路線のスタート?109期文化祭と路線
こんにちは、くららです。
24日から109期生の音楽学校の文化祭が始まります。
公開稽古があったようで、webに文化祭の記事がありました。

コロナ禍の大変な中でしたが、合格した40人全員が文化祭に出演されます。
今年の話題の人は、女優の森口瑤子さんのお嬢さんの坂元南月さん。娘役志望で、ソロで歌声を響かせる場面もあったそうです。
首席は娘役志望の河谷杏実さん、今年も娘役さんが優位のようです。

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108期生と109期生

昨年の108期生の文化祭は、コロナの影響で2週間遅れて上演され、文化祭の翌日が卒業式。
その翌日が入団式で、すぐに初舞台のお稽古開始という、いつもと違った慌ただしさでしたが、そんなハンディは感じない、パワーと笑顔があふれる素晴らしいロケットを披露してくれました。

しかしその初舞台も、4月30日~5月19日の公演は中止になってしまいました。

108期生はコロナ禍のはじまった頃が宝塚受験。そして緊急事態宣言で入学式が延期され、6月になってやっと入学。
恒例のすみれ売りもなく、コロナとの闘いの中での厳しい音楽学校生活だったと思いますが、「雑草魂」で頑張られたそうで、入団してからの、108期生のそれぞれの輝きには目を見張るものがあります。

109期生3月2日の卒業式を経て、4月22日開幕の雪組公演「Lilac(ライラック)の夢路」「ジュエル・ド・パリ!!」で初舞台を踏みます。
もう今後コロナの心配をすることなく、宝塚生活を送ることができますように。

文化祭の主演とヒロイン

文化祭というと、演劇の主演ヒロインが毎年話題になります。

それはスターの登竜門ような面もあるからです。
ふたつの組に分かれて上演されるので、男役の主演2名娘役のヒロイン2名

火曜日に月組『応天の門』の新人公演がありました。
長の期でヒロインをつとめた羽音みかさんは、文化祭のヒロインでした。

次期、宙組トップ娘役の春乃さくらさんは、娘役2の役でした。102期の演目は昨年の108期の演目と同じなので、ヒロインの姉として活躍されていたのだなと思いました。108期生を見ても、主演とヒロインだけでなく、2番手の男役さん、2番手の娘役さんもかなり活躍されています。

102期の文化祭の頃は、男役志望の蘭世惠翔さんが大注目されていました。そして首席でオールマイティに何でも出来た舞空瞳さんも。

過去の文化祭について、振り返ってみました。

108期生の演劇の主な配役の方たち

主演 ヒロイン 2番手 2番手
A組 雅耀(月) 花海凛(花) 馳琉輝(星) 茉莉那ふみ(星)
B組 光稀れん(花) 美渦せいか(月) 苑利香輝(雪) 梨恋あやめ(宙)

アイドルのような華があってロイヤル感漂う雅耀さんは、月組の新人公演でも発光しているように見えました。
花海凛さん<>は、花組『うたかたの恋』のラスト「雪のマイヤーリンク」で、龍季澪さん(101期)と共に素晴らしい影ソロを歌っていらっしゃいます。ダンスシーンでも目が惹かれます。

馳琉輝さんは、初舞台直後の星組の東京の新人公演の代役で、研1とは思えない輝きを放っていました。

茉莉那ふみさんは、初舞台ロケットでも大活躍し、初舞台直後の星組新人公演で、子ども時代のルーチェで踊っていらっしゃいました。『ディミトリ』を休演されましたが、全国ツアーでは元気なお顔が拝見できること、楽しみです。

