こんにちは、くららです。
今日は雪組全国ツアーの集合日で、「炎のボレロ」の配役が発表されました。
「炎のボレロ」は、19世紀の動乱期のメキシコを舞台に、貴族の青年の恋と復讐のお話の、柴田侑宏先生の作品です。
1988年、日向薫さんが星組トップスターに就任した「新生星組」のお披露目公演でした。
「スカイステージ」で先月放送されましたが、「肩パット」全盛期で、日向薫さん、紫苑ゆうさんの衣装の肩の張り方にバブル時代を感じました。時代の流行が衣装にまで及んでいたのですね。
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初演の番手と今回の配役
トップ男役…日向薫 →彩風咲奈
2番手男役…紫苑ゆう →朝美絢
3番手男役…麻路さき →縣千
トップ娘役…南風まい →潤花
2番手娘役…毬藻えり →彩みちる
アリシア …花愛望都 →星南のぞみ
ミランダ …洲悠花 →琴羽りり
105期の音彩 唯ちゃんと紀城 ゆりや君に役がついていました。
首席入団で「初詣ポスター」のはばまいちゃんは、これから抜擢されていくのでしょうか。
ショー『Music Revolution! -New Spirit-』で活躍の場があるかもしれませんね。
トップコンビ(彩風・潤)、2番手コンビ(朝美・彩)の、見せ場が多い作品です。
朝美絢くん演じるジェラールは、白血病で死期をさとっている薄幸の軍人で、「軍服」、「軍服マント」がカッコイイ役です。
執念深く咲ちゃんを追うフランス軍人という色が濃い部分もあります。
「永遠の貴公子・紫苑ゆう様」の役なので、2番手といっても、それ以上においしい良い役です。
トップ娘役の南風まいさんの美声が素晴らしく、オペラ『フィガロの結婚』のアリヤも披露されていました。
同じ脚本なら、潤花ちゃんは今回も歌に果敢に挑戦になります。頑張ってね。
ダンスの素敵なシーンも沢山あります。彩風・潤コンビの見せ場になりますね。
途中に祭りのシーンがあって、華やかです。
主題歌も覚えやすくて、観劇後リフレインします。
ラテン音楽も素敵
「キエレメ・ムーチョ」や「シェリト・リンド」などのラテン音楽がいろいろと取り入れられていました。
昭和の時代の柴田先生らしい逸作なので、もう1度観れると思うととても楽しみです。
「炎のボレロ」配役について
・アルベルト・カザルス(日向薫→彩風咲奈)
・カテリーナ・ドロレス(南風まい→潤花)
・ジェラール・クレマン(紫苑ゆう→朝美絢)
・モニカ(毬藻えり→彩みちる)
一番悪い役
・マキシミリアン皇帝政府の官房長官、彩風咲奈君の復讐相手ブラッスール公爵
麻月鞠緒→久城あす
・その愛人、オノリーヌ・オージュ伯爵夫人
藤京子→千風カレン
・潤花ちゃんの父親・ドロレス伯爵
萬あきら→奏乃はると
・潤花ちゃんの許嫁ローラン、ブラッスール公爵の子息
燁明 →叶ゆうり
・共和派のリーダーフラミンゴ
麻路さき→縣千
・アルベルトの友人で共和派 ファノ
あづみれいか→天月翼
・酒場の主人で実は共和派に属する ウパンゴ
一樹千尋→透真かずき
・従僕(実はブラッスール公爵を監視するスパイ)タイロン
夏美よう→真那春人
・共和派の仲間 リンゴー
大輝ゆう→汐聖風美
・カルメン(葉山三千子→杏野このみ)
雪組全国ツアーは上演できる?
現在感染の拡大が心配されている地域は、東京都と兵庫県と大阪府です。
はじめの3日間の梅田芸術劇場と、府中の森芸術劇場は該当しますが、その他の場所は、現在は該当地域ではありません。
事態が刻一刻と変化しているので、約1か月先の感染状況や感染危険地域は今では想像できません。
9会場 関西2、関東3、四国2、中国1、九州1です。広域ですね。
5/2~5/4 梅田芸術劇場メインホール(大阪府)
5/7 四日市市文化会館(三重県)
5/9、5/10 市川市文化会館(千葉県)
5/12 大宮・ソニックシティ 大ホール(埼玉県)
5/13 府中の森芸術劇場(東京都)
5/15~5/17 松山市民会館(愛媛県)
5/19 高知県立県民文化ホール オレンジ
5/21 広島文化学園HBGホール(広島県)
5/23~5/26 福岡市民会館(福岡県)
連休の頃には、感染の心配が収まっていて、無事に公演ができるといいですね。
連休中の人出は感染を拡大するということで、「自粛の要請」があるかもしれません。
連休後のツアーはまわれるといいですね。
本日の首相記者会見を見て思うこと
安倍首相は本日午後6時から記者会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた経済対策などについて説明されました。
「文化芸術スポーツは大変重要であると思っております。この火が一度消えてしまっては、復活するのは大変だということは重々承知しております」
と前向きなことを仰りながらも、
イベント中止を余儀なくされている文化芸術等への救済措置については、
「損失を補填する形で税金で補償するのはなかなか難しい。」
と、税金を使った補償制度は行わない方針であるようです。
「一定の給付金について考えていきたい」とのこと。とても低額な額です。(3/29追記)
2月29日から宝塚の公演が全部中止になって、その間宝塚大劇場星組千秋楽公演が1回。
東京宝塚劇場雪組公演が4回と東京宝塚劇場雪組公演が上演されただけです。
公演が中止になって、チケット払い戻しに対応されているので、それで払い戻す費用は、座席数が多く、公演回数が多いだけにその費用は莫大だと思います。億の単位でしょう。
昨日が東京宝塚劇場星組公演の初日でした。
今日は宙組日本青年館ホール『壮麗帝』の初日でした。
あさっては、TBS赤坂ACTシアター『FLYING SAPA -フライング サパ-』の初日です。
公演の上演の時を待ちながら、一日ずつ中止公演が増えていって、払い戻しのチケット代金が増え続けています。
首相のお話の中で、新型コロナウイルスとの戦いについて「長期戦を覚悟する必要がある」とも仰いました。
こんな状況の中で、どれだけ歌劇団の赤字が増えていくのだろうと心配になります。
政府あるいは地方自治体が「公演中止の要請」をしながら、何も補償がされないということは、本当に理不尽です。
宝塚は、企業としては大きな部類に入るでしょうが、その分観客動員数が最大なので、損失額の発生がどこよりも大きいのではと思います。
キャトルレーブで物品を購入することで協力できればと思って、購入しています。
しかし、単価の大きいBlu-rayを購入したとしても、劇団には大きな利益としては、入らないでしょう。
クラウドファンディングの仕組みを利用しても良いですし、何か「感謝の思いの寄付」ができる場が用意されたらいいなと、今日の首相のつれない発言を聞きながら、思いました。
この「コロナ禍」という想定外の荒波に「大好きな宝塚は」遭遇しています。
何とか「フォーエバー宝塚」であって欲しい!
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