こんにちは、くららです。
星組全国ツアー大好評ですね。
星組初参加の暁千星くんが大活躍しています。
「ナウオンステージ」を見て、星組の温かいWelcome体制があるからこそ、暁千星くんも頑張れているのだなと感じました。
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星組の組替Welcome感
今から3年前、舞空瞳ちゃんが花組から星組に次期トップ娘役として、紅ゆずるさん・綺咲愛里さんの退団公演の時に組替しました。
その時も星組生たちの温かいWelcomeに包まれているように思いました。
10か月前には詩ちづるちゃんが、月組から星組に。
組替後の抜擢に応えた大活躍からも、温かい環境の中で育てられていることを感じます。
「ナウオンステージ」で、私が感動した内容をご紹介したいと思います。
礼真琴さんと瀬央ゆりあさんの温かさ
今回の公演は7月29日が集合日で、9月1日が初日でした。お稽古期間は約1か月でした。
礼:「私たちは宝塚と東京とさ、何十回もやってきたけど、この中(約1か月間)で、よくぞここまで(ありちゃんは)さぁ。再演で全国ツアーのお稽古になると、振付というお稽古では無くて、先生からの直しとカタメという所からスタートするから、その先生のお稽古の時点でそこまで持ってきているのが、本当に偉いぞ、スゴイよね」
瀬央:「ほんとうに!」
礼:「集合日の時点でさぁ、主題歌は覚えてきましたって言ってたから、偉いぞ!と思って」
暁:「皆さんが3か月されてきたものに入るのは本当に、こんなにショーで緊張するのは初めてぐらい、緊張してしまって…」
礼:「だろうに。私だったら嫌だもん」
瀬央:「嫌だ、嫌だ!」
暁:「もう半泣きでした。次また覚えなければいけない…」
礼:「そうだよね。全てがさぁ」
瀬央:「この短いお稽古期間の中で」
礼:「元々やっている場面に、みんなと同じ振りを覚えてくるというのとはまた別に、ありちゃん用に新しくつくった場面ってのが、いっぱいあるわけですよ。(指を折って数えながら)」
暁:「大劇場見させていただいて、スパニッシュのすっごい格好良いショーだったので、これに出れるってのがすごい嬉しかったので、もう楽しみです」
その言葉を聞いて、礼さんと瀬央さんは関心して拍手。
ありちゃんはとても照れていました。
短い期間に必死に頑張ってきたことを、こうして共感しながら称えてくれる先輩の存在は、どんなにありちゃんにとって励みなことでしょうか。
しかもスカイステージで放送されるのですから。
暁千星くんは、「もっともっと頑張るぞ」と熱い思いに、さらに火がついたと思います。
・中詰め冒頭、「情熱のバルセロナ」歌とダンス
・中詰め 礼さんと濃厚デュエットダンス、白いフリフリの裾の長いドレスで
・マタドールの歌 6人の娘役さんと
・アデランテ(ロケットの曲)で激しいダンスをしながら歌う。夕渚、天希、蒼舞、希沙と一緒に。
その他、本公演の既存のシーンにも出演
礼:「ショー全体を通して、変わった所って全てありちゃんが担ってくださっているので」
瀬央:「そうですね」
礼:「変わった所の見所というと、暁千星という一択になるなという感じなのですけど」
瀬央:「あのお話を是非聞かせて」
礼:「見所がありまして、観てからのお楽しみみたいな所はあるんですけど、私たち(礼と暁)芝居とは違う形で愛のデュエットをね、させていただいているので。振付の時にね。お互いに緊張してどうしょうって」
暁:「緊張して」
礼:「振付の若央先生と大介先生も、見てて二人の緊張感が伝わってくるのが、それがいいって言って下さって。回数重ねるうちに、ドンドン濃厚に深めていけたらと思います」
ありちゃんのショーでの女役といえば、2019年大介先生の『クルンテープ 天使の都』です。ボブにホットパンツのはつらつとした女装姿(?)は今でもハッキリ覚えています。これも大介先生のショーでした。がっしりとした体格ですが、女役がとっても自然で似合います。
礼さんのおっしゃるように、愛のデュエットはドンドン濃厚になっていくでしょうね。楽しみです。
礼:「ロケットの前の5人のね。イケイケの場面よ」
瀬央:「オンブラマイフから居残って、あのナンバーを」
オンブラマイフは礼さんのアカペラ後のオラシオンたちの激しいダンスシーンです。ロケットの前の「アデランテ」は、激しいダンスをしながら暁さん中心に歌います。
礼:「ノンストップだもんね。アデランテて前向きな曲だものね(アデランテはスペイン語で前へ、先へという意味)」
暁:「あの時の体力が前向きの曲に助けられて」
礼:「そうだよね」
暁:「昨日はちょっと。オンブラやった後にアデランテあるのを忘れてて、体力残っていないと思ったので、体力配分を考えなければいけないなと思いました」
礼:「ありちゃんが昨日、はあっと(体を屈めるポーズをして)なっている姿を見て安心した」
