こんにちは、くららです。
芹香斗亜さん主演『プロミセス、プロミセス』の初日が土曜日に迫ってきました。
配信のお知らせが待てど暮らせどありません。
やはり版権の問題があるのでしょうか?
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『プロミセス、プロミセス』について
最高のコメディエンヌ、キキちゃん(芹香斗亜)がロマンティック・コメディーの主演。
「歌劇11月号」のてい談(原田先生、芹香、天彩)を読んでも、原田先生が男役の充実期のキキちゃんに期待を寄せていらっしゃることがわかります。
キキちゃん演じる前向きで一生懸命なチャックは、自分のアパートの鍵を頼まれるまま困惑しながらも不倫目的の5人の上司に貸してしまうような、気弱なお人好しです。
上司に翻弄されつつも、不倫に傷ついている天彩峰里ちゃん演じるフランを変えていきながら、チャック自身も変わっていきます。
キキちゃんの魅力を最大限に生かしたものになるようで、チャックは情けない所ばかりだけれど、最後に頑張りを見せてくれるようです。
キキちゃんは、ほぼ出ずっぱりで、莫大なセリフの量のようです。
そしてミュージカルなので、ナンバーも多いでしょうね。
テンポの良いコメディ作品のようですが、不倫が題材で、宝塚ではタブー視されている「性」の表現も露骨にあるので、すみれコード的にどうなるのか、気になりますね。
口先ばっかり、どうせ口だけでしょ
「promise」は約束という意味ですが、「Promises, promises」は相手の約束に対して「信じない」と言いたい時に使うそうです。
主な配役について
・チャック……芹香斗亜
保険会社の経理担当、フランに想いを寄せている
・フラン……天彩峰里
会社の食堂係、シェルドレイクの愛人
・シェルドレイク……和希そら最後の宙組出演
チャックの上司、人事部長、フランの愛人
・ドレファス医師……輝月ゆうま初めての専科出演
チャックのアパートの隣人の医師
・マージ……留依蒔世
バーで出会う、孤独な肉食系女子
鍵を借りるチャックの重役4人
重役4人のナンバーもあるそうです。
・マイク……松風輝
マイクの愛人シルヴィア……花宮沙羅(マリリンモンローのように演じるそう)
・ジェシー……紫藤りゅう
・エッド……若翔りつ
・アイクルバーガー……澄風なぎ
その他配役
・ミス・オルスン……瀬戸花まり
シェルドレイクの秘書で元愛人
・カール……留依蒔世
フランの義兄でタクシー運転手
休演者について
8日に愛海ひかるさん(100期)の休演が発表されました。
4日のタカラヅカニュースの「スカナビトーク」で、「プロミセスプロミセス」について笑顔でいろいろとお話をされていたばかりだったので、急な休演のお知らせにショックを受けました。
娘役2番手ともいえる、個性が発揮できるマージ役に抜擢されていました。
愛海ひかるさんは、昨年の『FLYING SAPA』から娘役に転向されました。
「アナスタシア」でも「シャーロック・ホームズ」でも本公演で目立つ役がついていました。
「シャーロック・ホームズ」の新人公演では、ヴィクトリア女王(本役・瀬戸花まり)を堂々と好演されていました。
声が良く通って、歌唱力も安定していて、演技力も確かで、ヒロイン系というより、別格的な女役として、活躍していくご予定だったのだと思います。
その一歩として、マージ役は愛海ひかるさんの実力を発揮できる最適の役だったと思います。
タカラヅカニュースのスカイナビゲータに7月から就任されて、爽やかな笑顔が魅力です。
有愛きいさん(103期)も若手娘役のホープだったのに、休演されることは残念でした。
愛海ひかるさん、有愛きいさんのご回復とご健康を願い、次回からの活躍を期待しています。
留依蒔世さんが女性役の代役!
なんでもできる男役の留依蒔世さんが、愛海ひかるさんの代役をすることになりました。
娘役2番手とも言える重要な女役を留依蒔世さんというのは、最初はピンときませんでしたが、よく考えたらとても適任だと思いました。
リリーの代役だったのでは?(勝手な憶測)
女役は初めてだと思いますが、もしかして女役の代役経験があるのじゃないの?と勝手に思っています。
それは『アナスタシア』の和希そらさんが演じたリリー役。
海外ミュージカルは、代役のお稽古もしっかりすると聞きます。
その時の評判が良くて、急な代役に白羽の矢が立ったのではないかな?と。(憶測です)
マージは、とても積極的な女性で、クリスマスの夜にチャックとバーで出会って意気投合して、一緒にチャックのアパートへ帰宅します。
孤独を抱えている破天荒で妖艶な肉食系女子です。
2012年の日本公演では、マージ役を元タカラジェンヌの男役の樹里咲穂さんが演じていました。
娘役というより個性の強い女役です。
歌唱力抜群で、押出しが強く、パンチがある留依蒔世さんには、ピッタリのような気がします。
元々フランの義兄のタクシー運転手役で、フランがはやまった行為に及んだことを、チャックのせいだと勝手に思い込んで、殴りかかっていくような、血気盛んな男性の役がついていました。
追加でマージ役もされるので、出番は重ならないのでしょうが、早変わりが大変かもしれません。
今年の1月には、同じ原田先生の「NICE WORK IF YOU CAN GET IT」で、永久輝せあさんが個性の強い娘役のアイリーンを演じて、とても良かったです。
そのため、同じ97期の留依蒔世さんにということになったのかもしれません。
どんな留依マージを見せてみらえるか。
楽しみが倍増しています。
注目点
宙組最後の和希そらさん
「スカナビトーク」では、愛海ひかるさんが「和希そらさん演じるシェルドレイクが、すごく格好良い」と話されていました。
「フラン(天彩峰里)も好きになるよね」と若翔りつさん。
和希さんは、この公演を最後に雪組に組替されます。
男としてずるい役ですが、女性にもてる格好良い男性が宙組最後の役になるのですね。
宙組初出演の輝月ゆうまさん
専科に異動されて、初めて宙組に出演されます。
みんなは「ぽんさん」と呼んでいてるそう。
月組で培われてきたものを宙組で吹かせてくれて、新鮮でとっても勉強になるそうです。
味のあるドレファスを演じられるでしょう。
音楽がすごく良い!
作曲家バート・バカラック名曲の数々もこのミュージカルの特徴で、どのナンバーもこの時代(1960年代)を象徴するようなお洒落な名曲揃い。
歌う側にはとっても難しいようです。
宙組の歌ウマさんたちが結集しているので、楽曲も楽しめるでしょう。
キキじゅりコンビのデュエットもたっぷりあるようです。
コーラスもとっても素敵とのことです。
作品を通して最終的には「愛するって素敵だね」というのが見えたらいいねと原田先生がお話しされていたそうです。
「歌劇」のてい談の最後で原田先生は、「宙組の未来を担う皆さんが大きくステップアップできる作品になるように頑張っていきましょう」とエールを送っていらっしゃいました。
この作品のメンバーは、宙組の未来を担う?
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