こんにちは、くららです。
本日は公式ホームページのお知らせが沢山ありました。
中でも一番嬉しかったのは、花組『鴛鴦歌合戦(おしどりうたがっせん)』『GRAND MIRAGE!』のスケジュール発表です。
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柚香光さん「鴛鴦歌合戦」退団説消える
花組『鴛鴦歌合戦(おしどりうたがっせん)』『GRAND MIRAGE!』宝塚大劇場公演の前楽は貸切公演でした!
それは何を意味するかと言うと、この公演は柚香さんの退団公演で無いということ。
もし退団される場合は、サヨナラショーが前楽と千秋楽にあります。
そのサヨナラショーが開催される貴重な前楽が貸切公演ということはありえません。
つまりサヨナラショーが開催されないから、貸切になっているのです。
この公演で退団されないと断定しても良いでしょう。
わぁ、良かった!!
私は柚香さんがこの公演で退団されるわけは無いと思い続けていました。
あまりにも中途半端すぎる!
ふさわしいプレサヨナラ公演とサヨナラ公演を上演されるだろうし、
監修グッズ第二弾が発売されたのに、写真集など発売されていない…。
しかし宝塚大劇場のお正月公演担当なのに「歌劇1月号」の表紙を飾られませんでした。過去10年余り調べる限り、1月号にならなかったスターは、退団月に歌劇の表紙を飾られていました。
私は「退団されない楽観論」を書き続けていましたが、万が一退団されることになったら読んでくださった方を傷つけてしまうので、「歌劇の定説」を書いて予防線をはりました。(私は信じてはいませんでしたが)
そして「歌劇の定説」は、2023年で破られたことがはっきりしました。
次の「ふたりだけの戦場」から、永久輝せあさんが花組2番手になって、「れいひと」(柚香・永久輝)の並びをしばらく楽しむことができます。
永久輝せあさんにとっても、2番手1作でトップになることは暴挙とも言えることでした。
生え抜きトップならばまだ何とかなりますが、永久輝さんは組替組。
高汐巴さんの話・生え抜きトップと組替トップは違う
昨年のクリスマスに元花組トップスター高汐巴さんが「吾輩はぺいである」という自叙伝を出版されました。
その中で、花組でトップスターに就任された時の複雑な心境を書かれていました。
「高汐さんでさえそんな思いをされたの?」と、とっても意外で、組替トップスターの心境をあらためて知ることができました。抜粋して、紹介させていただきます。
高汐さんは星組出身で、研3の時に雪組に組替。
第1次花組時代…研8から約2年(1980年8月~1982年9月)
第2次雪組時代…約3か月(1982年11月~1983年2月)
第2次花組時代…1983年3月~ 1983年8月2日トップスター就任
【思い出ぼろぼろトップ時代】 本公演では二番手の経験もほとんどない私が主役をさせていただくということで、花組の皆さんも本当に大変だったと思います。 まだまだ慣れぬ花組で、兎にも角にも主役をさせていただくことになったのだが、馴染みのないチーム。 これが下級生の頃から育てて頂いていた「しょうがないな、ぺいは!」という私のキャラもわかってくださっている雪組なら、もっと楽なのに…。などと頭をよぎったこともあったが、あっちの組に行き、こっちの組に行き、やっとたどりついたこの場所。しかし感動より不安ばかり。 初トップ公演は地に足つかず、いらぬ気ばかり使い、疲労で風邪をひき、本当に情けないトップお披露目だった。 |
私はペイさんがそんな心細い思いで、トップお披露目公演を迎えられていたとは思ってもいませんでした。ぺいさんのトップの舞台は全て何度も観ました。
下級生の頃から馴染んでいた雪組と、組替した花組では組子との関係性や思いが違うのですね。
VISAのイメージキャラクターということで、春野寿美礼さん、音月桂さんは2番手1作でトップに就任されましたが、共に生え抜きの組での就任でした。
春野寿美礼さんの場合、2番手1作のはずだった『琥珀色の雨にぬれて』『Cocktail』で、主演の匠ひびきさんが病気で入院されて、東京公演は、ほとんどトップの代役をつとめられました。3番手だった瀬奈じゅんさんが2番手役。
トップスター休演という非常事態で、組子全員が一丸となってこの試練を乗り越えられ、東京公演の最後の1週間のみ匠さんがショーに出演されて、退団されました。
このことで花組生たちの絆が深く結ばれ、その結束力は春野さんのトップ時代に繋がっていきました。春野さんが生え抜きトップであったからこそ、この試練を組子全員で乗り越えられたと思います。
音月桂さんの場合、「2番手切り」とトップお披露目公演「ロミオとジュリエット」のヒロインに、話題になっていた期の研1の娘役さんが抜擢されたということで、音月さんには何も問題は無いのに、とっても反感をかうトップスタートでした。その次から舞羽美海さんが相手役となり、雪組生たちとチームワークの良い数々の舞台を見せてくれました。作品問題もあって4作で退団されましたが、厳しい環境の中でも、生え抜きならではの組子たちとの関係性が良い方向に作用していたように感じています。
「2番手経験が少ない」ということも「組替トップスター」ということも、トップスターを務める上で不利な条件だと思います。
永久輝さんは、ある程度2番手経験をつとめられることになりました。また2番手経験を重ねることで、花組生として馴染む期間も長くなります。
水美舞斗さんが専科に異動されるというだけでも、花組にとって大きな痛みだったので、現状がしばらく維持されていくことは、本当に良かったことだと思います。
歌劇誌の定説も崩壊?
