『ビバ!タカラジェンヌ』暁千星さん
こんにちは、くららです。
『ビバ!タカラジェンヌ』のゲストは星組暁千星さんでした。
星組に組替して初めての本公演に出演中です。

パーソナリティは小山乃里子さん。聞いていて面白かった部分を抜粋してご紹介します。(詳しくはラジオを聞いてくださいね)

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『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』について

暁さんは、ジョージア王国の副宰相、アヴァク・ザカリアン役です。

見る前は「悪役?」と思っていましたが、そうではありませんが、複雑な思いの役でした。

暁さんが役についてわかりやすく語ってくれました。

Q.「星組の~」と言われて慣れた?
慣れてきました。

Q.とっても良い役だよね。ちょっと怖目だけど。

ari

悪役ではなくて。アヴァクにとっては正義、忠義を貫いているだけで、悪役ではないけど黒いアクの強い役。先生からその合間の役と言われているので、バランスをとりながら頑張って演じています。

Q.お父さんと並んで冷静に見守っていて、国を守ろうとする気持ちが強いわけよね。

ari

いろいろあって、アヴァクがディミトリに対して思っていたのと違って、最後にディミトリは国のためにやっていたとわかって、自分としても最後申し訳ない気持ちでいっばいで、ルスダンのために命懸けで行くと決めます。

Q.寡黙な役は久し振り?

ari

全国ツアーでもお喋りな役で、久しぶりです。毎日楽しくて、今日はこうしようかなと、日々挑戦しながらやっています。

Q.お稽古から役に入り込んでいけた?

ari

悪役では無い黒い役のバランスを取るのが難しくて、悪役チックになりすぎたり、自分の中ではわからなくなったりしたこともありました。とにかく国のためにもギオルギ王の残したものを守りたいと思ってやったら、芯が通ってきました。

Q.王様格好良いよね。

ari

ギオルギ王は心が広くて、人として尊敬していたので、
ルスダンに変わった時のギャップというかディミトリという異国の人が王配になるという状況を、自分に置き換えて考えながらやっています。

劇中で暁さんが歌っている「仕える王は私が選ぶ」が流れました
(打ち込みの曲)リズムが入っていて、リズムを感じながら、歌詞が多いので伝わるようにと歌っているそうです。

今回、歌も難しそうな曲に挑戦されていますが、見事に歌いこなされています。

Q.影のある役は久し振り?

ari

本公演では初めてです。新人公演、小劇場ではありました。自分はそういう役が好きなので、この役を生田先生からもらえて嬉しいです。

Q.この作品のここが素敵と思うところは?

ari

世界観が素敵で、セットの色とか。ジョージアの衣装が今までにない素敵なものです。ジョージアンダンスに初めて挑戦していて、今までに無い感じで、男の人の力強いダンスをどう女性が表現するのか、はげしい足捌き、ひざでまわったり、左回転でなければならないことに慣れていないので苦戦しながらやっています。

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『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』

Q.もう目が眩みそうです、いきなりギラギラだから。

ari

齋藤先生のお芝居はありましたが、ショーは初めてで。エネルギーがある。先生の明確なストーリーとイメージがまずあったので、そこに向かって、とにかく頑張ってやろうとお稽古をしていました。

星組生は3年前のKiller Rougeキラー ルージュ)』で齋藤先生のショー体験がありましたが、初体験の暁さんは驚きが星組生より大きかったでしょうね。

ari

魔法使いのマーリン役で、最初に舞空のクリスタルバードの羽を奪うところからストーリーがはじまります。悪役みたいな、それも新鮮です。

Q.1日2回やったらクタクタになるだろうなって。

ari

振付の先生からも、ジャガーという動物的な本能のようなものをもっと出して欲しいと言っていただいて、踊っているうちにアドレナリンがドンドン出て、本能でやる感じが今までと違ったショーだなと。終わった後はクタクタになる感じだけど、すごく楽しいです。

クタクタになるけど楽しいと言える、暁さんの若さとエネルギーが頼もしい。

Q.出番でお気に入りは?

ari

ナルキッソスの場面。物語の中ではちょっと外れた神話の世界の話になっています。同期の有沙も、極美もはじめてだったので、新鮮ですし、世界観がすごく素敵で、曲もすごく素敵なので、毎日やっていて楽しいなと思っています。

Q.ありちゃんというと「くるくるまわる」イメージがあって、最近回らないと思ったら、今度もまわってますね。どうやったらあんなに回れるのと、ひたすら感心して見ています。

ari

今回もまわってます。本当にまわらしていただいてます。あんまり何も考えないで、力むと回れないので力まないことがよいかなと。

前回の月組のショー『FULL SWING!』での暁さんの回転率も、かなりのものだったと思います。今回よりさらに上だったような。小山さんは 『I AM FROM AUSTRIA』の時のことを仰っていました。

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Q.やはりダンスが素敵。ドンドン素晴らしくなっていくなと思って。

ari

礼さんが本当にすごく踊られるているので、そこに自分もついていこうと思って。本当に歌も踊りも芝居もすべて本当に素晴らしいので、踊りももっとこういうふうにやった方がいいんだって、いろんなことを学びながら日々楽しくやっています。

やはり超実力派の礼真琴さんの下でやることは、暁さんにとって最大の学びの場となっているのですね。

星組全体がよく毎日やっているねと思うけど。芝居では最後は泣いてしまうけど、ビートで泣くひまもない。

ari

暗転が全くないショーなので、次から次に場面が変わっていくなと、最初に通した時は、アッアッ〜となりました。

観ている方も驚きましたが、演じる方ももっと驚かれたでしょうね。

ショーの「マシーンガール」の曲が流れました。

ari

大人っぽさの中にニヒルな感じもあるので、その時に感じたもの、事前に感じたもの、また毎日感じているものだったり、今日はこういう風にやってみようかなと考えてやっています。

全体について

次回出演の天飛華音くんへのメッセージ

ari

かのんは今回芝居で手下の役をしてくれています。関わりたいなと思っていたら、最初の大劇場で関われてとても嬉しい。「あかつきさ~ん」と来てくれるのがとても可愛くて。何か困ったことがあれば、「いつでも相談にのるよ」という感じです。

月組でも良き先輩として慕われていましたが、星組でもそういう存在になっていかれることでしょう。

新人公演を観劇した時、上手側に座っていたので、開演間近に星組の上級生たちが入って来て、終演直後に出ていく姿を見ることができました。
その中に星組1年生の暁さんもいらっしゃいました。

新人公演の主演でとっても頑張っていた天飛さんに、きっとやさしいアドバイスをされたことでしょう。

私は新人公演を観る直前に、このラジオを聞いていました。
そのため暁さんの役を演じた稀惺かずとくんに対して、ちょっと厳しめに見てしまって、感想を書いてしまいました。
アヴァクは本当に難しい役だと思いますが、見ていて面白い役です。

今回の公演の紹介を

ari

芝居は世界観が素敵で、ジョージアの伝統的なダンスや衣装を楽しんでいただけるのでは。ショーは、ガラッと変わってエネルギーのある星組ならではのショーだと思っていますので、私もそこに乗っかって、楽しんでいきたいと思っています。皆様見に来て下さったら嬉しいです。

初日の幕が開いたばかりの頃は、ショーが衝撃的すぎましたが、音量と光の加減の調整と繫ぎに間ができているそうです。
拍手もいれやすくなって、舞台の上の星組生たちと一体感が感じられるそう。
星組生たちも日々進化、深化されているようなので、明日の観劇が楽しみです。

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