雪組退団者と『Lilacの夢路』配役など
こんにちは、くららです。
本日が『Lilacの夢路』『ジュエル・ド・パリ!!』の集合日でした。
7名の退団者がいらっしゃいました。

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7名の退団者について

月組、宙組につづいて雪組でも7名の退団者がいらっしゃいます。
本公演の退団者は7名がMAXと、やはり決まっているようです。
雪組の退団者は、月組、宙組に比べて、下級生が多いです。

前回の別箱で目立つ活躍をされていた方ばかり。

白峰ゆり(95期)
美貌の娘役ダンサーさん。
『海辺のストルーエンセ』では、役者のスサンナ、カロリーネの曾祖母のゾフィア・ドロテアなど、真ん中付近でとっても活躍されていました。
雪組の綺麗なお姉さんの退団残念です。

星加梨杏(100期)
『BONNIE & CLYDE』に、100期の同期4人が集結していました。
クライドの憧れの「ビリー・ザ・キッド」を銃片手に格好良く踊られていました。その他のシーンでもいろいろ。
端正なお顔立ちで175cmの長身で格好良い、目が惹かれる男役さん。

日和春磨(101期)
『海辺のストルーエンセ』では、侍従長のホルク役で目立っていました。
フィナーレではセンター付近で輝いていた印象が残っています。
笑顔が魅力的な男役さん。

真友月れあ(102期)
『夢介千両みやげ』新人公演で、汝鳥さんの嘉平役を演じて「上手い」と大絶賛をあびて以来、毎公演真友月さんの深みのある演技に注目していました。
『BONNIE & CLYDE』でも下級生ながら、流石の安定感と思っていたので、退団されること本当に残念です。

涼花美雨(102期)
『海辺のストルーエンセ』に出演されていました。フィナーレのはじまりは同期の日和さんと一緒にセンターだったそうです。

天咲礼愛(103期)
『海辺のストルーエンセ』では、三美神のひとりビューロー男爵夫人でした。
1期上のお姉さんが月組の天咲礼愛さん、お姉さんとよく似ていらっしゃいます。天咲礼愛さんは、月組5人のエトワールの一人として活躍中。

菜乃葉みと(104期)
『BONNIE & CLYDE』では、ボニーの憧れの人「クララ・ボウ」役で歌も披露されていました。
素敵な餞の役が用意されていたのですね。

『Lilacの夢路』配役について

作・演出・振付/謝珠栄 先生

19世紀初頭のドイツで、ドロイゼン家の5人兄弟が、新しい鉄道産業を発展させていく物語だと思っていました。
阪急電鉄の創設者でもある、小林一三生誕150年の記念の年でもあるので、敢えて鉄道産業を発展させた兄弟を取り上げているのかなと思ったり。

しかし配役を見たら、夢人[魔女]が登場するので、イメージと少し違いました。堅い話ではなく、ちょっとファンタジー風味?タイトルに「夢路」も入っていますし。

兄弟は番手を反映

ドロイゼン家の5人兄弟
長男(ハインドリヒ)……彩風咲奈(93期)
次男(フランツ)……朝美絢(95期)
三男(ゲオルグ)……和希そら(96期)
四男(ランドルフ)…一禾あお(102期)
五男(ヨーゼフ)…華世京(106期)

太字は公演解説に出ていた役です。

長男(彩風咲奈) 主役
次男(朝美絢) 官僚で、兄を尊敬しながらも反論する。
三男(和希そら) 亡き父親の噂をハインドリヒに告げる。
五男(華世京) 音大生、エリーゼの知り合い。

エリーゼ[職業音楽家を目指す女性]… 夢白あや

融資銀行の思惑や国からの圧力等、様々な問題がハインドリヒ(彩風)にのしかかってくる中、いつも兄弟の力エリーゼの愛によって、乗り越えていく浪漫溢れる物語だそうです。

アントンは重要な役?

