こんにちは、くららです。
楽しみにしていた紅ゆずるさん主演のブロードウェイ・ミュージカル「エニシング・ゴーズ」大阪公演の全日程中止が発表されました。9月17日~26日の予定でした。
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「エニシング・ゴーズ」について
東京の明治座での公演は、10日遅れで8月11日(水)に初日の幕が上がりましたが、お昼の7公演が上演されただけで、公演関係者に陽性者が出たためそれ以降は中止になり、続く名古屋・御園座公演も中止になっていました。
陽性者の人数がかなり多かったので、17日からの大阪公演は大丈夫?と毎日気にしていましたが、やはり中止になってしまって、少なからずショックを受けています。
演出・潤色は原田諒先生。衣裳は有村淳先生と、宝塚でおなじみの方々。
OGは、一路真輝さん、愛加あゆさん、輝生かなでさんもご出演。
「エニシング・ゴーズ」の主演は、初演の1989年は大地真央さん、2013年は瀬奈じゅんさんでした。豪華客船を舞台に、多彩な登場人物が繰り広げるドタバタでハチャメチャなミュージカル・コメディです。原田先生は新演出の意気込みも語っていらっしゃいました。
このようなコロナ禍だからこそ、紅ゆずるさんの明るさとコメディセンスは必要不可欠だったのに!
紅さんも、自分のリノを作ろうと気合を入れていらっしゃいました。舞台映像がいろいろ公開されていて、観劇できる日を心待ちにしていました。本当に観たかった!
キャストやスタッフの皆さんはどんなに落胆されていることでしょう。特に座長の紅さんのことを思うと、心が辛いです。
博多座で、9月30日〜10月5日に上演予定です。何とか上演できたらと切に願いますが、出演者の多い公演なので、お稽古期間など考えると、難しい面もあるかもしれません。
関係者の皆様のご健康と、紅さんのご活躍を願っています。
伝説のコンサート第四弾「REON JACK 4」9月11日開幕
紅さんの公演中止の記事に並んで、柚希礼音さんのコンサートの記事が掲載されていました。
初日は日替わりゲストとして夢咲ねねさんが出演され、二人の写真が添えられていました。現役時代と変わらない名コンビ。
退団後2016年『REON JACK』、2017年『REON JACK2』、2018年『REON JACK3』。
2021年9月、『REON JACK4』は、3年ぶりの開催です。
当時は「やりきった!もうこれ以上のものは作れない!」と思われたそうですが、コロナ禍で主演ミュージカルが次々に延期や中止になる中、ファンとのつながりを今一度感じるために、今回のコンサートを決意されたそうです。
【東京公演】TOKYO DOME CITY HALL
日程:2021年9月11日(土)・12日(日)
【北九州公演】北九州芸術劇場 大ホール
日程:2021年9月18日(土)・19日(日)
【大阪公演】梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
日程:2021年9月23日(木・祝)~26日(日)
9月12日(日)17:00公演は、ライブ配信があるようです。
(花組の全国ツアーの配信と重なってしまう部分があるのが少し残念です)
この公演に合わせて「最近キュンとしたのはどんな時?」という記事がwebに掲載されていました。
私は下記の記事にとても感動しました。
Q7.最近キュンとしたことはありましたか?
キュンとはちょっと違うんですが、刺激を受けたのは礼真琴さんのコンサート。宝塚らしさを感じさせてくれる名曲の数々に、素晴らしい声で歌い上げるミュージカルナンバー。心が震えるコンサートに、たくさんの刺激をもらいました。引用CLASSY.[クラッシィ]
礼真琴くんのコンサート『VERDAD!!』を7月6日にご覧になって、ご自身のインスタでも礼真琴くんのことを大絶賛されていたことを覚えています。
礼真琴くんにとって、誰にほめられるよりも、憧れの人・柚希礼音さんにほめられることが一番嬉しいことだと思います。
礼真琴くんと柚希礼音さんとの関係性
初観劇から憧れの人に
真琴くんが宝塚を初観劇したのは2005年10月、当時星組2番手だった安蘭けいさん主演の「龍星」(日本青年館公演)。柚希さんは李霧影役で出演されていました。
李霧影役の柚希礼音さん観て、「この人と一緒に舞台に立ちたい!」と思ったそうです。
宝塚初観劇で柚希さんと運命的な出会いをしたのですね。
そこから真琴くんは宝塚受験のためにレッスンに励むようになりました。
2007年、95期生として宝塚音楽学校に1度で入学。
2009年、宙組『薔薇に降る雨』『Amour それは…』で初舞台。
芸名は、柚希礼音さんから、「礼」をもらって、礼真琴。
2009年5月、星組に配属。
星組のトップスターは、柚希礼音さんでした!
