組替メガヒットの暁千星さん
こんにちは、くららです。
先日の宝塚大劇場の千秋楽で星組の退団者の遥斗勇帆さんが話されていましたが、星組公演プログラムの「組子のアンケート」は、「今年を振り返っての“メガヒット”は何ですか?」という質問でした。

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暁千星さんの❝メガヒット❞

みんなの❝メガヒット❞を読んで、私が一番「そうよなぁ」と同意したのは星組1年生の暁千星さんのもの。

たった一言「組替した事」とこたえていらっしゃいました。

忘れもしません、今年の1月11日(火)の組替発表

前日雪組の国際フォーラム公演『ODYSSEY』の初日が中止になって私は空港から家に引き返していました。

その頃宝塚大劇場では月組の月城・海乃コンビのトップお披露目『今夜、ロマンス劇場で』『FULL SWING!』が大好評上演中でした。
暁さんはお芝居では大蛇丸、ショーでは踊って歌って回転して大活躍!

そして月組の「NOW ON STAGE」は、雰囲気が良くてとっても面白くて、「月城・鳳月・暁・風間」の新生月組は、今後さらに盛り上がっていくだろうと信じて期待に胸を膨らませていました。
雪組の東京遠征が突然中止になったので、月組の「NOW ON STAGE」をリピートしながら見ていました。

そこへ、暁千星さんの組替発表!
「えっっっ!」という驚きの声しか出ませんでした。
前日の雪組『ODYSSEY』の中止に続くWパンチのショックのお正月明け!

それから11か月と10日たった今は、「組替してよかったね」という気持ちだけです。

暁さんもその気持ちでいっぱいだから、今年の❝メガヒット❞として「組替した事」とこたえられたのでしょう。

タカラヅカニュース「Welcome Talk」

タカラヅカニュースでは、組替えをして初めての宝塚大劇場公演を終えた暁千星さんをゲストに、星組スカイ・ナビゲーターズの天希ほまれさんと二條華さんがトークとクイズでおもてなしをする「Welcome Talk」コーナーが放送されました。

暁さんは、同期の天希さんとおそろいの色違いのセーターを着ていて、天希さんがグレーで暁さんが星組カラーの青。そして暁さんの肩幅がとても広くて、1年前に退団された愛月ひかるさんを凌ぐがっしり感でした。

「ようこそ、星組へ」とMCの二人から言われて
星組の暁千星です」と、嬉しそうに、はにかんだ笑顔で挨拶されていました。

変わらずビッグベービーな暁さん

初舞台以来久しぶりに暁さんと一緒になった天希さんは、暁さんがどんなに変化しているかと思っていたら、「ビッグベービーで、音楽学校時代から変わらない性格だった」と仰っていました。

暁さんは中卒なので同期の中では一番年下。
音楽学校時代は、お姉さんたちに可愛がられ、助けてもらっていたようです。

いまやキラキラの大きなスターさんですが、ありちゃんの性格は10年前と変わっていなかったようです。そのギャップがかわいい。

同期とはしゃぐ暁さん

月組では娘役の同期が2人だけで、男役の同期はいませんでした。
星組では有沙瞳さん、天華えまさん、澪乃桜季さん、夕渚りょうさん、天希ほまれさんと同期は5人!

「同期がこんなにいることが新鮮で、お芝居で悩んでも近くに誰かいるから。みんなやさしくて、感動している」と暁さん。

「こんな学年になってこんなにはしゃいでいるの、いなくない?学校みたい」とも嬉しそうに話されていました。

星組初参加の全国ツアーでは、バスの中でついつい同期間でお喋りが弾んでしまって、人差し指を口の前に立てて「シー」のポーズをとることがしばしあったそうです。

「星組本」と「宝塚おとめ」熟読の真面目な暁さん

暁さんは「ブエノスアイレスの風」で月組最後の舞台を踏んでから、星組の全国ツアーのお稽古に参加するまで、約2か月間のお休みがありました。

「星組本」を熟読されていたようです。
そしてひとり一人を知るためには「宝塚おとめ」も。

「何かとじゃんけんする」ことを、星組本から知ったそう。

大劇場公演の時、「こんなにじゃんけんする?話し合いとかない。突然はじまるから、ついていけない」と思ったこともあるそう。

でも、今ではしっかりついていけているよう。

同県出身だけど、マウント取ってくる瀬央さん

二人は広島県出身ですが、瀬央さんは広島市出身で、暁さんは福山市出身。
同じ県内でも、広島市と福山市は遠く離れていて、「広島市は都会だから」と瀬央さんは常にマウントとってくるそう。
広島市は日本七大都市に入っています。(札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪市、広島市、福岡市)

