話題になっていた週刊文春、早速買ってきて読んでみました。
「何が問題なの?」これが私の率直な感想です。
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いろんな意見の方がいらっしゃると思います。
礼真琴くんと同年代の子をもつ、40年以上古参の宝塚ファンの、「おばちゃんブログ管理人」の思いを書かせていただきます。
週刊誌の内容について
宝塚次期トップスターを襲った「ビキニギャル写真」流出』というタイトル。
「ワイド熱闘スクープ」という7つの記事のひとつで、1ページ欠けるぐらいの記事内容です。
写真も「歌劇の礼真琴君の表紙」にごく小さい「水着を着た写真」と「ギャルメイク」の真琴君の写真だけで、わら半紙に印刷されているので鮮明ではありません。。
内容も、入団4年目の頃の友人のツイッター投稿を、最近誰かがリツイートして、ネット掲示板などで話題となり、拡散しているということ。
流出写真も随分前からツイッターに掲載されていたもので、このタイミングでファンの目にとまってしまったという説明。
その写真も、若者が友だちと一緒に撮る一般的なもの。友だちと一緒にカメラの前で茶目っ気を出すのは普通。
世の中のほとんどの人がその写真を目にしても、何の問題も感じないでしょう。
友だちが以前から掲載していたごく普通の写真が流出しただけ
一人が「タカラジェンヌ」しかも「トップ就任が予定されている宝塚のスター」であったことから、問題視されただけ。
「宝塚歌劇団にいま、波紋が広がっている」という表現が雑誌に使われていましたが、「宝塚に波紋が広がっているか?」と、私は疑問に思いました。
この「写真の流出」については以前から知っていましたが、問題視するようなことでは無いと私は受け止めていました。
この件を知ってから、まこっちゃんを応援したくて、ブログに書く回数が増えました。
昨日もブログで「星組一番の泣き虫 礼真琴くん」と書きました。
こんなことで、まこっちゃんに悪いイメージがつくのは、「対岸の火事」のように私は感じています。
地元の学生友だちと羽を伸ばすのは当たり前
私には同年代の息子がいます。公立中学出身でクラブの友だちは、高校、大学はそれぞれ違う所に進学しました。
年末年始、夏休みなどには、友だちが地元で長時間集まるのが恒例で、息子の楽しみな年間行事の一つでした。
(就職してからは、みんな時間の融通がつかなくなってしまったようで集まっていません。)
宝塚には同期がいますが、地元の友だちと交流できるのも、良い骨休みになると思います。
昔ながらの友だちがいるのは、素晴らしいことだとも。
友だちが集まったら、「写メ」を撮って思い出に残すのは当たり前。
その写真が意図せず流出してしまったことが、問題。
この流出元の友だちも、決して悪気があったわけでは無く、当時の物をそのまま残していただけで、現在の状況になって、心を傷めているのではと思います。
こっちゃんは、やさしい性格なので、その友だちを責めることもせず、ひたすら自分を叩いているのでは。
この5年で「SNS」事情が変化し、何よりも真琴くんがスターになってしまったことから、今回の問題に繋がってしまいました。
加害者はいなくて、みんなが被害者だと思います。
雑誌の中にはファンの間では「陰謀論」まで飛び交っていると書かれていましたが、「宝塚はそんな汚い世界ではない」と信じています。
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イメージについて
宝塚にはすみれコードというものがあり、「清く、正しく、美しく」という伝統が大切にされています。
架空の世界を夢見るためには、スターは夢見れる存在でなければなりません。
今回の流出した写真で「イメージがこわされた」という方もいらっしゃるようです。
人の受け止め方はそれぞれなので、私には問題が無くても、ダメージに感じた方もいるのでしょう。
現在は「スカイステージ」で、タカラジェンヌたちが、グルメリポートで食べている姿も映し出されていますが、少し前までは、「食べる姿」でさえ「NG」だと言われていました。
タカラジェンヌは、「霞を食べているような存在」とかつては言われていましたが、「今の時代」にそんなことを信じているファンはいません。
「すみれコード」というものは、時代の変化とともに、変化し続けているように感じています。
礼真琴くんもファンの目に触れる所では、イメージを守ってきていました。
男役タカラジェンヌは、ファンの目にふれる「入り」「出」では、イメージを裏切らないように努めていらっしやいます。
不幸にも流出してしまった過去の写真など、記憶の中から葬り去ったらいいと、私は思います。
宝塚の世界で「礼真琴」として存在している姿だけが、礼真琴。
宝塚の衣装の露出度について
「ビキニ姿」が問題になっていますが、舞台上でのタカラジェンヌのハイレグのダルマ姿など、半分お尻が出ているのでは?状態です。
特に男役さんが露出の多い状態で銀橋に出てくるのなど、ご本人もかわいそうと私は勝手に感じたりしていました。
客席降りも、娘さんは露出の多い衣装の時もあって、男性の観客も少なからずいらっしゃるので、そのあたり私がそのタカラジェンヌの身内であったら、気になるところです。
「清く、正しく、美しく」の舞台を届けようとしても、それを違う視点で見ている男性ファンはいるでしょう。
外部の舞台に合わせて、タカラジェンヌの舞台上での露出が増えてきています。例えば「オンザタウン」の美園さくらちゃんの衣装。
このあたりの事、ずっと気になっていたことなので、ついでに書きました。
「清く、正しく、美しく」がモットーなら、衣装のあり方についても考えて欲しいと思います。
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文春の記事の見解について
宝塚の広報担当の、「お騒がせしていますこと、誠に申し訳なく思っております。」というコメントがあるものの、これは劇団としての「謝罪コメント」では無いと思います。
世間の一部が勝手に騒いでいることであって、これには劇団の責任は何もありません。
「本人も深く反省しているところであり」とありましたが、まこっちゃんが一番傷ついている状態だと思います。
宝塚の広報担当のコメントの締めくくりが、「舞台上のパフォーマンスを通して信頼を回復する所存です」という回答。
文春の記事の締めくくりが、『この逆境をバネに大輪の花を咲かせてほしい』でした。
大輪の花を咲かせてほしいのなら、「書くなよ」というところですが、週刊誌もネタ不足なのでしょう。
タイトルからして「次期トップスターを襲った」なので、被害者的な言い回しでした。
深刻なことでは無く、「SNSの写真」など、気をつけましよう、という「写真の扱いに対する警告」と受け止めていいのではないでしょうか。
どんどんせちがらい世の中になってきています。
こんなことで貴重な逸材をつぶしてはならない
礼真琴くんほどの3拍子の実力のともなった逸材はなかなかいません。
「宝塚の宝」と言っても、過言ではないでしょう。
トップスターになっての活躍が、大いに期待できます。
昨日の千秋楽でみた、まこっちゃんのやつれきった、やせ細った姿が不憫でした。
退団公演を盛り上げよう、退団者との別れの寂しさを乗り越えて頑張うとしている所に、今回の件が勃発して、筆舌に尽くしがたい心労があるのでしょう。
星組トップスターの紅ゆずるさんは、人の心に寄り添うのが当たり前の、懐の深い、やさしさをお持ちの方です。
誰よりもこっちゃんのことを心配し、励ましていらっしゃると思います。
今回こっちゃんは、ディナーショーチームに入っていないので、東京公演のお稽古開始まで、休める時があるのでしょうか。
どうか休息して、沢山食べて、心身ともに元気になって欲しいです。
こっちゃんを応援しているファンが大半だと思いますので、自信をもって、これからも頑張って欲しいと思っています。
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