しかも、柚希さんがトップお披露目をする『太王四神記 Ver.II』から星組に配属になったのです。
「この人と一緒に舞台に立ちたい!」と宝塚に入団して、初舞台公演を終えてすぐに「一緒に舞台に立ちたい!」と思った柚希さんがトップとして始動する星組に配属されるなんて、なんと運命的なのでしょう。
『VERDAD!!』のトークから
私が『VERDAD!!』を観劇した日は、同期の瀬央ゆりあくんとの同期トークでは、組配属の話が語られました。
配属発表があったその日に、星組配属者は、星組の「太王四神記」のお稽古場に直行したそうです。
既に星組のお稽古は始まっていて、初日が6月26日(金)だったので、急ぐ必要があったのでしょう。
お稽古場に入ると、壁で倒立してる人、腕立てふせしている人、腹筋で鍛えてる人など、まるでアスリート集団。しかも韓国ものなので、全員黒髪。
王子さまの集まりのような宙組で初舞台を踏んだので、あまりの違いに戸惑い、「この先やっていけるかな?」と思っていると、雪組から組替してきたばかりの凰稀かなめさんが「私も星組1年生だから大丈夫」と慰めてくれたと話されていました。
この同期トークで柚希礼音さんについては語られませんでしたが、お稽古場に行った時は、トップスターの柚希さんがいらっしゃることに、真琴くんはドキドキウキウキだったことでしょう。
真琴くんの星組生としての第一歩が、柚希礼音さんのトップスターとしての第一歩と同じであることにも、運命的な関係性を感じますね。
初めての星組の舞台で、武闘大会のようなシーンで、真琴くんは柚希礼音さんに飛びかかるメンバーの1人で、「初共演」と言えるかどうかわかりませんが、同じ舞台上の至近距離を経験したそうです。
2010年7月博多座/梅田芸術劇場公演「ロミオとジュリエット」で「愛」役に大抜擢。研2です。
この「愛」から、礼真琴という名前が認知されていきました。
2011年4月 「ノバ・ボサ・ノバ/めぐり会いは再び」でビーナス役。新人公演はルーア神父役。
2011年11月「オーシャンズ11」で、歌の多いカジノの歌手マイク役。新人公演は、ライナス役。(本役:真風涼帆)
2012年3月、柚希礼音スペシャルライブ「REON!!」に出演。
2012年11月、『宝塚ジャポニズム〜序破急〜』『めぐり会いは再び 2nd〜Star Bride〜』『Étoile de TAKARAZUKA)』
ルーチェ役が今度の本公演『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人-』に繋がっていきます。このルーチェ役は、夢咲ねねさんの弟で、憧れの柚希礼音さんの義理の弟という間柄でした。
『Étoile de TAKARAZUKA)』の新人公演では、本役が柚希さんのスコルピオ、ロワ・ド・エトワールを演じていました。
2013年5月「ロミオとジュリエット」研5ながらメインキャストのベンヴォーリオと愛を役替わり。
ベンヴォーリオは、10期離れている柚希さんの友人役です。嬉しい反面緊張もあったでしょうね。そして新人公演初主演のロミオ!
2013年9月、「REON!!Ⅱ」出演。真っ白な衣装で柚希礼音さんとパパラギのデュエットダンスを踊っていました。真琴くんが娘役で。
「一緒に舞台に立ちたい!」という思いが、デュエットダンスとして実現!
2014年1月、『眠らない男・ナポレオン』 新人公演2回目の主演、ナポレオン。
2014年5月、『かもめ』でバウホール初主演。(研6)
2014年7月、『The Lost Glory-美しき幻影-』新人公演でイヴァーノ・リッチ(本役:柚希礼音)轟悠さん特出のため主演ではありませんでした。初の悪役に挑戦。
2014年11月、『風と共に去りぬ』(全国ツアー) スカーレット役、初ヒロイン。柚希礼音スーパー・リサイタル『REON in BUDOKAN〜LEGEND〜』を別箱でやっていましたが、真琴くんは出演できませんでした。本音はヒロイン役より柚希さんのリサイタルに出演したかったでしょうね。
2015年2~5月、柚希礼音さんサヨナラ公演『黒豹の如く』新人公演3回目の主演。
ショー『Dear DIAMOND!!』では、柚希礼音・紅ゆずる・真風涼帆の3人の男役と、夢咲ねね、礼真琴、綺咲愛里の3人の娘役がペアを変えてデュエットダンスをするシーンがあって、柚希礼音・礼真琴のデュエットシーンがサヨナラ公演でも実現しました。
柚希礼音さんのサヨナラ公演の役が、新人公演の最後の主演というのも運命的です。
新人公演の挨拶で、「柚希さんの最後のお役をさせて頂けることが本当に幸せです」と涙ながらに話されました。
2015年5月10日付で柚希礼音さん退団。
まるでつくられたドラマのような、柚希礼音さんと礼真琴くんの関係性でした。
この二人の関係性を知っているので、柚希礼音さんがご自分のコンサート「REON JACK 4」の関連インタビューで、「礼真琴さんのコンサートに心が震え、沢山の刺激を受けた」と仰っていることにとっても感動したのです。
憧れの人、尊敬する人に、刺激を与えられるほどのスターに礼真琴くんは成長したのですね。
プレお披露目公演の『ロックオペラ モーツァルト』から、礼真琴くんのスゴイ実力には、唖然として感動するのみでした。
そして真琴くんの実力は天井知らずで、どこまでも上にいっています。
『柳生忍法帖』『モアー・ダンディズム!』では、またどんな感動を味合わせてもらえるのか。楽しみです。
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