光稀れんさんは、花組の舞台でキリリとした2枚目で目立っています。『殉情』にも出演されていました。

美渦せいかさんは、月組の新人公演で歌ウマの白河りりさんと二人で歌手の役をしていて、対等に歌えていてスゴイと思いました。

苑利香輝さんは、雪組の『蒼穹の昴』の新人公演でストーリーテラー的な役割を卒なくこなして大注目されました。

107期までの文化祭主演とヒロインについて

退団予定の方が4名。をつけました。

新人公演主演、ヒロイン経験者は太字、トップ娘役は赤色

男役  娘役
100期 風間柚乃(月組)
聖乃あすか(花組)
星風まどか (専科)初詣
音くり寿(退団)
101期 天紫珠李(転向・月組)
縣千(雪組)
結愛かれん(月組)
夏葉ことり(退団)
102期 蘭世惠翔(転向・月組)
風色日向(宙組)
舞空瞳 (星組)初詣首席
潤 花(宙組、退団)
103期 希波らいと(花組)
亜音有生(宙組)
夢白あや(雪組)初詣
羽音みか(月組)
104期 御剣海(星組)
蒼波黎也(雪組)
きよら羽龍(月組) 初詣
都姫ここ(花組)
105期 稀惺かずと(星組)
紀城ゆりや(雪組)
音彩唯(雪組)初詣首席
山吹ひばり(宙組)
106期 華世京(雪組)初詣首席
大瀬いぶき(月組)
風羽咲季(宙組)
渚ゆり(宙組)
107期 希蘭るね(花組)
和波煌(星組)
白綺華(雪組)首席
七彩はづき(花組)

男役さんに注目

娘役に転向された天紫さんと蘭世さんを除いて、103期までの男役さんは新人公演の主演を2回以上経験したホープ男役さんです。

104期はまだ、105期は今年から新公主演に抜擢されているので、稀惺さんも紀城さんも可能性はあるでしょう。稀惺さんの方がより高いと思います。

106期は、主役、準主役といった感じでした。
主役…華世京(雪組)、大瀬いぶき(月組)
準主役…夏南幸(宙組、既に退団)、霧乃あさと(雪組)
華世京さんは、研3で新公主演を経験済み。

107期は、月組の一輝翔琉さん、天つ風朱李さん、宙組の奈央麗斗さん、風翔夕さんが抜擢されています。
一輝翔琉さんは、文化祭の時はダンスでは常にセンターで大活躍されていました。そして初舞台ロケットでも、とても目立つ活躍をされていました。入団成績は男役の中では1番でした。

文化祭の演劇の主演経験者がスターになるケースは多いですが、それは絶対的なものではありません。
男役は開花する時期が遅いので、希蘭るね(花組)さん、和波煌(星組)さんにもまだまだチャンスはあるでしょう。

104期の蒼波黎也(雪組)さんと107期の和波煌(星組)さんは姉妹です。

娘役さんに注目

106期は、Wヒロインに近い体制でした。
ヒロイン…風羽咲季さん(宙組)、渚ゆりさん(宙組)
準ヒロイン…一乃凜さん(月組)、乙華菜乃さん(星組)
宙組は男役の抜擢は他の組よりはやいですが、最近の娘役の抜擢は遅めです。
そのため新公主演てヒロインが同期という現象も起きています。

準ヒロインだった一乃凜さん(月組)、乙華菜乃さん(星組)も活躍されています。

107期の七彩はづき(花組)さんは、ヒロインに抜擢されています。
雪組『海辺のストルーエンセ』での白綺華さんの抜擢にこたえての活躍をみると、そのうちヒロインに抜擢されると思います。
107期の文化祭で、歌が上手な白綺華さんは大活躍をされていて、入団後すぐにヒロインに抜擢されるかな?と思っていましたが、そうではありませんでしたが、今後に期待です。

106期の娘役さんを除いて、文化祭のヒロイン経験のある娘役さんは、新人公演の主演をされる可能性が限りなく高そうです。

娘役の文化祭ヒロイン経験者は、トップ娘役になる可能性も高そうです。
でもトップ娘役は、トップスターありきで選抜されていくので、運も大きい面もあります。

すごくヒロイン適性の高い娘役さんは、はやくからヒロイン経験を積んで、組替をしてでもトップ娘役に就任されます。初詣ポスターモデルもつとめたきよら羽龍(月組)さん、音彩唯(雪組)さんは、夢白さんに続くことができるでしょうか。

 

宝塚受験の季節がやってきました。受験は3月19日(日)から始まります。今年も「沸騰ワード10」で、宝塚音楽学校受験の密着取材をされるでしょうか?毎年興味深く見ています。番組を通して、気になる生徒さんができて、もう「青田買い」どころの話ではありませんね。

今年は文化祭の予科生コーラスも復活し、文化祭や初舞台のスケジュールもコロナ禍前の状態に戻りました。
この春はすみれ売りも復活すると良いですね。

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