春乃さくらさん美しい歌声の秘密と芹香さんの思い
こんにちは、くららです。
本日は、星組『1789』東京宝塚劇場公演の初日でした。
関東の梅雨明けと共に、星組公演はスタートしました。(礼さんもご挨拶の中で梅雨明けのことを話されたそう)

そして明日は、宙組の新トップコンビ 芹香斗亜・春乃さくらのプレお披露目『Xcalibur エクスカリバー』の初日の幕が上がります!

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「宝塚巴里祭2018」について

今日はスカイステージで、宙組「宝塚巴里祭2018」が放送されていました。(黒と白の芹香さんが衝撃的なポスターでした!)

出演者は、芹香斗亜さん中心に、純矢ちとせさん星吹彩翔さん愛白もあさん桜音れいさん実羚淳さん遥羽ららさん希峰かなたさん風色日向さん春乃さくらさん

7名の方が退団されて、現在在団されているのは、芹香さん、風色さん、春乃さんだけ

当時研3の春乃さんは、風色さんと一緒に最下級生で出演していました。
稽古場の自己紹介では「フレッシュに頑張ります。春乃さくらでございます」と、とっても綺麗な声でした。

そして「好きな場面は?」と聞かれると、「芹香さんの〇〇のシーンです」と、声を震わしながら、ガチガチに緊張してこたえていました。

ツッコミがお得意な芹香さんも、ガチガチに固まっている春乃さんに対しては「ありがとうございます」とこたえるだけでした。

今年1月芹香斗亜さんディナーショー『KISS -kiki sing&swing-』に、風色さんと春乃さんに加えて、真白悠希さん(104期)と葉咲うらら(106期)さんが出演されていました。この時の春乃さんはボケ担当的な、弾けたユニークな存在でした。

「宝塚巴里祭2018」を見ながら、5年後に芹香さんと春乃さんが宙組のトップコンビになるなんて、誰が予想できただろうと思いました。

芹香さんが春乃さんについて話されたこと

テレビ番組「カフェブレイク」で

「カフェブレイク」に芹香さんが出演した時に、春乃さんについてお話されていました。

芹香「さくちゃんとは舞台上ではあまり絡んだことがなくて、私のディナーショーで一緒に出てるんですけど、そこでも一緒にデュエットを歌ったりとか、ましてお芝居もしたことが無いので、どういうものが産まれるのかなというのは、すごい面白いなと、楽しみにしています。『ウフフッ』ってずっと笑っていらっしゃる方なので、何が飛び出すんだろうと楽しみです」

レビュー本で

今年のレビュー本で芹香さんは、次のような内容を語られていました。

2021年4月の「Hotel Svizra House」で、春乃さんが演じたシルヴィ役が印象的で、可憐な声を出せる娘役さんはとても貴重だと思われたそうです。

二人でコンビを組むにあたり、これから大きな挑戦が沢山あって、一人で銀橋を渡ったり、デュエットダンスをしたりなど、どんなふうに表現してくれるのだろうと、期待されているそうです。

何より春乃さんの歌声は武器だと思うので、デュエットもどんなふうに聞こえるか、楽しみだそう。

まず美しい声が絶賛される春乃さくらさん

2021年真風さんが宝塚GRAPHで、春乃さんのきれいな声を絶賛

2021年「宝塚グラフ8月号」で、真風さんが宙組生に賞を送るコーナーで、「声がキレイで賞」を春乃さくらさんに送られていました。真風さんはきれいな声に聞き惚れてしまって、内容が入ってこないとコメントされていました。

GRAPHが発売された頃、春乃さんは『Délicieux(デリシュー)!』(併演『シャーロック・ホームズ』)で初エトワールをつとめていらっしゃいました。美しい歌声でした。

春乃さんは、2021年4月、別箱「Hotel Svizra House」で、二ーナ(潤花)の親友のパリオペラ座のダンサーシルヴィ役を演じて、美しいソロを披露されました。

芹香さんも先にご紹介したように、この公演での春乃さんの声が印象的だったと話されていましたね。春乃さんの目立つ抜擢は、この時から始まりました。

それ以降、芹香さん主演「プロミセス、プロミセス」に出演され、2022年には「NEVER SAY GOODBYE」(2月~5月)新人公演の初ヒロインに抜擢。桜木さん東上主演『カルト・ワイン』で、東上初ヒロイン(6 ~ 7月)。その後の活躍は省略します。

美しい歌声だけでなく、165cmの長身でスタイルが抜群で、確かな芝居力の実力派娘役さんでもあります。

それまでその他大勢だった中堅娘役さんが、抜擢から2年弱でトップ娘役に昇進された例は、かつて無かったと思います。

美しい声の秘密がわかった

「春乃さくらさんって、どんな子かな」と思って、春乃さんの最近の記事に注目してみました。

【宝塚GRAPH7月号】たおしゅんの102期にこにこガーデン(102期紹介コーナー)