「歌劇の表紙」の1月号定説が崩れましたが、男役はトップスターと2番手が表紙を飾り、一度表紙メンバーになると退団まで外れないという永久説がありましたが、それも変わっていくような気がしています。
昨年11月号の永久輝せあさん、12月号の瀬央ゆりあさん、そして2月号の暁千星さんは、発売時点で誰も2番手ではありません。
年を跨いでたまたまでしょうが、星組が3か月続いています。
12月…瀬央ゆりあ(星組)
1月…礼真琴(星組)
2月…暁千星(星組)
表紙枠は12人。各組2人ずつとして10人、プラス2人。そこに娘役さんが入ったり、新たな2番手が入っていました。
現時点で「今までの歌劇の表紙条件」が変わってきているように思います。沢山の方が表紙を飾っているので、1度メンバーになると、退団まで表紙メンバーという永久説も、人数的に不可能なように思います。
以前のように1か月前に予告されることもなくなりました。
「誰が掲載されるか?」購入時期までわからないのも、ワクワク感があって楽しみです。
宙組の災難
昨日まで、宝塚ファンは、次期宙組トップコンビの発表を楽しみに待っていました。
私は昨日の夕方「もしかして次期宙組トップの発表がある?」と思いながら宝塚公式ページを開いて、「宝塚歌劇団に関する一部報道について」という内容があって、ビックリ仰天しました。
その記事の中に今回は「週刊文春電子版にて、宝塚歌劇団員に関する一部報道がございました」と具体的に書いてありました。
「えっ、また文春!?」、1月にあったばかりなのに。
課金したくないので、ヅカ友に内容を教えてもらいました。
文春の狡猾なやり方に怒り
宙組次期発表関連の記事にとっても怒りを覚えました。
今まさに宝塚ファンが楽しみに発表を待っているタイミングに、その夢をこわすような記事をぶつけてくるとは!
記事の内容は、現実の話に巧みに虚構を織り交ぜているように感じました。
決して信じることは出来ない内容です。
それがわかっていながら、敢えて記事にしていて、ゴシップ記事特有の悪どさを感じました。
それは今年の1回目の真風さんの時も同じでした。
真風さん関連の記事を真風涼帆リサイタル 『MAKAZE IZM』の2日めにぶつけて来ました。
私はその日の11時公演を観劇して、幸せいっぱいな気持ちで過ごしていました。
その日の正午に記事が公表されたようでしたが、私が知ったのは夕方になってでした。鵜呑みに信じることができない記事の内容だと思いました。
今回もタイミングを狙って記事をぶつけてくることにショックを受けました。
どれだけスターやファンに衝撃を与えているか!
特に名前をあげられた生徒さんは、どれだけ精神的な苦痛を受けていらっしゃるでしょうか。
何でも「有名税」という言葉でくくられますが、いい加減な記事を掲載することは、決して許してはならないことだと思います。
そしてファンがここぞと楽しみにしている時に、記事をぶつけてくるほど狡猾なやり方は無いと思います。
その目的は、文春の経済活動のためだけでしょう。
たまたま宙組が今年になって、文春の餌食になっています。
読者の関心を集める内容が宙組関連であっただけだと思います。
まるで宙組に非があるような受け止め方をしている方を目にしましたが、宙組は被害者であり、災難にあっているという言葉がふさわしいと思います。
宝塚は私の「お花畑」
記事を信じないとブログに書けば、あなたは「お花畑」と嘲笑されました。
「お花畑」と言われて全然結構です。私は「お花畑脳」で宝塚を愛しています。
誰でもそうでしょうが、厳しい現実に向き合って生きています。
もう投げ出してしまいたくなる時もあります。
そんな時、宝塚を観劇して、生きていくためのプラスのエネルギーをもらいます。
宝塚は明日への活力を与えてくれるところです。
観劇の時間は、私の現実逃避です。そういう面ではまさしく「お花畑脳」でしょう。
生きる中で、個人がそういう部分を持っていても、誰からも非難される理由はないと思います。
先日紫吹淳さんがお医者様から
「あなたたちの仕事は医者も治せない病気も治せる。医学的には無理だと言われていたのに、宝塚を見て元気になったり、そういう方がいるんだよ。」
と言われたと、WOWOWの『BLUE・MOON・BLUE』副音声解説で話されていました。
宝塚の舞台には、それだけのエネルギーがあります。
宝塚の生徒さんたちが、純粋に観客に「何かを届けたい」と使命感をもって舞台を精一杯つとめていらっしゃるからだと思います。
宝塚受験も厳しいハードルですが、中に入ってからも、厳しい序列社会で、毎日が競争の連続でしょう。
そして「特別な同期愛」が築かれるのも、厳しい縦社会の中で教育されるからだと思います。
退団のご挨拶の中で、悔しかった、涙を流した、順調では無かった、など様々なマイナスな思いを話されます。
世間一般の女性より、そういう思いは沢山味わっていらっしゃるとも思います。
それでも舞台では、そういうマイナスな面は一切見せず、プラスの部分だけ見せて私たちに夢を与えてくれています。
その夢の世界に文春がバサバサと、虚構を交えてペンで斬っていくことは、宝塚に非があるからなのでしょうか?
ここまで読んでくださってありがとうございます。
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