こんにちは、くららです。
月組『ダルレークの恋』を配信で見ました。
月城かなとさんの麗しさと色気には“クラクラッチマン”してしまいましたね。
新生月組は、「月城・海乃・暁」の並びで良いのでは？と思ってしまいますが、なかなか発表がありません。全国ツアーの並びが、そのまま新しい組の編成なった例は少ないです。
発表が待ち遠しいですね。
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過去の宝塚の『エリザベート』と、一昨日書いた愛月ひかるさんのことを考えていたら、「ルキーニ伝説」を思い出しました。
宝塚の本公演の『エリザベート』でルキーニを演じた人は、トップスターになるという伝説というか、実績です。
愛ちゃんには失礼ですが、この「ルキーニ伝説」は、愛月ひかるさんで終わった、と私は勝手に思っていました。
しかし、いやいや「ルキーニ伝説」は、健在かも、と思えるようになってきました。
「ルキーニ伝説」について
◆1996年雪組 一路真輝トート
・高嶺ふぶきフランツ◎トップ
・轟悠ルキーニ◎トップ
高嶺さんは２作品だけトップを務めて退団され、轟悠さんが長期に渡ってトップを務められました。
◆1996年宙組 麻路さきトート
・稔幸フランツ◎トップ
・紫吹淳ルキーニ◎トップ
稔幸さんが麻路さんの後トップに就任され、紫吹さんは月組に組替後、新専科に異動し、月組に再び組替してトップスターに就任されました。
◆1998年宙組 姿月あさとトート
・和央ようかフランツ◎トップ
・湖月わたるルキーニ◎トップ
和央さんが姿月さんの後トップに就任され、湖月さんは新専科に異動後、星組に組替してトップスターに就任されました。
◆2002年花組 春野寿美礼トート
・樹里咲穂フランツ(専科より特別出演)
・瀬奈じゅんルキーニ◎トップ
瀬奈さんは、月組に組替後、トップスターに就任されました。
◆2005年月組 彩輝直トート 瀬奈じゅんエリザベート
・初風緑フランツ(専科より特別出演)
・霧矢大夢ルキーニ◎トップ
彩輝さんの後、瀬奈さんがトップに就任され、その後霧矢さんがトップに就任されました。
◆2007年雪組 水夏希トート
・彩吹真央フランツ
・音月桂ルキーニ◎トップ
彩吹さんが2番手で退団され、水さんの後、音月さんがトップに就任されました。
◆2009年月組 瀬奈じゅんトート
・霧矢大夢フランツ◎トップ
・龍真咲ルキーニ◎トップ
瀬奈さんから霧矢さん、霧矢さんから龍さんへと同じ組内でトップが引き継がれました。
◆2014年花組 明日海りおトート
・北翔海莉フランツ(専科より特別出演)◎トップ
・望海風斗ルキーニ◎トップ
望海さんは雪組に組替後、トップスターに就任されました。
◆2016年宙組 朝夏まなとトート
・真風涼帆フランツ◎トップ
・愛月ひかるルキーニ
朝夏さんの後、真風さんがトップに就任中です。
愛月さんは専科に異動後、星組に組替して２番手を務めています。
◆2018年月組 珠城りょうトート
・美弥るりかフランツ
・月城かなとルキーニトップ？
美弥さんは２番手で退団されました。
珠城さんの後、誰がトップになるか注目中です。
月城かなとさんがトップに就任する可能性は高いです。ルキーニ伝説に◎がつきそう。
2016年宙組の愛月さんが、いつかトップスターに就任すると、「ルキーニ伝説」は、コンプリートになります。
「フランツ」と「ルキーニ」が同じ組でトップに就任したのは、初演の雪組と2009年の月組だけです。
通常は「フランツ」と「ルキーニ」が同じ組内でトップに昇格するということはありませんでした。
愛月ひかるさんの専科異動後の躍進
真風さんがトップスターに就任した別箱公演から、同期の芹香斗亜さんが宙組に組替してきたため、本公演２作品後の別箱『黒い瞳』『VIVA! FESTA!』博多公演後に専科に異動されました。
礼真琴くん主演の全国ツアーに専科生として出演した時は、熱い演技と芸風が星組にとてもマッチしていました。
ショーでの客席降りで、愛ちゃん一人だけ後方部で全力で走りながらハイタッチを熱心にされていた姿が忘れられません。
専科に異動後、滑舌がとても良くなって、歌もお上手になったように思いました。
2019年の大規模組替のタイミングで、星組に組替となり、新生星組の本公演から２番手羽根を背負っています。
専科生として凪七瑠海さんと一緒にスカイステージの「Caféふぉるだ」の進行役をされる予定だった所、降板されての星組異動だったので、長期計画の中での予定外の異動だったのかな？と思えます。
高身長で男役として恰幅のあるスタイル、ダークな役から夢夢しい役まで、どんな役でも潰しがきく幅広い持ち味、そして伝統的な男役らしい華やかさ。
熱い星組の中で、唯一無二の愛ちゃんの魅力が倍増しています。
２番手と言いながらも、３番手の瀬央ゆりあさんと差の無いような感じでしたが、『ロミオとジュリエット』の「ティボルト」と「死」の２役で、愛ちゃんの魅力が現在爆発中のように思えます。
今日の「宝塚プルミエール」で、愛ちゃんは瀬央ゆりあさんが星組の中で一番沢山話ができる間柄だと話していました。
ふたりのトーク(愛月×瀬央)は、「宝塚プルミエール」で来月放送される予定です。
「ティボルト」役を競演するライバルでありながら、一番心がゆるせる関係という仲の良さも素敵だなと思いました。
春野寿美礼さん主演の「不滅の棘」を、2018年1月に愛ちゃん主演で再演されましたが、春野ファンとしては、とても物足りませんでした。
しかしこの３年で大きく成長されたので、今演じられたら、とても面白いエロールではないかなと思います。
小池先生も、2016年の「エリザベート」のルキーニの時は厳しくご指導されたようですが、「ロミオとジュリエット」では愛ちゃんの二つの役に大きな期待を寄せられているように感じました。
「判官贔屓」という言葉がありますが、突然専科異動になった愛ちゃんに対して心配して心を寄せたファンも多いと思います。そしてその状況の中で実力をつけ、魅力をアップした愛ちゃんには、ドラマがあります。
これからの愛ちゃんの飛躍がさらに楽しみです。
昨年の11月3日より「市川市観光大使」に就任
愛ちゃんとほぼ同じ時期に花組２番手となった瀬戸かずやさんは7月に退団されます。
しかし愛ちゃんは、昨年の11月より「市川市観光大使」に就任されています。
下記は2月19日に更新されたページです。
このことは宝塚の公式ページでも紹介されていました。
「市川市観光大使」に就任されたからには、しばらく退団されることは無いだろうと思います。
地元で応援されている彩風咲奈さん
愛ちゃんの同期の彩風咲奈さんが雪組トップスターに就任予定で、プレお披露目公演は全国ツアーとして、咲ちゃんの地元の愛媛県では、３日間６公演上演されることになりました。
地元の方々が熱く応援されている記事があがっていました。
愛ちゃんの更なる活躍を期待されて、「市川市観光大使」に就任されたのかな？と思います。
大評判、大絶賛の愛ちゃんの「死」を観るのが、とても楽しみです。
来週観劇したら、また感想を書きますね。
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