ありちゃんの見どころを全て紹介してくれる礼さんと瀬央さんでした。
そして、体力配分が出来なかったということさえ、安心したと言ってくれるやさしさ。
しかも綺城さんと天華さんとのトークでは、綺城さん、天華さんの良い所を誉めていらっしゃいました。また他のメンバーの方たちの良い所も随所で。
組替してきた暁さんだけを誉めたたえるのではなく、星組生たちの良い所もつかさず誉めて、みんなのことを平等な目でみている礼さん。
紅ゆずるさんがトップスターの時も、組全体が一つにまとまった和気あいあいとした体制が素晴らしいと思っていましたが、礼さんもそのまま引き継ぎ、星組を熱く温かく牽引されていることを感じます。
そして組子一人ひとりを大切にする姿勢が、星組の熱さ、情熱に繋がっているように思います。
激しいダンスと本格的な歌唱のシーンを与えられている暁千星さんは、ポスト礼真琴として星組に組替したことが明確です。
目の前に最高峰のお手本の礼さんがいるので、暁さんの技術はこれからさらに高まっていくことでしょょう。
スカイステージで『夢の音楽会#2 柚希礼音・暁千星』が放送されています。
憧れの柚希礼音さんとトークとデュエットをしていました。
柚希礼音さんの言葉を、スポンジが水を吸収するように聞いているありちゃんでした。柔らかくて謙虚な向上心にあふれていました。
星組という新たな環境の中での、更なる成長が楽しみです。
礼さんのように、技術を極めていけるのではないかと思います。
同期の天華さんの言葉
天華:「『アデランテ』は、暁と夕渚と天希の同期3人と蒼舞、希沙が出ていて、私あの場面大好きで、ガンバレ!と思いながら見ているんですけど。
私も本当は入りたくて、私と有沙も入れてくれと!」
98期は暁、天華、有沙、夕渚、天希の5名が全国ツアー組です。
更にバウホール組の澪乃桜季さんも98期です。
この学年で同期が6名揃っているのは、とても珍しいです。
天華:「ありも来る時にこんなに同期いたら、安心感しか無いと言ってくれていたので。今までタカラヅカスペシャルとか、そういう場面でしか一緒に出れなかった同期が、すごいオーラを纏って星組に来てくれたので、私にとってもすごく良い刺激ですし、いろいろ見て学べる所は学んで、出来たら良いなと思います」
お芝居では、ルイジ・ヴァンパ船長(天華)とベルツッチオ乗組員(暁)で、ストーリーテラーとしてガッツリ組んでいます。
ふたりがイキイキと演技していました。
9年前の宙組公演では、複数の高校生たちと教師で担っていたセリフを二人だけで担っています。
莫大なセリフの量です。
さらに後半は、エドモン(礼)の子分としてのベルツッチオの沢山のセリフと出番があります。
莫大なセリフを覚えるのも、同期という間柄で頑張り合ったのでしょうね。
音楽学校時代のエピソード
昨年の12月に販売された『Xmas Dream Box BD&CD』のBDには、同期との話が披露されていました。
音楽学校の寮の同室は、予科の時は天華えまさん、本科の時は瑠風輝さんだったそうです。
中卒で宝塚に入学したありちゃんにとっては、どちらもお姉さんです。
ありちゃんは寝起きが悪くて二度寝をしてしまいそうになるので、同室の天華さんや瑠風さんは、ありちゃんを起こすのが毎日の日課だったようです。
またありちゃんは、何でもこぼしてしまったり、同期から見たら可愛いほっとけない存在だったそうです。
そんな可愛い存在だったありちゃんが、いまやトップスター候補としてスゴイオーラを纏って星組にやってきたことは、天華さんには良い刺激なのですね。
組によってメイクは違います。
先日発売された暁千星さんのスチール写真は、完全に星組メイクになっていました。
そのメイクを教えてくれたのも、多分星組の同期でしょう。
とてもメイクが馴染んでいたので、ありちゃんも相当研究したのでは?と思います。
その試行錯誤の研究にも同期がつきあってくれたのでは?
私の勝手な想像ですが、路線スターとしてスチール撮影をしている天華さんのアドバイスがあったのでは?と思いました。
そして天華さんご自身も、暁さんの影響を受けて、キラキラとスター性が更に磨かれていくような気がします。
暁千星くんの星組デビューは、本当に大変だったと思いますが、星組に同期が揃っている環境は、とても恵まれていたのではないかと思います。
同期の絆は何ものにも代え難い尊いものだとあらためて感じました。
休演していた紘希柚葉さんが4日から復帰することが発表されました。
待たれるのは、有沙瞳さんの復帰です。
星組デビューした暁千星さんも有沙瞳さんが復帰して、同期5人が揃うことを心待ちにされていることでしょう。
その日がはやくやってきますように。
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