こんにちは、くららです。
本日24日発売の「文春」に、「宝塚は刑務所」 男役スター候補「暴露」のカゲキな中身という記事が出ています。
夫が時々購読しているので、読ませてもらいました。
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雑誌の中ほどにある「ワイド スクープ ドラフト会議」というタイトルの6記事のうちの一つに、この記事がありました。
亜蓮冬馬さんのについて
この男役スターとは、元花組・99期、亜蓮冬馬さん。「あんり」さん。
昨年12月に「CASANOVA」の集合日付で退団されました
昨年夏の「MESSIAH -異聞・天草四郎-/BEAUTIFUL GARDEN」で怪我のため途中休演し、ファンが怪我からの回復と復帰を待ち望む中、舞台での退団挨拶もないまま集合日で退団されました。
若手男役として活躍を期待していただけに、ショックを受けたファンの方も多いと思います。(私もその一人です)
その後インスタでお元気なことがわかり、今年の5月から 「元タカラジェンヌあんり」ユーチューバーとして活動していました。
はじめた頃は、「彼氏」との日常的なYoutubeでした。
しかし10月頃より「宝塚」に関するのYoutubeネタになっていきました。
Youtubeのタイトル例
【衝撃】宝塚退団の本当の理由についてお話しします。
【1年目の試練】宝塚音楽学校は刑務所だった。
【暴露】宝塚音楽学校の受験に潜む罠と闇
過激なタイトルでつりながらも、内容はタイトルほど酷い内容ではありません。
しかし「すみれコード」越えも多々あるように思いました。
ここ最近は「星組」「雪組」「月組」に関しての内容になり、全体の組の感想と、同期生についての紹介で普通の宝塚紹介でした。
批判があったのか、過激さはトーンダウンというか、無くなった印象をもちました。
宝塚ファンの間で、彼女の宝塚関連のYoutubeが次第に問題になって、騒がれるようになっていました。
宝塚の曲やロゴなどを無断で使用しているのも、問題です。
あんりさんについてブログ記事を書けば、彼女の YouTuber活動を宣伝することになると思ったので、私は静観していました。
しかし「文春」の記事になってしまったので、世の中の人が多く知ることになりました。
今回ブログの記事にさせていただきました。
文春の記事の内容について
現在彼女のYoutubeが過激な発言を連発し、炎上している。
亜蓮冬馬さんについての経歴紹介
(新人からすぐに「路線スター候補」という説明も。)
ファンの声
(全く同意するファンの方の声でした。)
知人の話
裕福な家庭に育ったのでお金に困っているわけでなく、ユーチューブは単に趣味で始めたそう。
今は大好きな乗馬をしたり、台風被害にあった長野にボランティアに行ったりしている。
今後はケアマネージャーの仕事を始めるようです。引用(週刊文春2019年10月24日発売号より)
ケアマネージャーとは、資格の必要な介護関連の仕事です。
資格の中でも「5年以上の職務経歴」が必要な、最も簡単にとれない資格の一つと言えます。
知人の方は、何か別のお仕事と勘違いされているのでしょう。
宝塚に動画への見解を問うと
記事では「宝塚」とありましたが、「宝塚歌劇団」と解釈しました。
「既に退団しているため。コメントは差し控えさせていただきます」と回答があったよう。
本人への取材申し込みへの返答
「すみません。話題になっているみたいですけどあまり気にしていません。また将来的に取材していただけたら嬉しいです!よろしくお願いします!」
文春の記事にまでなるのに、反省の思いが無いことは、残念に思いました。
文春記事のしめが「カゲキさもほどほどに」でした。
今回のことについて思うこと
文春の記事になることで、あんりさんのユーチューブ活動は終息を迎えるのかな、と思いました。
しかし記事を読むと、本人が「気にしていない」つまり問題意識を持っていないようです。
ユーチューブのお話の中では、あんりさんは同期と仲が良いようで、現在も交流があるようです。
宝塚の同期との絆は、何よりも深いもののようです。
そういう方面から、常識的なアドバイスが届くのでは、と思います。
届いているからこそ、最近の「組」についての内容のものなどのように、過激さの全くない一般的な「宝塚語り」になっているように感じます。
そしてあんりさんのお話を通して、宝塚を決して嫌いではない、まだ愛していることを感じます。
今回の記事を通して、宝塚ネタをご本人の意思でやめてくれるのでは無いか?と期待したいです。
宝塚を支えている宝塚愛
先日の紅ゆずるさんの退団を通して、「宝塚愛」というものを再認識させてもらいました。
「宝塚を心から愛して、心が震えるほど愛する場所で過ごせたことを感謝し、美しい宝塚がいつまでも永遠でありますように」、と紅さんは去って行かれました。
「宝塚ほど愛にあふれた空間は、他に無い。宝塚は本当に素晴らしい所」とも仰っていました。
如月蓮さんもご挨拶の中で「宝塚が美しいのは、宝塚を愛する人の心が美しいから、愛情にあふれる素晴らしいこの場所で…」という内容を話されていました。
宝塚を卒業をされる方は、皆口を揃えて「宝塚は美しい」「宝塚には愛が溢れている」と語って、卒業されていきます。
宝塚は序列の世界でありますが、「学科の試験」のように明確に数字にあらわせられない分野の成績です。
さらに「スター制度」も誰もが納得する形で成り立っているわけではありません。(どこの社会でも平等なものはありませんが)
そういう世界では、苦しいことも辛いことも悔しいことは日常茶飯事にあって当たり前でしょうが、最後に「宝塚は美しい」と言える、「宝塚の愛にあふれている世界」は、素晴らしいと思います。
あんりさんの周りにいる同期には、この「宝塚愛」があると思います。
その同期と接触があるなら、あんりさんも「宝塚愛」に立ち返って、今後さらにユーチューバーとして、元タカラジェンヌとして軌道修正されていくと信じたいです。
宝塚を愛している人は「推せないジェンヌ」はいない
週刊文春デジタルでは、ファンが本当に「推せるジェンヌ」、推すにはもう少し頑張ってほしい「推せないジェンヌ」のアンケートを募集しているようです。
こういうアンケートは、全く宝塚ファンの意向にそっていないと感じます。
宝塚歌劇には「スターシステム」があり、序列がありますが、それは人気投票とは全く違うものだと認識しています。
「スターシステム」は、劇団がつくるものであり、根拠のないアンケートで、それが変化することなど無いでしょう。
「推し活」という言葉を以前に劇団が使った時に、ファンから批判と反発の声があがり、すぐに消えました。
宝塚に「推す」という言葉は、相応しく無いように思います。
「推す」では無く、応援する。
まして「推せないジェンヌ」とは、「応援できないいジェンヌ」ということ?
「推せないジェンヌ」をアンケートで集計して、名前があがってきたとして、それに何の意味があるのでしょうか?
そこに名前があがるだけで、悲しい思いをする人が増えるだけ。
そんな悲しい人をあぶりだすためのアンケートは、いらないと思います。
タカラジェンヌは「お客様に喜んでいただく」という使命をもって「夢の世界の舞台」を魅せてくださっています。
観客は、その「夢の世界の舞台」があるからこそ、辛い、苦しい時も頑張ることができています。
宝塚には沢山のスターさんがいて、好きなスターも人それぞれ。
「宝塚愛」は、数字化するもので無いと思います。
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