107期文化祭観劇と雑感
こんにちは、くららです。
107期生の音楽学校の文化祭が開催されています。
「宝塚友の会」で当たったので、昨日文化祭を観てきました。
せっかくの107期生の晴れ舞台なのに、50%以下の規制で、客席が半分以下なのは残念でした。

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108期生
コロナ禍で、108期の予科生さんの「恒例のプログラム売り」がないのは残念でした。(値段が500円に値下がり)
舞台での「予科生コーラス」では、お顔を拝見できました。
「沸騰ワード」で取材されて話題だったみくちゃん、変わらない可愛い笑顔で頑張っていました。
とても澄んだ美しい歌声のコーラスでした。歌える人たちを集めているように思いました。

107期生について

昨年の緊急事態宣言から、約2か月ほど臨時休校となり、恒例の募金活動や、校外行事も取りやめ。修学旅行先は神戸と姫路の県内だったそうです。
本科生としては、この文化祭が、学校関係者以外の前での「最初で最後」の披露の場だそうです。
文化祭へ向けてのお稽古も、グループごとで行うなど、感染対策に努めてきたそうです。

そんなハンディは全く感じない、素晴らしいパフォーマンスでした。
みんな小顔で細くてスタイルが良くて、コロナの中、よく節制してトレーニングに励んだのだろうと思いました。
丁寧で高度なエネルギッシュなダンスを見せてくれて、入団しても「すぐ戦力」になれると思えるレベルの高さでした。
タップダンスもとても揃っていました。

娘役優位?

写真とプロフィールは、「五十音順」で掲載されているので、成績はわかりません。
各回1人、最後にご挨拶をされ、この挨拶の該当者が日程の降順の成績順と思われます。
3日間計6回行われる「ご挨拶」は、みんな娘役さんでした。

そして最後の回にご挨拶する西村あみさん首席だと思われます。

西村あみさん大活躍

・1幕冒頭の日本舞踊で、ソロ歌唱を5分間くらい延々と聞かせてくれました。
・ポピュラー・ヴォーカルで、娘役として一人だけ「白い花がほほえむ」を独唱。
・お芝居A組でヒロイン役。

声質がとても良くて、伸びやかな美しい歌声でした。
鼻筋の通った楚々として綺麗なお顔立ちなので、舞台化粧がはえます。
入団後も活躍されるだろうと、思いました。

過去に西村さんレベルの文化祭での活躍というと、舞空瞳ちゃんきよら羽龍ちゃん

現在「次期トップ娘役は誰?」と関心を集めています。
きよら羽龍ちゃんが、すぐに次期トップ娘役には直結しないでしょうが、経験を積んでそのうちかな?と、西村さんの美しい歌声を聞きながら、思いました。

西村さんも、「初詣ポスター」に選ばれたら、将来のトップ娘役有力候補になることでしょう。

男役さんは、入団してから男役芸を身に着けていかなければなりませんが、娘役さんは、音楽学校での基礎的な部分が即戦力になるので、文化祭時の活躍が、入団後の抜擢に繋がる傾向にあります。

男役は?

お芝居A組の主演を演じた、山本麻里名さんが西洋人のような顔立ちで、目を惹く華があって、既にスター然としていて、中学卒業でもあるので、有望男役さんになりそうな気がします。

小川涼香さんが、クラッシック・ヴォーカルでもポピュラー・ヴォーカルでも、ソロを聞かせてくれて、歌がお得意のようです。美弥るりかさんに顔立ちが少し似ています。
ダンスでは、長身で成瀬こうきさんに似た雰囲気の若林里々花さんが大活躍していました。

受験密着番組でお顔を覚えていた木村薫さんが体調不良のため休演だったのは残念でした。
はやく回復されて、3月3日の卒業式には出席できますように。
107期生は全部で39名です。

文化祭のパンフレットには、

大きな試練や困難も、同期がいたからこそ、乗り越えられました。大切な同期との絆を胸にどんな時も笑顔でこれからも頑張ります!
107期生一同 引用:107期文化祭のパンフレット

と、感謝の言葉が寄せられていました。「コロナで休校」という前代未聞の事態に遭遇し、それ以降も日常には戻っていません。

激しいダンスに迫力がありましたが、本番まではマスクをしての練習だったのでしょうか?普段の何倍も息苦しかっただろうと思います。
そういう大変さを乗り越えて宝塚に入団してくる107期生たちは、一致団結した頑張り屋さんたちのように思います。

パンフレットの中に「新生宙組」が!

初舞台を踏む組の、組長、副組長、トップ、トップ娘役、2番手、3番手の6人が音楽学校を訪問して、エールを送るのは恒例になっていてます。

107期生の初舞台は宙組なので、宙組の方たちが訪問していました。
その中には、新娘役トップの潤花ちゃんがいました。
寿組長、美風副組長、真風さん、潤さん、芹香さん、桜木さんの6名です。
撮影は、宙組東京公演『アナスタシア』の前だったと思われます。

7月5日付けで花組副組長に就任される美風さんは、初舞台生の「シャーロック・ホームズ」の舞台には出演されません。
他にもこのメンバーの中から、組替する人が出て、「シャーロック・ホームズ」に出演しない場合もあるのかな?と興味深く思いました。

このお仕事は、潤花ちゃんのトップ娘役として宙組の方たちと一緒の初めてのものだったのかもしれませんね。
先輩たちの中に混じっての、初々しい潤花ちゃんの笑顔が輝いていました。

出版物などは、間に東京公演など挟むと、かなり前に撮影する必要があります。
宝塚の「組替・異動」には、こうした様々なことが関わってくるので、公表されるよりずっと前に、いろんなことが決まっていて、水面下で計画的に進められているのだな、と思いました。

107期生たちは、3月3日に宝塚歌劇団に入学してきます。
初舞台は6月25日が初日です。
それまで、とても期間がありますが、ますます研鑽して、その日を迎えるのでしょう。

コロナの感染が落ち着いて来て、関西では明日、緊急事態宣言が解除されます。
大きな苦難を経験した107期生のこれからが、幸せに満ちたものでありますようにと、願っています。

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