公演解説に出ていて、朝美さんあるいは和希さんが演じられるかな?と思っていたアントン役は、縣千(101期)さんでした。
公演解説では、「エリーゼの幼友達・鉄工職人」でしたが、今回配役には「エリーゼの友人/鉄職人」と書かれていました。

兄弟がアントンと知り合ったことから、夢見ていたドロイゼン家による鉄道事業が進んで行くようです。

四男役は、公演解説に書かれていませんでした。102期の一禾あおさんが演じます。組替してきて新人公演主演経験のある同期の咲城けいさんは、兄弟の役ではなく、ブェックラー[プロイセン軍隊の下士官]でした。

新人公演について

103期の壮海はるまさんに役がついていませんでした。芸達者な方なので、また様々な役を演じられるのでしょうか?別格寄りの活躍をされているので、新人公演の主演は無いと思います。

105期の紀城ゆりやさんにも役がついていませんでした。105期の新人公演主演が続いているので、紀城さんが主演の可能性もあるでしょうか?

ヒロインは、107期の藍羽ひよりさん、七彩はづきさんという流れがあるので、首席入団の白綺華さんにも、チャンスが巡ってくるのかな?と思っています。

夢人[魔女]は歌ウマさんたち

夢人[魔女]という役が5人に配役されていました。
美穂圭子さんをはじめとして、
妃華ゆきのさん(96期)
希良々うみさん(100期)
有栖 妃華さん(102期)、
音彩唯さん(105期)
雪組の誇る「歌姫」たちさん

美穂さんには「アーシャ」という名前もついていて、[魔女と蔑まれた異教徒の女]だそうです。

星組の『ディミトリ』の「リラの精」 のように、美しい歌を聞かせてくれる夢人[魔女]のような気がします。

『ジュエル・ド・パリ!!』-パリの宝石たち-について

作・演出/安定の藤井大介先生。
お芝居はドイツが舞台で、ショーはパリが舞台。

藤井先生の宙組でのショー『Capricciosa!!』は、イタリアの名所めぐりでしたが、今回はパリの名所をテーマとしたレビュー作品になるようです。

華やかなパリの夢を詰め込んだ魅惑の世界の舞台になるようです。

彩風さんと夢白さんの大劇場お披露目公演であり、109期生の初舞台公演でもあります。藤井先生のショーは昨年に引き続いて初舞台ロケットがあります。

109期の碧月光さんの休演が公表されました。せっかくの初舞台を休演するのは、本当に残念だと思います。

109期生の芸名と、文化祭の活躍状況や今までの情報をまとめたものを作成していますが、まだ出来上がっていないので、口上の日程発表までにはブログにアップしたいと思っています。109期もスターが粒ぞろいで、今後の活躍がとても楽しみです。

宙組新トップコンビ芹香斗亜と春乃さくらの大劇場お披露目公演について発表されました。
『パガド』 ~世紀の奇術師 カリオストロ~(田渕大輔)
アレクサンドル・デュマ作の小説を元に、稀代の奇術師と名高いカリオストロ伯爵の愛と復讐を描く、ドラマティックなミュージカル作品とのこと。原作があるので、面白い作品になるのではないかな?と思っています。
2015年の雪組『ルパン三世 —王妃の首飾りを追え!—』で、望海風斗さんがカリオストロ伯爵を演じていらっしゃいました。

ショー『Sky Fantasy!』(作・演出/中村一徳)
様々な表情を持つ“天空”、“空”をテーマに、エネルギッシュな歌とダイナミックなダンスで綴るダンシング・ショーとのこと。セリカは、スペイン語で「天空の」という意味もあります。それも兼ねたのかな。芹香さんへの期待を感じます。
宙組で中村一徳先生のショーは、2008年 大和悠河さん主演『ダンシング・フォー・ユー』以来、久しぶりです。
若手さんたちも大活躍の、目がいくつあっても足りないエネルギッシュなショーになると思います。

この公演が東京宝塚劇場での今年最後の公演になります。
宝塚大劇場では、あとひとつ雪組公演があります。
2023年になったばかりと思っていましたが、宝塚の作品を追っていたら、1年があっという間に過ぎていきますね。

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