暁さん出身の福山市は岡山県に近くて、岡山が文化圏。
だから田舎なこと、岡山出身の私にはよ~くわかります。
福山市は海と山が近くて自然がいっぱい。

瀬央さんとのマウントトーク、面白そう。

そういうトークが楽しめる、和気あいあいとした星組だからこそ、暁さんはあっという間に馴染めたのですね。

私は暁さん初デビューの全国ツアーの梅田での初日を見ました。
「緊張して寝れなかった」と話されていましたが、初日は暁さんの緊張が伝わってきました。
しかしその数日後観劇すると、のびのびされていて、その変化に驚いたものです。
千秋楽の公演は配信で見ましたが、さらに星組にしっくり馴染んでいました。

同期と一緒の全国ツアーが星組初参加ということも、星組に馴染んでいくには、とても良かったのでしょう。
トークでは、同期への感謝の気持ちを話されていました。
暁さんのこういう謙虚な姿勢が、みんなに好かれていくのだと思います。

暁さんが星組に新しい風を吹かせて、星組生たちにもとっても良い刺激になっているようです。

「ビバ!タカラジェンヌ」に天飛華音さんが出演した時に
「暁さんは今までに出会ったことのないタイプの男役さんで、今私がメチャメチャ学びたい感じで、今いろいろとアタックしているんですけど、もっともっとお話ししにいこうと思います」と話されていました。

暁さんは組替して、すごい勢いで成長されています。
特に演技力に深みが出てきて、男役としての妖艶な色気もでてきました。

そして暁さんだけにとどまらず、星組生たちの成長にも繋がっているようです。

現在のトップスター三人(柚香、彩風、礼)は、生え抜きトップスターで組子のことを熟知されていて、退団者に送る言葉などを聞いていると、生え抜きトップスターの良さを感じます。

しかし「組替」も、ご本人には大きな負担があるものの、それを越えての大きなプラスが沢山あることを、暁さんの組替を通して感じました。

最近の傾向としては、以前に比べて組替が必要最低限に抑えられていました。
しかしこれから組替が増えていくのでは?と何となく感じています。

「青の暁千星」1stフォトブック 1月12日発売


「宝塚1stフォトブック2022-2023」シリーズのラストを飾るのは、月組から星組へ組替えし、一層の輝きを放つ暁千星。

「1stフォトブック」の青字のPR文にも、組替の効果が入っていました。一層の輝きを放っていますね。

表紙は、「水面が光る夜、ブルーの世界に身を沈め、こちらを見つめる物憂げな瞳」と表現されていました。

青に染まる新しい魅力が漂う暁さんの表紙です。表紙からだけでも、購買意欲が沸いてきます。

「星組の仲間と共に意気込みたっぷりのポート&トークも掲載」とのこと。

「宝塚1stフォトブック2022-2023」について

暁さんの発売が「宝塚1stフォトブック2022-2023」のトリです。全て東京公演中に発売されました。

・花組 永久輝せあ(97期)  3月、東上主演初日
・雪組 和希そら(96期)   5月、東京公演中
・花組 聖乃あすか(100期) 8月、東京公演中
・月組 風間柚乃(100期)   9月、東京公演中
・宙組 瑠風輝(98期)    11月、東京公演中
・星組 暁千星(98期)    来年1月、東京公演中

最初は永久輝せあさん。最後は暁千星さん。
この二人は誰もがトップスターに就任されるだろう、と思っているスターさんです。
二番目の和希そらさんの販売までは、Twitterなどで大きな反響がありました。
私もブログの記事にしました。
現在上演中の『蒼穹の昴』で和希さんに落ちているファンは多いようです。

その後の3人は前の二人に比べるとTwitterなどでの反響が小さかったです。
反響は人気を反映しているように私は勝手に感じました。

暁千星さんの1stフォトブックは、星組に組替して勢いがついた所で販売されるので、永久輝さんや和希さんのように反響が大きいと思っています。さらに人気を獲得されていくような。

この販売の順番もよく練られているなと思いました

95期のスターたちが頑張っていますが、永久輝、和希、暁の「96期、97期、98期」スターたちも、2023年に更に輝いていくことでしょう。

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