新公主3回で、卒業された方たちの中でのトップ就任率は、67%です。
—————————-
逆に少ない回数でトップに就任したスター

1回…久世星佳(月組、69期)、真琴つばさ(月組、71期)、瀬奈じゅん(月組)、大空祐飛(宙組)、紅ゆずる(星組)

0回…朝海ひかる(雪組)

新人公演の回数トップスターに就任するための絶対値では無いことがわかります。

月組次期トップスターは、鳳月杏さんか?そうでないか? ファンの間では大きく思いが二つに分かれています。鳳月さんが新人公演の単独主演経験者でないこともあるからでしょう。

新人公演4回経験者を他の初主演学年で比較

バウ初主演東上初主演の学年を調べてみました。

バウ 東上
愛月ひかる 研8 研12
永久輝せあ 研9 研12
暁千星 研6 研11
瑠風輝 研8 研12

瑠風さんは、バウ初主演と東上初主演の学年が、愛月さんと全く同じでした。

永久輝さんは、雪組時代のバウ主演は、一般的な線より1年遅れていました。

研3になって早々新公主演をした暁さんは、何においても若い学年で経験しています。

瑠風さんは、路線がつまっている宙組で停滞気味にみえましたが、永久輝さんと比べて、遅れをとっているわけではありません。これからでしょう。

今回の『大逆転裁判』は瑠風さん人気が高まる起爆剤になっていくのでは?と思います。

『大逆転裁判』の配信が終わって、続編希望の声も「X(Twitter)」でいろいろと目にしました。

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『逆転裁判』の続編について

初演の蘭寿さんも、続けて続編が上演されたように記憶していたので、調べてみました。

『逆転裁判』シリーズ について

2009年2~3月『逆転裁判 -蘇る真実-』主演:蘭寿とむ フェニックス・ライト(ニック)役(バウホール・日本青年館)

2009年8~9月『逆転裁判2 -蘇る真実、再び…-』主演:蘭寿とむ フェニックス・ライト(ニック)役(バウホール・赤坂ACTシアター)

やはり1回目と2回目は、本公演をはさんで続けて蘭寿さん主演で上演されていました。
(2009年は本公演、年間10作時代でした)

当時もカプコンのゲームとのコラボということで、注目を浴びたと思うので、2作続いたことは、1作目を見逃したゲームファンの集客に結びついたのでしょうか。

瑠風さんが近いうちに『大逆転裁判』の続編で主演されることもあるかもしれませんね。

でも宙組は、路線スターさんたちが詰まっていて、バウ主演や東上主演の順番を待っている状態なので、蘭寿さんのように続くのは難しいと思います。

そしてショー部分の2枚目の格好良い瑠風さんの方が、3枚目キャラのナルホドくんより100倍ときめいたので、次は二の線の役かも。

宙組の路線詰まりは、今後何か対処されるでしょうか?組替とか…

主演キャラクターを変えての続編

2013年1月『逆転裁判3』(ドラマシティ・日本青年館)主演:悠未ひろ – マイルズ・エッジワース役 東上初主演 (ドラマシティ・日本青年館)

初演の第一弾でマイルズ・エッジワース役だった悠未さんが、その役で主演となって、第三弾の『逆転裁判3』が2013年1月に上演されました。

今回、亜双義一真を演じた風色日向さんが、『大逆転裁判』の続編ということもあるかもしれませんね。

蘭寿さんは花組に組替して花組トップスターに就任され、別箱で同じ株式会社カプコンのゲーム作品「戦国BASARA」を2013年6、7月に主演で上演されました。カプコン繋がりということだったのでしょうか。

宙組は、来年5月に、本公演でもゲーム「FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)」とのコラボ作品の上演が予定されています。

昨年はコンサートでLDHとコラボし、その後の本公演でドラマや映画で人気の『HiGH&LOW 』を舞台化しました。この時もそれぞれの役の再現度が見事でした。

宙組は、ドラマやゲームのキャラクターを再現する経験値が豊かなので、更にこれからもコラボ作品を上演していくかもしれません。フィギュアのような人間離れした頭身バランスの瑠風さんは、そういう再現に適しているような気がします。

瑠風さんの今後が楽しみです。

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