・「距離が近い」とよく人に言われるそうです。(春乃談)
そんなところも潤花さんに似ているのかも。

・正義感が強くて熱い(太鳳談)
音楽学校時代同期に何かあると、自分のことのように怒ったり、泣いたり、励ましたり、人のために動ける子だったそう。
とても天然で面白い子ですが、頼れる同期とのこと。

歌が本当に上手で、ディズニーの曲が本当に素晴らしくて、「リアルプリンセス」。歌っている動画を同期のみんなが持っているとか。

・意識が高くて、根性があって、努力家。

太鳳さんが「どんどん綺麗になっていく」と書かれていましたが、私も同感です。

「立場は人を変える」と言いますが、2年前から抜擢が始まって、抜擢されるごとにあか抜けて綺麗になっていらっしゃいます。
「トップ娘役」という娘役の頂点の立場になると、ますます磨きがかかっていかれるのではと思います。

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【宝塚GRAPH8月号】波線爆笑!?我が人生コーナー

「誕生から宝塚音楽学校入学までの道のり」を、かわいいイラストで紹介するコーナーです。

小学1年生から地元の合唱団に入り、5年生からはオーディションを受けて「京都市少年合唱団」に入団。

お喋りで、声がよく通るので、いつも教室内で先生に「うるさい」と怒られていた。

中2から「宝塚コドモアテネ」に通う。アテネの遠足で初めて宝塚を観劇。

高校の入学式での「はい」という返事の声を聞いて、放送部に勧誘され、京都の放送部のコンクールで優勝。

音楽学校の面接で、放送部と聞かれたので、アナウンスを披露。

冒頭から春乃さんの「美しい歌声」について書き続けていましたが、放送部のコンクールで優勝するほど美声でかつ、レベルの高い合唱団でも鍛えられていたので「歌上手」なことに納得できました。

春乃さんの「美しい歌声」は、特別なものだと思います。
宝塚OGで「美しい歌声」というと、真彩希帆さん

本日初日の幕があいた「ファントム」では、Wキャストのsaraさんが急遽全公演休演されることになって、真彩さんが全公演に出演されることになりました。
宝塚時代に経験されてるスケジュールですが、どうかお体を大切にしていただきたいと思います。

話がそれてしまいましたが、真彩さんに匹敵するほどの、天使の歌声を堪能させていただけるのでは?と私は期待しています。

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『エクスカリバー』開幕に向けて

「カフェブレイク」で、宙組トップスターに就任するにあたって、下記のように話されていました。

芹香「やっぱり80人近くおりますので、まあ私一人の力じゃあ何とも動かせはしないと思います。とにかくみんなの力が120%出せるような組にしたいなと。それにはすごく自信が必要なんですよ。自分の力を思いっきり舞台上で出し切ることは、自信がなければ絶対に出来ないことなので、みんなの背中を押してあげられるような存在でいたいなと思っています」

この言葉は、春乃さんにも最適な言葉のようにも感じました。

春乃さんは実力はありますが、経験値は不足しています。
そして周りの期待は大きいです。

春乃さんに一番大切なことは自信だと思います。

芹香さんは、春乃さんを絶えず励まし背中を押して、春乃さんは自信をもって、明日からの舞台に臨んでいかれるのではないでしょうか。

持っていらっしゃる実力が、芹香さんの仰るように120%発揮できたら、春乃さんはトップ娘役として素晴らしい結果を残していかれると思います。

芹香さんが「カフェブレイク」で『Xcalibur エクスカリバー』についても話されていました。
元はアーサー王伝説で、宙組のスタートの公演が小池先生の『エクスカリバー』だったので、縁のある題材で新たな宙組のスタートがきれることを喜んでいらっしゃいました。

今回はフランク・ワイルドホーンさんの作曲の韓国ミュージカルで、すごく歌い上げ、ボリュームがすごいので、しっかり体力をつけて、歌いあげれたらと思っていらっしゃるそうです。

「タカラヅカニュース」のスカイレポートで芹香さんは、「歌ってちょっとセリフを言ったらまた歌うと言う、まるでコンサート状態」とも表現されていました。

グィネヴィア役の春乃さんは、「戦士としてどう立ち回っていけばよいのか」を模索している最中で、夫婦にはなるけれど、普通の恋というより、同志としてこの国を守っていきたい、この人を支えたいという思いで結ばれた二人なので、そのあたりが難しいが、がんばっておりますとも。

トップ娘役として初めて挑戦する役は、ありきたりの恋愛関係ではなく、難しい役のようですが、きっと素晴らしいグィネヴィアを魅せてくださることでしょう。

新生宙組の開幕が楽しみです。

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